シラバス情報

授業科目名
【別科】統合日本語初中級A
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中山 富子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 進学後に必要とされる日本語の習得につなげることを視野に入れ、初中級レベルでは、N3レベルの日本語を習得することを目指す。日常的には自分自身や身の回りのこと、社会のことについて自分の言葉で述べることができるようになる。さらに習得した日本語を駆使して発表ができるようになることを目標とする。
授業の概要
 この授業は、初中級レベルの内容言語統合型学習(CLIL)の授業形態を基本とする。この授業では統合日本語初中級Aに引き続き、総合的な科目(例えば日本語初中級(文法)Bの科目と連携をとり、主教材で使用されている文法や語彙・文字を用いて生活において必要とされるトピックから統合的に学んでいく。そして終了時には、学習者の興味のあるトピックから主教材で学んだ文法や文字・語彙を用いて発表ができるようになる。また、この授業ではPPTの作り方やパソコンの使い方も学べるようになる。

授業計画
1回
個別、全体、グループで考え、話し合ったりすることを通し、以下の活動を行う。時間に余裕があれば、発表内容を書く時間を取る。
・自己紹介を通し、日本で勉強したい理由、別科を卒業してからの進路等について話す。
・希望する進路に進むために別科で何をしなければならないかを考え、発表する。
・これまでの学びを振り返り、改善すべき点を考え、発表する。
・これからどんなことを学んでいきたいかをまとめ、発表する。
到達目標:別科卒業後の進路希望について説明できる。別科で学ぶ目的が認識できる。
事前学習
別科卒業後の進路希望について具体的に説明できるように準備する。
事後学習
授業で学んだことを復習し、ノートにまとめる。

2回
個別、全体、グループで考え、以下の内容について発表し合う。時間に余裕があれば、発表内容について書く時間を取る。
・自国、家族、自分の住んでいる町について紹介する。
・興味、関心のあること。
・日本で勉強以外にしてみたいことを話す。
到達目標:必要な言葉や表現を使って、自身のことや周囲のことが説明できる。

事前学習
自国、家族、住んでいる町などについて情報を整理しておく。
事後学習
授業で学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。

3回
第1課の表現や言葉を復習した後で、以下のようなことを個別、全体、グループで考え、話し合い、発表する。
・ファストフードについて、いい所、悪い所等を話す。意見を述べる。
・自国のファストフードを紹介する。
・自国の代表的な食事、地域により異なる食事、食べ物(必要に応じて言葉を導入)について紹介する。
到達目標:第1課で学んだ表現や言葉が文脈の中で運用できる。
事前学習
第1課で学んだ表現や言葉を復習する。
事後学習
授業中に学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。

4回
第1課 作文の発表と発展活動
到達目標 作文をきちんと読める。発表を聞いて質問できる。
事前学習
第1課で書いた作文を発表できる状態にする。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

5回
第2課の言葉や表現を復習した後で、以下のような内容について個別、全体、グループで考え、話し合い、発表する。発表後に質疑応答を入れる。時間に余裕があれば、発表内容を書く時間を取る。
・地震について 自国の場合について
・災害 どのような災害があるか
   過去に起きた災害 自国で起きた災害の状況
   これからどのような備えが必要か どのように行動をとるべきか
到達目標:第2課で学んだ表現や言葉が文脈の中で運用できる。
事前学習
第2課で学んだ言葉や表現を復習する。
事後学習
授業中に学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。

6回
第2課の作文の発表と発展活動
到達目標:作文をきちんと読める。発表を聞いて質問できる。
事前学習
第2課で書いた作文を発表できる状態にする。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

7回目
 第3課の表現や言葉を復習した後で、以下のような内容について個別、全体、グループで考え、話し合い、発表する。発表後に質疑応答を入れる。時間に余裕があれば、発表内容を書く時間を取る。
・子供について 自分の子供のころどのような子供だったか振り返る
       どのような子どもが多いか、問題点も考える
・若い人、高校生、大学生の生活について
・教育について
到達目標:第3課で学んだ言葉や表現が文脈の中で運用できる。
事前学習
第3課で学んだ言葉や表現を復習する。
事後学習
授業中に学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。

8回
第3課の作文の発表と発展活動
到達目標:作文をきちんと読める。発表を聞いて質問できる。
事前学習
第3課で書いた作文を発表できる状態にする。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

9回
第4課の表現や言葉を復習した後で、以下のような内容について個別、全体、グループで考え、話し合い、発表する。発表後に質疑応答を入れる。時間に余裕があれば、発表内容を書く時間を取る。
日本について 日本に来たことがあるか。どこへ行ったか。何をしたか。
       どんな国だと思ったか。
       どんな国だと思うか。
自国について どんな国か
       お勧めの場所 お勧めする理由等
到達目標:第4課で学んだ言葉や表現が文脈の中で運用できる。
事前学習
第4課で学んだ言葉や表現を復習する。
事後学習
授業中に学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。

10回
第4課の作文の発表と発展活動
到達目標:作文をきちんと読める。発表を聞いて質問できる。
事前学習
第4課で書いた作文を発表できる状態にする。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

11回
第5課の言葉や表現を復習した後で、以下のような内容について個別、全体、グループで考え、話し合う。関心、問題意識を持った点について、インタビュー(アンケート)でグループで調べてみる。
・睡眠について 睡眠上の問題 適切な睡眠時間等
・毎日の生活  健康上の問題と習慣(食事、運動、コロナ禍での生活等)
第5課のアンケートの質問を参考にし、グループでアンケート(インタビューでもよい)の質問を考える。これまで学習したトピック(自由に設定してもいい)で、アンケート(インタビュー)の質問を考え、インタビュー(アンケート)をする。
到達目標:第5課で学んだ言葉や表現が文脈の中で運用できる。
事前学習
第5課で学んだ言葉や表現を復習する。
事後学習
授業中に学んだことを復習する。
発表した内容について再度声に出して話してみる。書いてみる。


12回
・第5課の作文の発表と発展活動
発表内容について質疑応答し、意見を述べる。コメントする。
・11回目インタビュー(アンケート)結果をできればPPTも用いてグループでまとめる。
到達目標:作文をきちんと読める。発表を聞いて質問できる。
事前学習
第5課で書いた作文を発表できる状態にする。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

13回
グループでアンケート(インタビュー)を結果を発表する。発表後に質疑応答をする。
到達目標:アンケート(インタビュー)結果をまとめて協力して発表できる。

事前学習
アンケート(インタビュー)の質問を考えてくる。
事後学習
授業で学んだことを復習する。


14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内小テストを実施、宿題を課す。評価配分は以下の通りとする。
小テスト   20%
発表     20%
まとめテスト 40%
授業への取り組み(課題を含む)20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
中級へ行こう
平井悦子、三輪さち子
スリーエーネットワーク
978-4-88319-728-6
2200円
参考文献・推薦図書
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