シラバス情報

授業科目名
国際交流演習IV
学年
4年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
本年度開講せず
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
引き続き、国際社会の中での様々な課題ついて学び、それらの解決とよりよい社会の実現を目指す国際開発・協力について専門的に学び、体系的な理解を目指す。演習では「南」の国々が抱える開発課題だけでなく、国内での諸問題にも目を向け、SDGsの目標達成に向けて理解を深めていく。また、各自が研究テーマを設定し、適切な方法で情報収集を行い、最終的に論文を完成させることを到達目標とする。演習を通じて、多様なものの見方や考え方を身につけ、効果的に発表できるスキルを育むと共に、国際的な場で協働できる能力を養っていく。
授業の概要
(1)   科目名(英語名):  国際交流演習 IV(International Exchange Seminar IV)
(2)   授業形態:  演習
(3)   内容:
国際開発・協力についてさらに専門的な知識を身につけるとともに、子どもの貧困や教育問題など、日本社会が抱える諸問題についても理解を深め、課題解決に向けて討論する。演習では、各自が研究テーマを設定し、論文の書き方や引用の仕方などの技法を身につけながら、論文を完成できるように指導していく。また、論文の進捗状況を確認するために、中間発表を数回に分けて実施し、最終的に、論文の成果発表を行う。
(4)  授業で主に使用する言語:  日本語

授業計画
1回
1. F1・F2の目標設定と期末レポートのフィードバックと進捗状況の確認
F1・F2の目標を各自が設定する。さらに、期末レポートのフィードバックと、夏季休業中に書き進めた論文について報告する。
事前学習
[事前学習 2hrs] F1・F2の目標を明確にする。また、論文の進捗状況について報告できるように準備し、質問を考えておく。
事後学習
[事後学習 2hrs] 発表に対するフィードバックを踏まえて、各自が論文を見直していく。

2回
2. 先行研究の見直し、論文の構成と結論
先行研究とは、各自が選んだテーマと密接な関係がある過去の研究であることを理解し、その書き方を再度見直し、不足を補っていく。また、論証に必要なデータが十分か確認する。さらに論文の構成について、再確認する。

事前学習
[事前学習 2hrs] 先行研究の不足を補う。また、論文の構成と結論について考える。
事後学習
[事後学習 2hrs] 論文の構成を見直し、結論についても考え、書き進める。

3回
3. 基本的な論文の執筆ルールについて
論文の書き方や執筆のルールについて理解する。それらを踏まえて、各自が論文を見直す。
事前学習
[事前学習 2hrs] 配布資料を読み、執筆の基本的なルールについて、再確認する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、各自が論文を見直し、改善させる。また、目次を作成し、manabaに提出する。

4回
4. 図表の作り方
論文に図表を加えることの利点と、作成方法について学ぶ。
事前学習
[事前学習 2hrs] 目次を作成して、提出する。また、配布資料をよく読み、図表の作り方について学ぶ。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、各自の論文に役立てる。また、manabaの課題にも取り組む。各自が、中間発表に向けて準備をする。発表者は、レジュメを作成する。

5回
5.中間発表と質疑応答、論文指導ー(1) 子どもの貧困・ひとり親世帯・子ども食堂
発表者はレジュメを作成し、研究の概要を発表する。また、質疑応答を行い、ディスカッションに繋げる。フィードバックを踏まえて、論文をさらに見直していく。
事前学習
[事前学習 2hrs] 各自が中間発表に向けて、発表の準備を行う。発表者はレジュメを作成する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、指摘されたことを踏まえて、論文を修正する。また、manabaの課題にも取り組む。次回の発表者は、レジュメを作成する。

6回
6.中間発表と質疑応答、論文指導ー(2) 外国にルーツを持つ子どもたち、多文化共生社会
発表者はレジュメを作成し、研究の概要を発表する。また、質疑応答を行い、ディスカッションに繋げる。フィードバックを踏まえて、論文をさらに見直していく。
事前学習
[事前学習 2hrs] 各自が中間発表に向けて、発表の準備を行う。発表者はレジュメを作成する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、指摘されたことを踏まえて、論文を修正する。また、manabaの課題にも取り組む。次回の発表者は、レジュメを作成する。

7回目
7.中間発表と質疑応答、論文指導ー(3) 東南アジア・フィリピンとベトナム(貧困と格差、教育と民族間格差)
発表者はレジュメを作成し、研究の概要を発表する。また、質疑応答を行い、ディスカッションに繋げる。フィードバックを踏まえて、論文をさらに見直していく。

事前学習
[事前学習 2hrs] 各自が中間発表に向けて、発表の準備を行う。発表者はレジュメを作成する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、指摘されたことを踏まえて、論文を修正する。また、manabaの課題にも取り組む。次回の発表者は、レジュメを作成する。

8回
8.中間発表と質疑応答、論文指導ー(4) 南アジア・パキスタン(地域間格差とジェンダー格差)
発表者はレジュメを作成し、研究の概要を発表する。また、質疑応答を行い、ディスカッションに繋げる。フィードバックを踏まえて、論文をさらに見直していく。
事前学習
[事前学習 2hrs] 各自が中間発表に向けて、発表の準備を行う。発表者はレジュメを作成する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、指摘されたことを踏まえて、論文を修正する。また、manabaの課題にも取り組む。次回の発表者は、レジュメを作成する。

9回
9.中間発表と質疑応答、論文指導ー(5) 南アジア・バングラデシュ(貧困とジェンダー・民族間格差)
発表者はレジュメを作成し、研究の概要を発表する。また、質疑応答を行い、ディスカッションに繋げる。フィードバックを踏まえて、論文をさらに見直していく。
事前学習
[事前学習 2hrs] 各自が中間発表に向けて、発表の準備を行う。発表者はレジュメを作成する。
事後学習
[事後学習 2hrs] 演習を振り返り、指摘されたことを踏まえて、論文を修正し、論文の下書きを書く。また、manabaの課題にも取り組む。

10回
10.  論文の下書きと見直し
論文の下書きを仕上げ、内容と構成、レイアウト等がチェックポイントに沿って書かれているか確認する。また、引用の仕方についても適切か、再度見直す。
事前学習
[事前学習 2hrs]  論文の下書きを仕上げて、提出する。内容や構成、レイアウトが適切か、またパラグラフや日本語表現、文字や数字の表記は適切か確認して、提出する。
事後学習
[事後学習 2hrs]  論文全体を見直し、不足分などを補いながら、完成を目指す。

11回
11.  論文完成に向けての論文指導
論文の下書きを踏まえて、論文指導を行う。再度、執筆の細かなルールについて再確認する。指摘を受けた点について、各自が書き直しをし、完成を目指す。
事前学習
[事前学習 2hrs] 論文全体を見直し、不足分などを補いがながら、完成を目指す。
事後学習
[事後学習 2hrs]  論文指導を基に、論文に修正を加え、論文の完成を目指す。

12回
12.  論文の最終的な見直しと論文指導
本提出前の最終的な論文指導を行う。各自が見直し、論文を完成させて提出する。
事前学習
[事前学習 2hrs] 論文の本提出前に、各自が最終確認を行い、完成を目指す。
事後学習
[事後学習 2hrs] 論文を完成させて、提出する。提出前に、各自が最終チェックを必ず行う。また、次週の成果発表会に向けて、レジュメを作成し、提出する。

13回
13.  成果発表会とまとめ
各自が成果発表に向けてレジュメを作成し、口頭発表を行う。また、この1年間の演習を振り返る。
事前学習
[事前学習 2hrs]  成果発表会に向けて、各自がレジュメを作成し、提出する。
事後学習
[事後学習 2hrs] この1年間の演習を振り返るとともに、manabaの課題に取り組む。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
小テスト(manabaの課題)・論文の提出を求める。評価配分は以下の通りとする。
○授業中に実施する小テスト(manabaの課題):    20%
○論文:  60%
○授業への取り組み・発表:   20%



課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
○授業の課題または小テストについては、原則として次の授業内で解説する。

○提出されたレポート課題は、manabaを通じてコメントする。再提出を求められた場合も、manabaに提出すること。
○履修者への連絡はmanabaで行う。教員への質問は、manabaの掲示板を活用すること。
○教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。

講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特に指定しない。授業時に適宜プリントを配布する。
参考文献・推薦図書
『危険社会:新しい近代への道』/ウルリヒ・ベック・東廉・伊藤美登里訳/法政大学出版局/ISBN978-4-588-00609-8
『構造的暴力と平和』/ヨハン・ガルトゥング・高柳先男他訳/中央大学出版部/ISBN978-4-8057-1211-5
『よくわかる卒論の書き方』/白井利明・髙橋一郎/ミネルヴァ書房/ISBN978-4-623-06572-1
『新・社会調査へのアプローチー理論と方法』/大谷信介他編著/ミネルヴァ書房/ISBN978-4-623-06654-4



研究室
東金キャンパス・H棟406号室
オフィスアワー
F1:  火曜昼休み・3限
F2:  火曜3限・金曜昼休み
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