Syllabus data

授業科目名
Sports Medicine
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Sanaka Masaki,Takahashi Kohei
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
 スポーツ・健康づくり指導者として必要なスポーツ医学的知識の習得。具体的には、保健体育教員および健康運動実践指導者に必要なスポーツ医学的知識を学ぶ。骨や筋の名称や各関節運動、また、トレーニングによって鍛えられる部位への理解を深める。内科・整形外科的スポーツ傷害について理解を深め予防やリハビリテーションについて理解を深める。障がい者スポーツについての理解を深める。アンチドーピングについて理解を深める。
授業紹介動画:https://youtu.be/KzLRsqksbG4
授業の概要
 スポーツ・健康づくりの指導者として必要な身体運動にとって重要な骨や筋などの名称および働きなど理解することをねらいとする。さらに各関節運動の名称およびいずれの筋が動員しているかについて学ぶ。固有受容器のはたらきから反射のメカニズム、さらには実際の運動を事例に学ぶ。整形外科的および内科的なスポーツ障害の予防法についても学ぶ。また、リハビリテーション医学の基礎を学び、障害者または障がい者スポーツへの理解を深める。一方、ドーピングの基礎知識についても学ぶ。本授業はオムニバスで講義形式によって行われる。

授業計画
1回
スポーツ医学について
機能的解剖学1  骨と筋、呼吸循環系および消化器系(担当:高橋光平)
到達目標:骨と筋、呼吸循環系および消化器系が理解できる
事前学習
[2h]ヒトの身体の構造について調べておくこと
事後学習
[2h]骨と筋、呼吸循環系および消化器系の理解を深める

2回
機能的解剖学2 関節運動、運動力学(担当:高橋光平)
到達目標:関節運動、運動力学が理解できる
事前学習
[2h]関節運動の名称について調べておくこと
事後学習
[事後学習:2h]関節運動、運動力学の理解を深める

3回
運動障害と予防1(担当:佐仲雅樹)
内科的に対応すべき点1:運動中止の判定、内科的障害(突然死、胸痛)
到達目標:運動中止の判定、内科的障害を理解できる
事前学習
[2h]スポーツによって生じる内科的な事故について調べておくこと
事後学習
[2h]スポーツと突然死についての理解を深める

4回
運動障害と予防2(担当:佐仲雅樹)
内科的に対応すべき点2:内科的障害(腹痛、熱中症、過換気症候群、高山病など)
到達目標:内科的障害(腹痛、熱中症、過換気症候群、高山病など)を理解できる
事前学習
[2h]日本スポーツ協会の熱中症予防を調べておくこと
事後学習
[2h]様々な環境下によって生じるスポーツの事故についての理解を深める

5回
運動障害と予防3(担当:佐仲雅樹)
外科的に対応すべき点1:整形外科的障害(ぎっくり腰、こむらがえり、捻挫、慢性的な膝および肘障害など)
到達目標:整形外科的障害(ぎっくり腰、こむらがえり、捻挫、慢性的な膝および肘障害など)が理解できる
事前学習
[2h]スポーツでの膝関節の前十字靭帯断裂や野球肘などを調べておくこと
事後学習
[2h]スポーツによって生じる傷害についての理解を深める

6回
運動障害と予防4 テーピングの意義(担当:佐仲雅樹)
到達目標:テーピングの意義を理解できる
事前学習
[2h]スポーツでの足関節捻挫を調べておくこと
事後学習
[2h]テーピングの意義について理解を深める

7回目
特殊環境下におけるスポーツ活動時の注意(担当:高橋光平)
到達目標:特殊環境下におけるスポーツ活動時の注意が理解できる
事前学習
[2h]暑熱や低酸素でのスポーツ活動時の注意を調べておくこと
事後学習
[2h]特殊環境下におけるスポーツ活動時の注意について理解を深める

8回
スポーツとオーバートレーニング(担当:高橋光平)
到達目標:スポーツとオーバートレーニングが理解できる
事前学習
[2h]オーバートレーニングを調べておくこと
事後学習
[2h]オーバートレーニングの予防について理解を深める

9回
各障がいの理解1(担当:高橋光平)
身体障がい(肢体不自由、視覚障がい)
到達目標:各障がいの主な特徴や、実際のスポーツ活動場面で活かせる各障がいに関する知識と指導上の配慮点が理解できる
事前学習
[2h]身体障がい(肢体不自由、視覚障がい)について調べておくこと
事後学習
[2h]身体障がい(肢体不自由、視覚障がい)への理解を深める

10回
各障がいの理解2(担当:高橋光平)
身体障がい(聴覚・音声言語障がい、内部障がい)
到達目標:各障がいの主な特徴や、実際のスポーツ活動場面で活かせる各障がいに関する知識と指導上の配慮点が理解できる
事前学習
[2h]身体障がい(聴覚・音声言語障がい、内部障がい)について調べておくこと
事後学習
[2h]身体障がい(聴覚・音声言語障がい、内部障がい)の理解を深める

11回
各障がいの理解3(担当:高橋光平)
知的障がい(発達障がいを含む)
到達目標:各障がいの主な特徴や、実際のスポーツ活動場面で活かせる各障がいに関する知識と指導上の配慮点が理解できる
事前学習
[2h]知的障がい(発達障がいを含む)について調べておくこと
事後学習
[2h]精神障がいについて調べておくこと

12回
各障がいの理解4(担当:高橋光平)
知的障がい、精神障がい
到達目標:各障がいの主な特徴や、実際のスポーツ活動場面で活かせる各障がいに関する知識と指導上の配慮点が理解できる
事前学習
[2h]精神障害について調べておく事
事後学習
[2h]精神障がいの理解を深める

13回
スポーツと薬物(担当:高橋光平)
アンチ・ドーピングとは、国内外のアンチ・ドーピング機構
到達目標:アンチドーピングについて理解できる
事前学習
[2h]ドーピングについて調べておくこと
事後学習
[2h]市販薬や身近な薬品のドーピングについて理解を深める

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する
成績評価は、この試験成績(60%)に小テスト(20%)やレポート(20%)を加えて判定する
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内での解説、またはポータルなど解説を配布・返却する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
-
-
-
-
参考文献・推薦図書
『健康運動実践指導者用テキスト』((財)健康・体力づくり事業財団/2016年/4,900円)
『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目1』(公財)日本スポーツ協会編((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,000円)
『障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級) — 2020年改訂カリキュラム対応 —』(公財)日本パラスポーツ協会編(ぎょうせい/2020年/2,500円)
『リファレンスブック』(公財)日本スポーツ協会編((公財)日本スポーツ協会/2019年/4,400円)
研究室
高橋光平:東金キャンパス・F棟3階・F304
佐仲雅樹:東金キャンパス・K棟4階
オフィスアワー
高橋光平:月・水曜日 昼休み
佐仲雅樹:水曜日
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ