シラバス情報

授業科目名
経営情報論
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
斎藤 紀男
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 ICT(情報通信技術)は,企業経営にとって不可欠であり,企業の存続を支える基盤となっています。情報通信技術がもはや特別のものではなくなった今日,情報通信技術の基本を理解しながら,情報通信技術をどのように活用するか,また,それによって組織内外に存在する経営課題をどのように解決するかが,企業にとってより重要な課題であるといえます。企業を取り巻く情報通信技術環境の急速な変化を前提とし,どのようにして企業組織が一つの有効な情報システムとして機能し得るのかについて学修していきます。

授業のポイント
・経営課題から情報化課題(目的と効果の測定)を発見し,その解決に至る具体的な方策について学修します。
・組織の変革をもたらすICTの進展と役割を考察し,経営活動の現場で有効な情報活動の在り方を探っていきます。
・上記の知識領域をベースに,情報化の戦略・企画・設計と実装・運用と改善に具体的に利用できる技能を獲得します。
授業の概要
 各回の授業は演習形式で行います。事前に課題を提示し,発表演習およびディスカッションという形式で実施します。
 受講生をグループに分け,事前に提示された課題に基づき,グループで研究・討議し,その結果に基づいて発表,グループ間の相互評価を行います。さらに,教員によるコメント,および追加情報の提供を行います。

授業計画
1回
経営情報論とは
到達目標:ICTの進展と経営情報論の意義を理解する。
事前学習
情報化の現状,ITILの考え方と要素について事前に調べておくこと
事後学習
情報化の特性及びそのもたらすインパクト,その課題についてまとめること

2回
情報システム戦略
到達目標:ITILとサービスデザインについて理解する。
事前学習
情報化の現状,ITILの考え方と要素について事前に調べておくこと
事後学習
情報化の特性及びそのもたらすインパクト,その課題についてまとめること

3回
経営情報システムの変遷(1)
業務改善と,ITの有効活用について学ぶ
事前学習
経営情報システムの歴史的展開について事前に調べておくこと
事後学習
経営情報システムの発展とそこからもたらされる組織への影響をまとめること

4回
経営情報システムの変遷(2)
戦略的活用,業務変革におけるICTの役割を学ぶ
事前学習
経営情報システムの歴史的展開について事前に調べておくこと
事後学習
経営情報システムの発展とそこからもたらされる組織への影響をまとめること

5回
経営情報システムの変遷(3)
AI,IoT,ビッグデータ,そしてデータ駆動型社会へ
事前学習
最新の情報活用について調べておくこと
事後学習
情報システム開発の競争力を生み出す手段と組織への影響をまとめること

6回
経営情報システムの変遷(4)
スピードの時代:アジャイル,マイクロサービス,API
事前学習
最新の情報活用について調べておくこと
事後学習
情報システム開発の競争力を生み出す手段と組織への影響をまとめること

7回目
ものづくり現場のIoT活用,および周辺技術(CAD,CAM,RPAなど)
事前学習
IoT,コンピュータ支援技術,ソフトウェアコンポーネント技術について調べておくこと
事後学習
中小企業の経営現場における最新技術の活用方法をまとめること

8回
情報システム開発方法の革新
ロー(ノー)コード開発,ソフトウェアコンポーネント
事前学習
IoT,コンピュータ支援技術,ソフトウェアコンポーネント技術について調べておくこと
事後学習
中小企業の経営現場における最新技術の活用方法をまとめること

9回
クラウドコンピューティングの展開
事前学習
クラウドコンピューティングの活用方法について調べておくこと
事後学習
企業内の情報保管,情報共有・活用,コミュニケーションでのICTの活用方法をまとめること

10回
情報技術とコミュニケーション:企業における電子メディアの活用
事前学習
クラウドコンピューティングの活用方法について調べておくこと
事後学習
企業内の情報保管,情報共有・活用,コミュニケーションでのICTの活用方法をまとめること

11回
データ中心志向:データウェアハウスと情報戦略
事前学習
データウェアハウスの特徴,影響力について検討を行っておくこと
事後学習
知識創造の概念と実践例についてまとめること

12回
ナレッジ・マネジメント:情報技術と知識管理,知識創造
事前学習
データウェアハウスの特徴,影響力について検討を行っておくこと
事後学習
知識創造の概念と実践例についてまとめること

13回
要件定義とRFIおよびRFP
事前学習
要件定義,RFI,RFPの概要を調べておくこと
事後学習
要件定義の実施例とRFI,RFPの具体化と前目とめ

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業における発表内容(45%)最終レポート(30%),授業への関与(25%)で評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
講義内においてフィードバックを行います。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
経営情報論(新版補訂)
遠山暁・村田潔・岸眞理子
有斐閣
9784641220577
参考文献・推薦図書
研究室
1号棟3階教員室
オフィスアワー
月曜昼休み(12:45 - 13:25)
木曜3時限(13:25 - 15:10)
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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