シラバス情報

授業科目名
基礎理学療法学演習
学年
2年
単位数
1単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
桑江 豊
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・運動療法の目的を理解する。
・運動療法を行う上でのリスク管理を理解する。
・種々の機能障害や能力低下について理解する。
・各種治療方法の目的を理解し手技を実行できる。
授業の概要
授業形態:演習
内容:
種々の疾患に共通する機能障害(関節可動域制限、筋力低下、筋緊張異常、持久力低下、感覚異常、姿勢異常、バランス・平衡機能低下)や能力低下(起居・移動能力やセルフケア能力)に対する基本的な運動療法について学び、実践する能力を養う。
英語科目名:Practices in Fundamentals of Physical Therapy
授業回数:13回

授業計画
1回
講義全体の紹介,関節可動域制限に対する運動療法の概要
内容:関節可動域練習の概要を講義するとともに、その手技について演習する
事前学習
[事前学習]テキストP186〜202までを熟読し、関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP186〜202の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

2回
2.筋(軟部組織)の伸張を中心とした関節可動域拡大のための運動療法
内容:ストレッチの理論的根拠と講義し、その手技について演習する
到達目標:各種ストレッチについての実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP202〜212までを熟読し、筋(軟部組織)の伸長を中心とした関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP202~212の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

3回
3.関節の動きを意識した関節可動域拡大のための運動療法
内容:関節包内運動を講義するとともに、モビライゼーション技術の一部を演習する
到達目標:モビライゼーション技術について理解し、その一部を実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP212~218までを熟読し、関節包内と関節可動域運動の基礎について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP212~218の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

4回
4.筋力トレーニングの概念
内容:筋力トレーニングの概要を講義し、具体的なトレーニングを演習する
到達目標:筋力トレーニングの理論を理解する
事前学習
[事前学習]テキストP221~237までを熟読し、筋力トレーニングの原則と効果、姿勢と筋活動について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP221~237の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

5回
5.非荷重位での筋力トレーニング
内容:非荷重位での筋力トレーニングの理論的根拠を講義し、その手技について演習する
到達目標:非荷重位での筋力トレーニングが実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP237~242までを熟読し、非荷重位での筋力トレーニングの実際について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP237~242の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

6回
6.荷重位での筋力トレーニング
内容:荷重位での筋力トレーニングの理論的根拠を講義し、その手技について演習する
到達目標:荷重位での筋力トレーニングが実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP242~251までを熟読し、荷重位での筋力トレーニングの実際について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP242~251の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

7回目
7.持久力低下に対する運動療法
内容:持久力低下に対する運動療法の理論的根拠を講義し、その手技の一部を演習する
到達目標:持久力トレーニングを処方できる
事前学習
[事前学習]テキストP253~268までを熟読し、持久力の評価とトレーニング理論について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]テキストP253~268の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

8回
8.筋緊張異常・協調性運動障害に対する運動療法
内容:筋緊張異常・協調性障害の概要を講義し、その治療体操を演習する
到達目標:筋緊張異常・協調性障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP269~281、P325~336までを熟読し、運動の中枢性制御とその治療運動について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事前学習]テキストP269~281、P325~336の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

9回
9.感覚障害・バランス障害に対する運動療法
内容:感覚障害・バランス障害に対する運動療法の理論的根拠を講義し、その治療手技について演習する
到達目標:感覚障害・バランス障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP292~307、P308~324までを熟読し、感覚障害・平衡機能障害について学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事前学習]テキストP292~307、P308~324の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

10回
10.姿勢障害に対する運動療法
内容:姿勢障害を理解し、治療体操を演習する
到達目標:姿勢障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
[事前学習]テキストP337~354までを熟読し、姿勢とアライメントについて学ぶ(0.5時間)。
事後学習
[事前学習]テキストP337~354の内容を復習し、演習した手技について理解を深め、実践する能力を高める(0.5時間)。

11回
11.基本動作(臥位〜寝返り〜起き上がり)の獲得・改善:
内容:臥位〜起き上がりまでの基本動作練習について演習する
到達目標:寝返り練習、起き上がり練習を実践できる
事前学習
[事前学習]テキスト2P158〜176を熟読して実施方法について学習する(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]授業で学んだ動作指導法について理解を深める(0.5時間)。

12回
12.基本動作(起立・着座)の獲得・改善:
内容:起立・着座の練習について演習する
到達目標:起立練習、着座練習を実践できる
事前学習
[事前学習]テキスト2P177〜200を熟読して実施方法について学習する(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]授業で学んだ動作指導法について理解を深める(0.5時間)。

13回
13.歩行障害に対する運動療法を理解する:
内容:歩行障害に対する運動療法を演習する
到達目標:歩行障害に対する運動療法を実践できる
事前学習
[事前学習]歩行障害の原因別分類とその特徴について調べておくこと。事前にテキスト1P335〜365・テキスト2P252〜272を熟読して実施方法について学習する(0.5時間)。
事後学習
[事後学習]疾患の特徴的な歩行周期と重心移動について理解を深める(0.5時間)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末に試験を実施する。また、成績配分は下記の通りとする.
運動療法に関して、授業で取り上げた基礎的な内容が理解、実施できていることを合格基準とする。
○期末試験100%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
期末試験後,全受講者を対象とし希望者に対して,時間外での解説を実施する.
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
運動療法学 障害別アプローチの理論と実際 第二版
市橋則明
文光堂
978-4-8306-4503-7
PT・OTのための臨床技能とOSCE・機能障害・能力低下への介入編
才藤 栄一
金原出版
978-4-307-75051-6
参考文献・推薦図書
研究室
A棟5階506
オフィスアワー
水曜日1・2限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001