シラバス情報

授業科目名
地域文化特論A
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉林 眞砂斗
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 東アジア世界全体を視野に入れて、比較文化、及び物質文化という切り口から、博士後期課程に相応しい水準で資料に即して具体的に考究することを目標とする。特に、大陸、半島、列島間の文化的な影響関係を、実体に即して正しく認識することを目指し、必要に応じて各自の研究内容に反映できるようにする。
授業の概要
 いわゆる東アジア地域を対象とし、特に物質文化の視点に立って、無文字社会の段階から歴史時代まで幅広く地域特性を明らかにする。主に考古学的手法に基づいて、具体的な分析や比較検討をおこない、博士後期課程に相応しい水準で比較文化の視点を豊かにすると共に、各自の研究テーマの設定や掘り下げに活かしていく。学生一人ひとりのテーマに基づく中間発表と討議を行い、文化比較の視点を互いに共有する。

授業計画
1回
 「東アジア」という地理空間としての特色
・地理環境
・現代の人口分布
事前学習
 東アジアの地図をみながら、国土、地理環境などを確認しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。
※言及事項の取りまとめについては、次回授業時に内容の確認を行う。以下同。

2回
 歴史的にみた「東アジア」文化圏の形成 (1)
・先史時代〜漢代
・文化的多様性
事前学習
 前回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

3回
  歴史的にみた「東アジア」文化圏の形成 (2)
・三国時代〜清代
・民族的多様性
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

4回
 物質文化にみる類似・差異 (1)
・道具(石器)
・考古資料の扱い方
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

5回
 物質文化にみる類似・差異 (2)
・道具(土器)
・製陶技術
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

6回
 物質文化にみる類似・差異 (3)
・居住用の施設
・特殊な機能空間−王宮・神殿−
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

7回目
 物質文化にみる類似・差異 (4)
・墓制
・各種構成要素の特色
・副葬品
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

8回
 中間発表
・資料の適切性
・論理展開
・課題の抽出
事前学習
 各回の言及事項を踏まえて発表準備をする(120分)。
事後学習
 発表に係る指摘事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

9回
 比較研究の視点の整理と体系化
・比較の意味
・視点の整理
・課題の抽出

事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

10回
 類似点・差異点の意味づけ・解釈
・広い視点からみた文化上の類似、相違が象徴することについて掘り下げる。
・整理の仕方、提示の仕方。
事前学習
 前回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

11回
 物質文化からみた地域特性の構造
・時間軸、地理空間のそれぞれからみたを物質文化の特性について考える。
・差異、「例外的存在」の意味づけ。

事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

12回
 問題設定、研究テーマとの関連づけ
・各自の研究テーマとの関連づけを行う。
・研究の視点を広げる。
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

13回
 総 括
・方法論的展望を確認する。
・比較文化に関わる方法論について自分の考えをまとめる。
事前学習
 各回の言及事項の取りまとめを見直しておく(120分)。
事後学習
 授業中の言及事項を簡潔(A4一頁程度)にまとめる(120分)。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
 下記の配分にて成績評価を行う。
○期末試験:60% 
○授業中に課す課題:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
 課題については、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
各回に関連資料やプリントを提供する。また、各自の研究テーマに即して適宜指示する。
参考文献・推薦図書
○『東アジアと日本の考古学』1〜5 後藤直他 編(同成社/2001〜2003年/各4990円)
研究室
○東金キャンパス:本部棟6階
オフィスアワー
○水曜日:1時限/昼休み、金曜日:1時限/昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ