シラバス情報

授業科目名
音楽理論I
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
吉永 綾子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本授業は、作曲や音響エンジニア、音楽パフォーマンスを学ぶ上で必要な音楽理論の基礎知識・技術の修得を目標とする。

授業紹介動画:「音楽理論Ⅰ」
パスワード: Media2022
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=2403af1505bab53045d0132080aba92a
授業の概要
楽譜読解力、音楽理論やDTMの基礎(GarageBand使用)を身につける。

*「表現基礎B」も合わせて履修すること。
* ヴォーカル、楽器演奏、弾き語りのパフォーマンス、作曲、レコーディングエンジニアに興味ある学生に推奨する。


授業計画
1回
音の高さと長さ(1)GクレフとFクレフ、黒鍵の役割、エンハーモニック
授業内容:クレフ(調号)、音名、黒鍵と白鍵、臨時記号について
到達目標:五線とクレフの意味を理解し、GarageBandの鍵盤を使って音名との関連づけを行う。全音、半音の違い、臨時記号の役割を理解する。
事前学習
授業説明ビデオを視聴し、シラバスの内容を確認する。クレフと臨時記号について調べる。鍵盤の配置を確認しておく
事後学習
五線譜上でGクレフ、Fクレフを表示した音名の位置を確認し、鍵盤と五線譜上の各音の名称とを関連づける。Garage Bandを使った鍵盤の表示方法を理解する。オクターブの音色を聞き取る。

2回
音の高さと長さ(2)音符と休符
授業内容:音符と休符の種類、音価について
到達目標:音符と休符の種類と数え方を理解する。
事前学習
CとGの音色を覚える。楽譜を見て音名を言い、鍵盤で弾く練習をする。
事後学習
五線譜上の音符や休符を自分で数え、手拍子でリズムを演奏する。

3回
拍子、拍子記号、小節、速度記号と強弱記号
授業内容:拍子と拍子記号の種類と小節との関連性、速度記号と強弱記号の種類と役割について
到達目標:拍子と音符・休符の関係性を理解し、実際に小節の中で計算できるようにする。速度記号と強弱記号の意味を理解する。
事前学習
C、E、Gの音色を覚える。楽譜を見て、GarageBandの鍵盤で音が出せるようにする。
事後学習
配布課題を解く。五線譜上の音符や休符を、声でカウントしながら手拍子でリズムを演奏する。

4回
メジャー・スケールとマイナー・スケール
授業内容:スケールの意味と種類について
到達目標:メジャー/マイナー・スケールの聞こえ方の違いと五線紙への書き方を理解する。
事前学習
スケール(音階)について調べる。楽譜を見て、リズムを手で叩けるようにする。3音(C、E、G)に休符を入れたリズムを覚える。
事後学習
全ての音から始まるメジャー・スケールとマイナー・スケールを作成する。

5回
キー(五度圏の仕組み、近親調)
授業内容:キー(調性)と、五度圏の仕組みについて
到達目標:身近な楽曲とキーの関係性、調号とキーの関連について理解する。
事前学習
キー(調性)について調べる。楽譜を見て、リズムを手で叩けるようにする。4音(C、E、G、B)に休符を入れたリズムを覚える。
事後学習
キーに関する配布課題を解く。メジャー・スケールとマイナー・スケールを、GarageBandの鍵盤で確認する。

6回
音程
授業内容:音程の種類について
到達目標:音程の数え方(1度〜8度)を学び、3度の長・短音程、5度の完全音程などを実際に鍵盤で弾いて聞こえ方の違いを体感する。
事前学習
音程の種類について調べる。練習資料を見て、手でテンポを出しながら指定の音を聞き取り、休符を入れたリズムの読み方を覚える。
事後学習
指定の2音を鍵盤や声で確認する。手でテンポを出しながら指定の音を聞き取り、休符を入れたリズムの読み方を覚える。

7回目
三和音(トライアド)、まとめ
授業内容:三和音、楽曲や楽譜の仕組みを総合的に理解する。
到達目標:基礎的な三和音の構造を学ぶ。普段耳にしている楽曲が、音や休符、調性やコードで構成されていることを総合的に理解する
事前学習
三和音について調べる。これまで学んだ内容で質問がある箇所をまとめてくる。休符を入れたリズムを覚える。
事後学習
指定の三和音(メジャー・マイナー)を鍵盤や声で確認する。春学期に学んだ内容を復習する。秋学期に「サウンド表現論Ⅱ」を受講予定の学生には、夏季休業期間に課題を出す。

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
・課題:60% 
・試験:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
・提出後、授業内で解説する。または解説コメントをmanabaに掲載する。
・質問については個別対応する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業内で教材データを適宜配布する。
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参考文献・推薦図書
『はじめよう! GarageBandで楽しむDTM』大津 真(著)(ラトルズ/2016/2,200円)
『よくわかる楽典の教科書』小谷野謙一(著)(ヤマハミュージックメディア/2011/1,760円)
『ポピュラー音楽理論 改訂版』北川 祐( 編著)(リットーミュージック/2004/2,750円)
研究室
紀尾井町キャンパス4号棟4階
オフィスアワー
木曜および金曜昼休み(12:45-13:25)

※事前にJIUメールで予約
【履修者への連絡及び教員への連絡方法について】
・履修者全体への連絡はmanabaで行います。
・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用します。
・教員への連絡は manaba の掲示板を利用すること。(個人的な内容を含む場合はJIU メールを利用してください。連絡先メールアド レスは授業時に伝達します)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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