シラバス情報

授業科目名
ビジネスモデルデザイン
学年
1年
単位数
2単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
黄 仙恵
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・ビジネスモデルとは何かについて理解し、ビジネスモデルで差別化するための戦略について説明できる。
・産業(市場)ごとの異なるビジネスモデルの特徴と、企業のビジネスモデル構造について説明できる。
・ビジネスモデルのイノベーション要素を知り、戦略的視座と問題解決力を身につけることができる。
・現実の世界で機能する新しいビジネスモデル構築を描くことができる。
授業紹介動画:https://youtu.be/Bt4bbqfXbuk
授業の概要
ビジネスモデル構築のスキルと未来志向の事業立上げの手法を学びます。まず、ビジネスモデルを構成する要素を多方面に考察し、ビジネスモデルに対する本質的理解を深めます。次に、様々なビジネスモデルのケーススタディを通じてビジネスモデルの差別化を理解し実践知を身につけます。それによって、ビジネスモデルをイノベーションするための戦略アプローチを習得します。講義では、グループディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを通じて、実際のビジネスを立ち上げる実践スキルを養います。授業内容は受講学生の習熟度に応じて変更する場合があります。

授業計画
1回
オリエンテーション:授業内容と進め方に関する説明
ニューノーマル、Web 3.0に問われるビジネスモデルは何かについて学び、議論する。
到達目標:新しいビジネスを作る出すための思考力を養う。
事前学習
ニューノーマル、Web 3.0に問われるビジネスについて調査する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

2回
ビジネスモデルデザイン(立案):ビジネスアイデア、ビジネス・フレームワーク
ビジネスモデルの分析やデザイン手法について知り、ビジネス枠組みを学習する。
到達目標:ビジネスモデルの理解と客観的分析できるスキルを身につける。
事前学習
ビジネスモデルのフレームワークを予習し、事例企業について調べる。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

3回
ビジネスデザイン事例①ープラットフォームのビジネスモデル
サブスクリプションサービスの事例分析と戦略・収益モデルについて学習する。
到達目標:ローカル・グローバルのプラットフォームの比較とそれぞれの課題について理解できる。
事前学習
プラットフォームのビジネスモデルの事例について調査し、その差別化について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

4回
ビジネスデザイン事例②ー映像コンテンツのビジネスモデル
映像コンテンツの収益モデルをジャンル別に調べ、実践的に習得を図る。
到達目標:制作エコシステムとクリエイティブイノベーションなど、実践に応用できるスキルを養う。
事前学習
映像コンテンツのビジネスモデルの事例について調査し、グローバル展開について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

5回
ビジネスモデルデザイン(マーケティング):SNS活用による顧客戦略
TikTok、LINE、Mercari、Instagramなど、SNSツールとビジネス戦略について学ぶ。
到達目標:顧客のニーズを把握するスキルやマーケティング戦略について理解を深める。
事前学習
顧客戦略としてSNS活用について調査し、事例について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

6回
ビジネスモデルデザイン事例③ーコミュニティーのビジネスモデル(K-POP)
コミュニティービジネスモデルが何かについて理解し、ビジネス拡張の可能性について学習する。
到達目標:ファンコミュニティーとグローバル展開について理解できる。
事前学習
コミュニティーのビジネスモデルについて調べ、事例について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

7回目
発表1(市場分析と問題発見、提言)
事前学習
調査内容をまとめ、プレゼンテーション資料作成(3H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査、プレゼンテーション資料を完成。(1H)

8回
ビジネスモデルデザイン(問題解決):問題把握ー原因分析ー解決案考案ー最善策選択
現状とあるべき姿のキャンプを発見し、問題の本質と解決策についてアプローチ法を学ぶ。
到達目標:問題発見から解決策までの検証の考え方と実践方法について理解する。
事前学習
問題の本質と解決策を考えるため、必要なデザイン思考とフレームワークについて予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

9回
ビジネスモデルデザイン事例④ー知的財産(IP)のビジネスモデル
映像、音楽、アニメーション、漫画など、コンテンツ産業における知的財産のビジネスについて学習する。
到達目標:知的財産のビジネス拡張とグローバル展開について理解を深める。
事前学習
知的財産(IP)とは何かについて調査し、予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

10回
ビジネスモデルデザイン事例⑤ーコラボレーションのビジネスモデル
異業種との協業、国際共同事業の特徴と波及効果について習得し、イノベーションについて学ぶ。
到達目標:ビジネスモデルのイノベーション要素と差別化について知識を養う。
事前学習
他業種、海外との協業など、コラボレーションビジネス事例について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

11回
演習①ービジネスプランと企画書作成
現状分析、事業アイデア、コンセプト、ビジネスデザインなど、起業するための実践的知識を修得する。
到達目標:新しいビジネスモデルの構築と企画書作成のスキルを身につける。
事前学習
今まで学習したビジネスモデルを復習した上で、新規事業アイデアを考える。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査。(2H)

12回
演習②ープレゼンテーションの構成
プレゼンテーション用ツールを利用してビジネスプランを効果的に伝達する知識を学習する。
到達目標:マルチメディア資料を作成する方法とテクニックについて修得する。
事前学習
課題整理、仮説設定、アイデア発想、調査分析、企画立案、企画作成、プレゼンテーション実施という構造について予習する。(2H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査、プレゼンテーション資料を作成。(2H)

13回
発表2(新規ビジネスモデル提案):未来を切り開く、私のビジネスプランを売ります!
事前学習
発表資料の作成と予測質問を整理する。(3H)
事後学習
講義内でのフィードバックに基づいた調査、プレゼンテーション資料を完成。(1H)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
予習レポート、発表、最終レポートを実施する。評価配分は以下の通り。
〇予習レポート:30%
〇授業への取り組み・発表:40%
〇最終レポート:30%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
予習レポートの場合、次回授業内での解説する。
発表に対する相互評価は、評価シートを利用し、コメントをまとめ配布する。
最終レポートは、manabaで提出後、解説コメントを記載する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
なし
なし
なし
なし
参考文献・推薦図書
1.この一冊で全部わかるビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる(根来 龍之著、SBクリエイティブ2020)
2.ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書(アレックス・オスターワルダー著、翔泳社2012)
3.図解ビジネスモデル・ジェネレーションワークブック(今津 美樹著、翔泳社2013)
4.情報メディア白書2021(電通メディアイノベーションラボ編、ダイヤモンド社2021)
5.ビジネス・フレームワーク(堀 公俊著、日本経済新聞出版社2013) 
研究室
オフィスアワー
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