シラバス情報

授業科目名
ビジネスセミナーa
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
渡辺 一浩
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語で行います
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
実際のビジネスのケースから、働く姿をイメージしてもらいたい。
ビジネスモデル確立に向けた情熱と努力、発想と事業創造、マネジメント・マーケティング・ファイナンス・IT等の実践を学び取ってほしい。
引用と盗用の違いはどこにあるか。正しく理解してもらいたい。
授業の概要
今まさに動いている先端的なビジネス事例について担当責任者から直接解説を聴き、ディスカッションを通じて深い理解を得るとともに、各々が学ぶ各教科の実践イメージの形成を促がす。また、事前の予備知識の付与、事後のポイント解説を行ない、受講生の一層の理解を助けたい。
最先端のケーススタディ。いわば「ライブ」中心の講座。他(他大学を含む)では得難い貴重なチャンスである。
1回1ケーススタディ。

授業計画
1回
ガイダンス/「ビジネスセミナー」の授業について

授業のスタイル、成績評価のあり方。
ケーススタディの提示。
事前学習
講座の趣旨を理解し、日本経済の推移を思い起こすこと。
事後学習
自分のニーズと合致するか確認すること。

2回
日本の人口構成とシニアマーケティング

日本の高度経済成長を支えたのは、団塊の世代であったこと。
バブル経済の後、長い混迷期=失われた30年の間の変容。
インバウンドとコロナ禍。
その中でも躍進する企業群。
事前学習
「団塊の世代」「少子高齢化」「人口ピラミッド」の言葉に意味を調べておくこと。
事後学習
とり上げた要素をよく吟味すること。
総務省人口問題研究所のHPより、人口ピラミッドを確認すること。


3回
レポート作成で問題となる点/レポートの書き方/引用の仕方
事前学習
「引用」と「盗用」の語の意味を確認しておくこと。
事後学習
オリジナリティはなぜ重要なのか。

4回
日本の放送事業とコンテンツ、ビジネスモデルについて

地上波デジタル放送を例に解説する。
ビジネスモデル=広告宣伝料他。
視聴率の意味。
テレビ離れが増える中、テレビの変化。
事前学習
放送、通信の定義、種類を確認すること。
事後学習
テレビ視聴のあり方の変化を確認する。
ネットとテレビ。

5回
放送と通信の違い、放送外事業について/Old Media 新聞について

放送事業と放送外事業。
テレビ局各社の放送外事業のいくつかを紹介。
活発な放送外事業の問題点。
新聞というOld Media。
ニュース記事のオリジナルは何?
事前学習
エンターテイメント産業におけるTVの地位の変化を確認すること。
神戸コレクション、東京ガールズコレクションを調べておくこと。
事後学習
放送事業と放送外事業について整理すること。
なぜ放送外事業なのか?

6回
出版業界の推移/本の企画、つくり方

日本の書籍流通について。
低リスクだが、低利益率であることを確認。
新刊本については価格弾力性がないのが日本の特徴。
再販価格維持制度。
雑誌、本、コミックの推移。
リアル本と電子出版。
書店数減少と売上減少、原因と対策。
本の作り方。
事前学習
日本の書籍流通を調べておくこと。
「出版不況」について調べておくこと。
事後学習
コロナ禍の中でAmazonの書籍販売は好調。本の価値を再認識しておくこと。

7回目
出版不況と新しい動き

コロナ禍での巣ごもり消費拡大とAmazon。
リアル本と電子書籍は同じか?
書店の努力。
ARを利用した幼児教育。
独立専門書店の出現。
大手取次と書店「文喫」の挑戦。
事前学習
本の形態、書店の努力、出版社の対策、消費者の動向等について調べておくこと。
事後学習
なぜ本を読んだ方がいいのか?

8回
生産性と長時間労働〜カルビーのケースから考える

カルビーの働き方革命。
オフィスの固定廃止。
リモート勤務の推進、単身赴任の廃止。
目標設定と業績考課。
成果主義。
モチべ—ションアップの方法、考え方。
ダイバーシティの推進。
事前学習
長時間労働はなぜ問題となるのか、なぜ長時間労働が発生するのか、カルビーのケースを調べること。
事後学習
成果主義の功罪を考える。
権限と責任・義務は表裏一体。

9回
人生100年時代〜自分のステージをアップさせるには

平均寿命の延びと長い老後。
年金だけでは不足する生活資金だが、どうする?
3ステージからマルチステージへ。
若いうちからのライフプラン設定が重要。
シーソーカップルという考え方。
非常に大切になる学び直し。
事前学習
平均寿命が延びる中、働き方が問い直されている。セルフマネジメント力を考える。
事後学習
授業の解説を踏まえて、各自はどうありたいのかディスカッションする。

10回
街ブランド戦略について〜三菱地所・三井不動産・森ビル

丸の内、日本橋、港区(六本木、虎ノ門)の再開発。
それぞれの特徴。
コロナ禍後の不動産事業。

★状況が許せば、実際に現地を視察したいと思っています。
事前学習
都市がリニューアルする理由について考えること。
三菱地所・三井不動産・森ビルを調べておくこと。
事後学習
3社の特性の違いとそれぞれの戦略について整理すること。

11回
渋谷再開発とMaaSについて

渋谷の歴史と地域間競争。
地権者の渋谷再開発。
閉じない再開発と高低差の解消策。
MaaSと意味と試験・導入。
人口減社会とモビリティ。
自動運転とMaaS。
事前学習
渋谷という街について調べておくこと。
「MaaS」とは何か調べておくこと。
事後学習
各国のMaaSの状況を確認すること。

12回
ロボットビジネス

ロボットの定義。
人口減、高齢化社会とロボット。
ロボタイゼーションの大きな波。
宗教とロボット。
戦争とロボット。
事前学習
ロボットの定義を考えておくこと。
事後学習
withコロナの時代、ロボットが望まれる要素は何か?

13回
企業家精神と事業承継

日本で起業が少ないのはなぜか?
起業で成功する要因。
失敗する要因。
事業の属人的要素と後継者教育。
事前学習
P.ドラッカーは中小企業の膨大な起業が米国経済の強みだと指摘している。アントレプレナーシップ、そこに働く人々。
コロナ禍で廃業多発の中、事業存続のファクターは何のか?
事後学習
組織の疲労と変革の鍵を認識すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験は行わない。期末レポートを実施する。
○期末レポート:50%
○授業への参加・取り組み姿勢:30%
○授業中に実施するミニレポート・小試験:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
要望に応じて、メールを基本にフィードバックを行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要に応じて資料を配布する
必要に応じて資料を配布する
参考文献・推薦図書
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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