シラバス情報

授業科目名
表象文化研究b
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大絵 晃世
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
昨今の現代アート市場は、NFTアートも含めて投機的な投資が横行するバブル状態といえる。その価値を位置付ける源流としての西洋美術がどのような変遷を辿り、発展してきたか。それらを明確にすることにより、現在のアート市場の構造を考察していく。また、本授業では歴史上の様々な視覚表現の変遷を「ヴィジュアル・カルチャー」として広い視野で追っていき、それらが近現代美術に及ぼしている影響と、市場が作られてきた流れを理解する。
授業の概要
授業内では積極的な発言を求め、主にディスカッションやリアクションペーパーによって、言葉で感じたことを表現する訓練を行う。毎回ノートを取ること。また、それを元にしたレポート提出により評価する。

授業計画
1回
アートの現在:ブロックチェーン技術による市場の大きな変化とアートへの影響、コロナ禍のアートバブル
事前学習
アートバブルについて各自調べておく
事後学習
ノートまとめを行う

2回
表現はいつ始まったか?:世界の原始美術、四大文明の美術
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

3回
ギリシャ美術とローマ美術
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

4回
中世美術はなぜ暗黒時代と呼ばれるのか?
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

5回
ルネサンス:「アーティスト」の誕生、遠近法の完成へ
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

6回
マニエリスムと美術の大衆化
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

7回目
オランダ黄金時代と画商の誕生
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

8回
アートとミュゼオロジー:歴史化の装置としてのミュージアム
事前学習
参考図書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

9回
近代美術の発展と資本主義
事前学習
教科書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

10回
現代アートとは?
事前学習
参考図書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

11回
アートと市場:どのようにアートが売られるか
事前学習
参考図書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

12回
展覧会のキャッシュフロー
事前学習
展覧会のでき方について調べておく
事後学習
ノートまとめを行う

13回
世界のアート市場、日本のアート市場
事前学習
参考図書の該当箇所を読んでおく
事後学習
ノートまとめを行う

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
成績評価は下記のとおりおこなう。
①授業態度・リアクションペーパー 40%
②レポート 60%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
毎回授業ノートを取ること。デジタルでもアナログでもどちらでも良い。
最後に、自身の研究・考察も含めてノートを充実させ、それらをレポートとして提出する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
増補新装 カラー版 西洋美術史
高階秀爾
美術出版社
4568400643
※購入は必須ではない
参考文献・推薦図書
アーノルド・ハウザー『芸術と文学の社会史』(1-3)平凡社,1968年(古書のため図書館での閲覧を推奨)
山本豊津『アートは資本主義の行方を予言する:画商が語る戦後七〇年の美術潮流 』PHP研究所,2015年
岡部あおみ『ミュゼオロジー入門』武蔵野美術大学出版局,2002年
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