シラバス情報

授業科目名
【別科】分野別日本語(アニメ)A
学年
1年
単位数
1単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中山 富子、渡邊 美和子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
アニメや漫画を通してさまざまな日本語の力を養う。
授業の概要
この授業では、アニメ作品や漫画などを通して、読解力・聴解力・発話力を養う。アニメなどの映像作品に関しては、セリフを聞いて書き取り、アフレコの練習をし、自然なコミュニケーションを身につける。そして漫画は自由課題として学習者自身が選んだ漫画を読み、概要をまとめる。また、漫画特有の擬態語擬声語、自称詞、キャラクターの特徴を表す役割語などを理解する。学期末には、学習者が選んだ作品に関してPPTなどでまとめ、発表する。

授業計画
1回
映像作品①前編:日本語のセリフを聞き取とる
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

2回
漫画について話す。
・どんな漫画を読んだことがあるか。
・自国の漫画と日本の漫画について違いはあるか。
最終授業の課題を確認する。
課題(漫画)の内容、登場人物、人間関係を観察する。
事前学習
漫画についての読み物を読む。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

3回
映像作品①中編:丁寧体と普通体を使い分ける
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

4回
『ドラえもん』を読む。
 内容を読み取る。
 表記の特徴を観察する。擬音語、擬態語にも注目する。
 吹き出しにことばを入れてみる。
事前学習
配布された読み物(漫画)を読む。

事後学習
授業で学んだことを復習する。

5回
映像作品①後編:アフレコ
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

6回
『ドラえもん』を読む
1.内容を読み取る。
2.絵だけを見て物語を考える。グループでまとめて、物語として発表する。発表後に質問や意見を受ける。
事前学習
『ドラえもん』を読む。
事後学習
授業で学んだことを復習する。発表したことを書いてみる。

7回目
映像作品②前編:オノマトペ
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

8回
『サザエさん』を読んで、以下のようなことを個人、全体、グループなどで考え、発表する。
・どのような内容か。
・登場人物、家族構成、人間関係を観察する。
・『ドラえもん』の家族との違いを観察する。
・中国の家族、家族構成と比較する。
・どちらの漫画が好きかその理由を考える。
事前学習
『サザエさん』を読む。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

9回
映像作品②中編:映画の中の日本の社会・文化
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

10回
・『クレヨンしんちゃん』を読み、概要をまとめる。擬音語、擬態語、話し言葉の特徴などを観察する。グループで話し、発表する。
・最終発表の進捗状況を報告する。
事前学習
『クレヨンしんちゃん』を読む。
事後学習
授業で学んだことを復習する。

11回
映像作品②後編:アフレコ
事前学習
語彙、表現の確認
事後学習
スクリプトの音読

12回
学習者自身が選んだ漫画に関して発表する。発表後に意見や質問を受ける。
事前学習
発表の練習をする。
事後学習
授業で学んだこと復習する。

13回
アニメのアフレコ発表
事前学習
アフレコの練習、発表準備
事後学習
今学期の総復習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
アニメ(木曜日):課題20%、発表30%
まんが(金曜日):テスト15%、発表25%、授業への取り組み(課題を含む)10%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内で解説します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
自作プリント配布
参考文献・推薦図書
映画『となりのトトロ』(1988)宮崎駿
映画『耳をすませば』(1995)近藤喜文
『ドラえもん』藤子・F・不二雄(小学館/2019/700円)
『サザエさん』長谷川町子(朝日新聞社/1998/1200円)
『クレヨンしんちゃん』臼井儀人(双葉社/2019/417円)
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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