シラバス情報

授業科目名
国際ロジスティクス論
学年
2年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
石井 伸一
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
国際ロジスティクスとは財・サービスが国境を超え、生産者から消費者へと届けられる輸配送システムである。基本的な概念を理解し、その構成要素である貿易論、国際物流論、情報ネットワーク論、国際ロジスティクス関連企業論等の視点から国際ロジスティクスを理解できるようなること。

Webex ミーティングの録画: 国際ロジスティクス論-講義概要--20220322
パスワード: dQ8apUqv
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=27860a714f4f2f545456f56c0d18a571
授業の概要
ロジスティクスとは必要とされる財・サービスをオンタイムに届けるしくみである。「国際」とつくのは、このしくみが国境を超えるからである。地球には資源が偏在している。他方で、消費地は北半球の先進国を中心に特定の地域に限られている。ロジスティクスの基本的な概念について講義し、そのうえで、国境を超えることの意味、国内で閉じた場合とどのような点で異なるのか?を解説したうえで、実際には世界地図をみながら、貿易論的、物流論的、情報ネットワーク論的な視点から国際ロジスティクスを見ていく。また、国際ロジスティクスをビジネスとする企業を取り上げ、一般的な企業との違い、また日本企業と海外の起業との違いなどを中心に、主に以下の内容について解説していく。
① 貿易
② 物流
③ 情報ネットワークと情報交換(EDI)
④ 国際ロジスティクスビジネス


授業計画
1回
1. 国際ロジスティクスとは何か?オリエンテーション
到達目標:国際ロジスティクスとは何か、講義の範囲。
事前学習
インターネット検索等により、国際ロジスティクスについて検索し、読んで自分が一番しっくりくるものをA4半ページ、1行40字で20行以内でまとめておくこと
事後学習
授業内容の復習

2回
2.貿易、国際商取引
到達目標:貿易、国際商取引、輸出入について理解する
事前学習
日本の貿易額、主な貿易品目について調べておくこと(輸出と輸入とで異なるので注意)
事後学習
授業内容の復習

3回
3. 国際物流とロジスティクス
到達目標: 輸送モード(陸海空)について理解する
事前学習
国際物流を担う陸運もしくは海運もしくは空運会社を選び、そのホームページから事業概要を調べまとめておくこと(2−3社)
事後学習
授業内容の復習

4回
4. 外航海運
到達目標:日本の外航海運産業が果たしている国際物流ネットワークについて理解する
事前学習
邦船三社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)それぞれの事業内容を調べ、比較しておくこと
事後学習
授業内容の復習

5回
5. 国際航空輸送
到達目標:空運(航空輸送)の役割について理解する
事前学習
ANA Cargoもしくは大韓航空の航空貨物輸送部門について事前に調べておく
事後学習
授業内容の復習

6回
6. クロスボーダー鉄道
到達目標:EU域内鉄道網、北米鉄道網、シベリア鉄道、チャイナランドブリッジ、東南アジアの鉄道網等国際鉄道輸送について理解する。
事前学習
世界最大の鉄道会社はどこか?売上、従業員、資本金等でそれぞれ異なる。事前に調べておく
事後学習
授業内容の復習

7回目
7. クロスボーダートラック
到達目標: トラックで輸送される国際間輸送について理解する。
事前学習
国境を超える際に必要となるクロスボーダートラックの手続きとは何が必要か、事前に調べておく
事後学習
授業内容の復習

8回
8. ロジスティクスと情報ネットワーク
到達目標:国際ロジスティクスの情報システム、情報ネットワークにはどのようなものがあるのかを学ぶ
事前学習
国際ロジスティクスに関連する情報システムを事前に調べておくこと
事後学習
講義内容の復習

9回
9. 国際ロジスティクスのプレイヤー
到達目標:フォワーダー、キャリア、NVOCCなど主たるプレイヤーとその役割について理解する
事前学習
フォワーダーとは何か、NVOCCとは何か事前に調べておくこと
事後学習
講義内容の復習

10回
10. インテグレータービジネス
到達目標:インテグレーター(FedEx、UPS、DHL等)のビジネスについて理解する
事前学習
DHLは日本のJPとはどこが違うのか?事前に調べておく
事後学習
講義内容の復習

11回
11. 国際ロジスティクスの実際(海上輸送を利用したケース)
到達目標:海上輸送による日本発着の国際輸送のしくみを理解する
事前学習
前の講義で指示した文献を事前に読み込んでおく
事後学習
講義内容の復習

12回
12. 国際ロジスティクスの実際(航空輸送を利用したケース)
到達目標:デルモデルと言われる究極の無在庫国際配送ネットワークや越境e-commerceのしくみについて理解する
事前学習
前の講義で指示した文献を事前に読み込んでおく
事後学習
講義内容の復習

13回
13. 国際ロジスティクスとサプライチェーンマネジメント
到達目標:国際ロジスティクスがグローバルサプライチェーンマネジメントにおいて重要な役割を果たすことを理解する
事前学習
前の講義で指示した文献を事前に読み込んでおく
事後学習
講義内容の復習、試験の準備

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への参加・取組:20%
小テスト:50%
期末試験(課題やレポート)30%


課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
当日または次回授業内で解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業中に配布する
-
-
-
-
参考文献・推薦図書
ロジスティクス入門、中田信哉、日経BP社、830円+税
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ