生命薬学特論｜シラバス情報

授業科目名

生命薬学特論

学年

1年

単位数

16単位

実務経験の有無

開講クォーター

セメスタ指定なし

担当教員

西口　慶一

授業形態

授業で主に使用する言語

日本語

授業方法区分

開講キャンパス

東金キャンパス

授業の到達目標及びテーマ

　生命薬学領域の選定課題に着目し、その解決に向けた適切な方法論と計画に基づき、研究の目的を叶えるために、研究･研修活動を行う。決められた期間内に一定の目標に到達するべく、計画･実行･評価のサイクルを繰り返す。その間の活動を通じて得られた結果をもとに成果報告を行い、課題に対する解決策の提案や社会への情報発信を行う。各学年を通じて、博士論文作成のための準備を行い、最終的には博士論文発表によりプレゼンテーションと口頭試問において、適切な対応ができるようになる。
　疾患を進化の視点から考える分野に進化医学がある。私は進化医学をさらに遺伝子に絞り、遺伝子の分子進化から疾患を考える分子進化医学を提唱している。
　本特論では分子進化医学の研究を3つのテーマから選択して研究を進める。１つ目は、ヌタウナギ科乳酸脱水素酵素（LD)の研究である。遺伝子の変異が起こりやすい部位が疾患と関係している可能性を脊椎動物の祖先型のLDから明らかにする。２つ目は、下等動物の心臓の研究である。エコー、CT-SCAN、組織学的手法を用いて分析し、下等動物の複数の心臓とその血管系を解明する。３つ目は、マイクロ遺伝子重合法を用いた新型コロナウイルス(SARS CoV-2)のエピトープペプチドワクチンの開発である。それぞれ研究指導と論文作成指導を行う。

授業の概要

(1年前期)
【授業のねらい】研究計画の目標設定と実現可能性のある計画と研究の意義について、明確な目標設定と意思を伝えることができるようになる。また計画に基づく実践を行うための環境を整えることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、妥当な計画を設定し、研究の目標・方法・意義等について、自らの言葉で伝えられるようになるようにする。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(1年後期)
【授業のねらい】特に結果の良し悪しにとらわれることなく、計画に基づいた活動とその振り返りとフィードバックを通じて計画を見直し、期間内に到達可能な妥当な計画を立てられるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、妥当な計画に基づく実行が自立的にできるようになる。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(2年前期)
【授業のねらい】研究・研修活動の結果を効果的に他者に伝えられるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、研究・研修活動の成果を効果的に他者に伝えられるようになる。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(2年後期)
【授業のねらい】これまでの活動を振り返り、全体像を俯瞰し、研究計画のフォーカスを絞り、今後の研究展開を予想し、複数の切り口から研究・研修活動を展開できるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、これまでの活動の全体像の中で意義ある成果は何か、これからの研究・研修活動をどのように展開することが効果的かを考えられるようになる。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(3年前期)
【授業のねらい】研究・研修活動に深みや厚みを増すように、共同研究や学会活動を実施する等、世界観を広げる取り組みを取り入れることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、研究・研修活動に深みや厚みを増すように取組む。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(3年後期)
【授業のねらい】研究・研修活動のまとまりを意識し、論文作成に向けて、何が不足し、どのような結果が研究展開上必要であるかを自覚できるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、論文作成のために必要な取組みを行う。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(4年前期)
【授業のねらい】特に博士の学位取得のために必要な成果を意識して、研究・研修活動の総括をしながら、不足の点を補えるように自覚しつつ、研究活動を収束できるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、博士学位取得のために必要な成果を上げるために、論文作成、口頭試問にむけた準備を行う。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

(4年後期)
【授業のねらい】博士の学位取得を意識して、研究・研修活動の成果を博士論文にまとめ、口頭試問に対する自発的な応答ができるようになることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、博士学位取得のために必要十分な訓練をする。
（事前準備）該当項目に関して方法・手順を確認しておく。
（事後学習）実施事項に関して自らその達成度を評価し、達成できた点、至らなかった点、問題点などを検討する。

授業についての質問は随時受け付けます。
担当者：　西口　慶一
研究室：K棟5階　K502
メールアドレス：　nishiguchi@jiu.ac.jp
オフィスアワー：火1限、水１限

授業計画

1回

(1年前期)
【授業のねらい】研究計画の目標設定と実現可能性のある計画と研究の意義について、明確な目標設定と意思を伝えることができるようになる。また計画に基づく実践を行うための環境を整えることを目標とする。
【授業の計画】指導教員の必要に応じた支援を受け、妥当な計画を設定し、研究の目標・方法・意義等について、自らの言葉で伝えられるようになるようにする。

事前学習

該当項目に関して方法・手順を確認しておく。

事後学習