シラバス情報

授業科目名
【別科】日本語アカデミック・スピーキングA
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中山 富子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
アカデミックな状況で必要とされる口頭産出の力を身につけることを目標とする。
授業の概要
 この授業では、アカデミックな内容の口頭産出の力を養うことを目指す。主教材(総合科目)で学んだ知識を個人化し、プレゼンテーションする力とコミュニケーション力を身につける。また、オフィスアワーの利用の仕方、研究室での教員とのコミュニケーションの仕方、職員とのコミュニケーションの仕方、掲示板の見方、出席確認・成績確認のための教員とのコミュニケーションなどアカデミックな状況で必要とされる口頭産出の力を身につける。

授業計画
1回
・以下のように受けた情報を理解した後、それを伝える活動をする。
  まとまりのある文章を聞き(読み)、メモを取る。
  疑問点は質問をする。
  メモを基に話の内容を伝える。
・聞いた(読んだ)文を参考にして、話し(例えばスピーチをする)、話した内容に関する質問を受ける活動をする。
到達目標:メモ取りをしながら聞いたり読んだりできる。メモを基に得た情報を伝えることができる。
事前学習
配布済みのプリントを読んでくる。

事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。 

2回
・読んだり聞いたりして情報を得た後の活動をする。
  例えば質問する、意見を述べる、アドバイスをする等の練習をする。
  相手が日常について話した(趣味、好きなこと、嫌いなこと、困っていること、心配なこと等)ことに対しアドバイスをしたり、意見を述べたりする練習をする。
到達目標:読んだり聞いたりしたことに対し、質問し、アドバイスや意見等を述べることができる。

事前学習
配布済みのプリントを読んでくる。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

3回
・第1課「ファストフード」をやり取りの中で復習した後で以下のような活動を行う。
 「ファストフード」あるいはそれに関連する事柄、たとえば毎日の生活(食事、食生活など)をトピックにし、スピーチをする。全員で取り組み意見を交わしながら内容
 を整理し、わかりやすいスピーチを考える。
到達目標:言葉や表現の復習を繰り返し、協力し、まとまった文章を構築できる。
事前学習
第1課を復習する。

事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

4回
・掲示板を読んで発展的な活動をする。
  要旨を伝える。
  話を聞いてメモを取る
  メモを見て内容を話す。第3者に伝える。
・掲示板を読んで不明点を目上の人に質問する。
到達目標:掲示板が理解できる。理解できない点を目上の人に質問できる。メモを見て伝えることができる。
事前学習
配布されたプリントを読んでくる。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

5回
第2課「地震」をやり取りの中で復習した後に以下のような活動を行う。
 地震と関連するテーマ(例えば災害)について話す。
 自国の場合についてグループで話し合い、発表する。
 発表を聞いて質問し、アドバイスや意見を述べる。
到達目標:関心のあるテーマを選んで話すことができる。相手の話を聞いて、アドバイスや意見等を述べることができる。
事前学習
第2課を復習する。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

6回
・発表にかかわる以下のような活動をする。
  読み物を読んで伝える(発表する)。
  聞き手は質問や意見を述べ応答する。
  聞いたり、読んだりした情報について不明点を相手に応じた話し方で質問する。
到達目標:読んだり聞いたりした内容が理解できる。理解できない点を相手に応じた話し方で質問できる。
事前学習
配布されたプリントを読んでくる。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

7回目
・第3課「最近の子供」をやり取りの中で復習した後、以下のような活動を行う。
  周りの環境の中で変化したと感じるものを挙げ、その昔、今を比較する。変化の理由を考える。
  全員で話し合った後、グループで取り組み意見を交わしながら内容を整理し、わかりやすい話の進め方を考える。
  発表する。
到達目標:言葉や表現の復習を繰り返した後、話し合いをし、その結果を発表できる。
事前学習
第3課の復習をする。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

8回
・第3課の復習をした後で、以下のような活動を行う。
  前回の発表を思い出し、再現する。
  スピーチの内容について再度話し合う。その理由、問題点などについてそれぞれの意見等を述べ、肉付けをし発表内容を考える。
  発表する。
到達目標:前回と同じテーマについて話し合い、理由、問題点などを加えて発表する。
事前学習
第3課をよく復習しておく。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

9回
・第4課「日本のイメージ」をやり取りの中で復習した後で、以下のような活動を行う。
   インタビューの質問を考え、実際にインタビュー(アンケート)をしてみる。
   4課の本文をヒントに質問を考える。
   質問を加え、実際に教室でインタビューし、結果を報告する。
到達目標:インタビューの質問項目を考えられる。インタビューをし、発表することができる。
事前学習
第4課を復習しておく。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

10回
・これまで学習した内容をやりとりの中で復習した後で、以下のようなインタビュー活動を行う。
  他の人の意見を聞いてみたいトピックを取り上げ、インタビュー調査をする。
  発表は最終授業で実施する。本時では以下のプロセスの中の質問を考えるまで行う。
   インタビュー内容を考える。目的を考え、質問項目を書く。
   インタビューで使う表現を確認すし、インタビューをする。
   発表原稿を考える。
   発表する。
到達目標:インタビューを計画し、実施することができる。
事前学習
第5課までを復習する。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

11回
・第4課をやり取りの中で復習した後で、以下のような手順でインタビュー活動を継続する。
 10回目の授業で考えた質問事項を確認し、実際にインタビューをしてみる。
 インタビュー結果をまとめる。
 発表原稿を書く。
到達目標:インタビュー結果の発表までの準備をすることができる。
事前学習
インタビューの質問項目を完成する。
事後学習
発表原稿を書く。

12回
・第5課「睡眠」をやり取りの中で復習した後で、テーマを発展させながら話し合う活動を行う。
  話題にしている睡眠について話す。
  自国の場合や社会問題等に発展させて話し合い、意見を述べる。
到達目標:自国の社会問題について考えを述べ、話し合うことができる。
事前学習
第5課を復習する。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

13回
授業の10回目、11回目で行ってきたインタビューの最終発表をする。
  発表をする。質問を受ける。
到達目標:調査をした結果を発表できる。
事前学習
発表のリハーサルをする。
事後学習
授業中に話した内容を再度練習し、復習する。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業内小テストを実施、宿題を課す。評価配分は以下の通りとする。
小テスト       20%
発表         30%
まとめテスト     30%
授業への取り組み(課題を含む)20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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平井悦子、三輪さち子
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2200円
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