シラバス情報

授業科目名
病院機能特論演習
学年
5年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
額賀 路嘉、三浦 剛、北村 昭夫、平田 隆弘
授業形態
授業で主に使用する言語
【言語】日本語/Japanese
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本特論を通じて、多様な患者背景に対応できる感染に強い薬剤師を目指します。単なる感染制御にとどまらず、妊娠、がん、HIV感染、精神疾患など多様な患者背景を持つ方が感染症にかかった時にどう対応するかについても考えます。薬剤師としての職能を発揮するために必要な知識を修得することで、薬の専門知識を有する医療従事者として相応しい資質を身につけることができます。
6年生は、2022年度の5月から7月(9月)に集中して開講する予定です。2022年度の5年生対象の講義は、原則、6年生対象の講義のオンデマンドが中心になる予定です。

本講義を通じて、以下の新しい薬学コアカリキュラムの目標に到達できることを目的とする。                                    
A05402 栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、感染症対策チーム等の院内多職種のチーム医療における薬剤師の業務内容を知り、薬剤師の役割について概説できる(討論する)。
A05403 ICU、手術部、放射線部などの病院内の他部門における専任薬剤師の業務内容を知り、薬剤師の役割について概説できる(討論する)。
A05405 院内のリスクマネジメントに関するジェネラルリスクマネージャーの役割、医薬品に関する安全管理について理解し、その中での薬剤師の役割について概説できる(討論する)。
E20701 薬剤に関わる緊急安全性情報等の入手方法と院内への情報提供紙を作成できる。
E23301 薬剤に関わる病棟からの問い合わせに対して、情報を収集し、適切な形で回答を提供できる。
F17601 災害医療における薬剤師の役割を理解し、演習において実践できる。
J20601 治験におけるコーディネート部門における薬剤師の役割を理解し、申請の流れ、薬剤管理などの薬剤部の業務内容と役割について概説できる(討論する)。
J21183 症例を通して、薬剤指導管理業務における薬効と副作用発現の有無の確認方法について理解し、提案すべき処方内容を討議する。
J21401 1. がん化学療法において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を討議する。(技能・態度)
J21402 がん化学療法において専門的に対応する薬剤師の薬物療法(⇒業務内容)を知り、症例における対応方法を討議する。
J21403 精神科領域において専門的に対応する薬剤師の薬物療法(⇒業務内容)を知り、症例における対応方法を討議する。
J21404 感染制御領域(HIVを含む)において専門的に対応する薬剤師の薬物療法(⇒業務内容)を知り、症例における対応方法を討議する。
J21405 妊婦・授乳婦に専門的に対応する薬剤師の薬物療法(⇒業務内容)を知り、症例における対応方法を討議する。
J21501 2. 精神科領域において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を討議する。(技能・態度)
J21601 3. 感染制御領域(HIVを含む)において専門的に対応する薬剤師の薬物療法を討議する。(技能・態度)
J21701 4. 妊婦・授乳婦に専門的に対応する薬剤師の薬物療法を討議する。(技能・態度)
J21801 6. 施設において専門領域(救急医療、腎臓病薬物療法、褥瘡治療、医薬品情報等)で活動する薬剤師業務を討議する。(技能・態度)
J21802 施設において専門領域(救急医療、腎臓病薬物療法、褥瘡治療、医薬品情報等)で活動する薬剤師業務を知り、症例における対応方法を討議する。

※授業についての質問はmanabaを活用してください。
授業の概要
【必修】【学部独自】
【英語科目名】Advanced Studies for Hospital Pharmacists caring Patients with a certain Disease Background
【言語】日本語/Japanese
【授業内容】実践的に感染に強い薬剤師になる基礎からスタートし、患者背景に応じた抗菌薬の選択、ワクチン接種などの注意点、自然災害避難所での感染防御対策、感染制御の現場で活躍中の外部講師を招いた講演などを予定。病院実習で様々な経験を積んできてください。現場で活躍中の外部講師と意見交換できる機会も持ちます。講師都合などにより講義予定が変更される場合があります。アナウンスに注意してください。
【授業形態】 講義、演習、SGD (対面、オンラインについては、大学の方針に従う。)
【事前・事後学習】関連する低学年での基礎科目の復習を行う(各2h)。例:薬理学、薬物治療学、微生物学、医薬品情報学、病院・薬局事前学習、薬局・病院実務実習等
【実務経験のある教員】あり

授業計画
1回
第1回〜第3回   臨床推論、専門薬剤師制度とチーム医療、病院薬剤師 【担当】 三浦 A05402 A05403 A05405 J20601 E20701
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

2回
第1回〜第3回   臨床推論、専門薬剤師制度とチーム医療、病院薬剤師 【担当】 三浦 A05402 A05403 A05405 J20601 E20701
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

3回
第1回〜第3回   臨床推論、専門薬剤師制度とチーム医療、病院薬剤師 【担当】 三浦 A05402 A05403 A05405 J20601 E20701
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

4回
第4回〜第5回 細菌の基礎と耐性菌・抗菌薬・抗ウイルス薬【担当】 額賀 
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

5回
第4回〜第5回 細菌の基礎と耐性菌・抗菌薬・抗ウイルス薬【担当】 額賀 
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

6回
第6回〜第7回 感染症から見た各分野における対応、注意点について【担当】北村 F17601 J21401 J21402 J21403 J21501 J21405 J21701 J21601 J21404
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

7回目
第6回〜第7回 感染症から見た各分野における対応、注意点について【担当】北村 F17601 J21401 J21402 J21403 J21501 J21405 J21701 J21601 J21404
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

8回
第8回〜第9回 抗菌薬使用の注意点(投与設計、副作用、適正使用) 【担当】 平田
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

9回
第8回〜第9回 抗菌薬使用の注意点(投与設計、副作用、適正使用) 【担当】 平田
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

10回
第10回 外部講師による臨床での取り組み(1) 【担当】 平田(外部講師) J21801 J21802
事前学習
事後学習

11回
第11回 外部講師による臨床での取り組み(2)、 薬剤師さんを交えた討論会(座談会) 【担当】 平田(外部講師) J21801 J21802
事前学習
事後学習

12回
第12回〜第13回 症例の検討、発表、まとめ、レポート 【担当】 全員 J21183 E23301
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

13回
第12回〜第13回 症例の検討、発表、まとめ、レポート 【担当】 全員 J21183 E23301
【主な学習方法】講義・演習・SGD
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価

各回の講義、演習等における課題レポートを評価する(40%)。最終日の発表会(20%)、総合レポート(40%)も加味して評定をつける。授業の出席に関しては正当な理由がない限り全出席を原則とする。出欠状況、授業態度に関して著しく悪い場合は減点処置を行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリント等の資料を配布する。
参考文献・推薦図書
「感染制御標準ガイド」 小林寛伊 総監修 じほう社
微生物、免疫(生体防御)、衛生学、薬物治療学など関連講義で使用したテキスト  
研究室
東金キャンパス・薬学部 K棟3階・ K305 号室 (平田)
東金キャンパス・薬学部 K棟3階・ K304 号室 (北村)
東金キャンパス・薬学部 K棟4階・ K407 号室 (額賀)
東金キャンパス・薬学部 M棟1階・M102 号室 (三浦)
オフィスアワー
平田居室:K棟3階 K305 オフィスアワー 水曜日4限5限
額賀居室:K棟4階 K407 オフィスアワー 月曜日の昼休み(12:40〜13:30)、月曜3限
三浦居室:M棟1階 M102 オフィスアワー 火曜日と水曜日の昼休み(12:40〜13:30)
北村居室:K棟3階 K304 オフィスアワー 水曜日と木曜日の昼休み(12:40〜13:30)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ