Teacher name : Aoki Rieko
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授業科目名
Child Health
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Aoki Rieko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
授業の到達目標及びテーマ
<目標> 1.子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義を理解する。 2.子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 3.子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 4.子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 授業の概要
授業の概要
子どもの心身の発育、発達、健康状態の把握の方法について理解し、健康増進の実践のための知識と技術を習得し、子どもの疾病と予防を地域の社会資源と連携し支援できるように演習方式で授業を行う。 第7回目(外国人支援)・第9回目(東金市自治体保健師ゲストレクチャー)・第11回(訪問支援)・第13回(地域母子保健の災害支援) については1限の看護「地域母子保健」との連携合同授業を予定しています。 授業計画
1回
第1回.子どもの心身と健康と保健 6月13日 2限
1 子どもの心身の健康と保健の意義 (1)生命の保持と情緒の安定に係る保健活動の意義と目的「人生を考える」(ライフライン) (2)健康の概念と健康指標(WHO、健康日本21(第2次)、健やか親子21(第2次)) キーワード:ライフライン・健康の概念・健康の指標 到達目標:子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義を理解する。 2 健康及び安全の管理の実施体制 (3)母子保健・地域保健における自治体との連携 (4)ライフサイクルと健康 キーワード:地域母子保健、自治体・多職種連携 到達目標:子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
2回
第2回 地域母子保健の現状と動向・母子保健統計 6月13日 3限 「地域母子保健」テキスト(1)
地域母子保健行政の仕組みや母子保健施策 地域母子保健関連 国家試験対策 キーワード: 地域母子保健の概念、地域母子保健の基礎知識 到達目標 地域母子保健の概念、基礎知識を理解する。 日本の母子保健の現状と動向を理解する。母子保健行政と母子保健制度・施策 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
3回
第3回 母子保健行政と母子保健制度・施策 6月20日(火))2限 「地域母子保健」テキスト(2)
キーワード:地域母子保健行政、地域母子保健制度・施策、子育て地域包括支援、産後ケア 到達目標 日本の母子保健行政の仕組みや母子保健施策、地域で生活する母子及び家族のサポートシステムについて理解する。 地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。 産後 4 か月程度までの母子の健康状態をアセスメントできる。 母子をとりまく保健・医療・福祉関係者と連携及び協働し、母子や家族への支援について理解できる。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
4回
第4回.現代社会における子どもの健康に関する現状と課題 6月20日 3限 1 統計分析、デディスカッション(食事、運動、睡眠、生活リズム、災害、気候変動)
健康に影響する要因(ストレスの影響、ストレスコーピング キーワード:子どもの健康の現状・課題 到達目標:子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義、影響要因を理解する。 2 子どもの生理機能、発育、発達 (1)生理機能の発達と保健 食事、運動、睡眠、生活リズム 子どもの身体的発育・発達と保健 (2)身体発育及び運動機能の発達と保健 (3)発育・発達の把握と健康診断、分析、評価 計測の記録、アセスメントの方法 キーワード:子どもの生理機能・発育・発達・健康診断 到達目標:子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 講義の振り返り・課題作成
5回
第5回地域における新しい家族を迎える家族への支援(親役割獲得への支援・児への愛着形成支援の実践から)6月27日(火) 2限「地域母子保健」テキスト(3)
地域母子保健におけるメンタルヘルスケア(大橋優紀子先生) 1地域母子保健における愛着形成支援、親役割獲得支援、メンタルヘルスケアの課題、専門家(保健師、助産師、保育士)の支援について 目標 1地域における親子の愛着形成支援、親役割獲得支援の意義および、その実践方法について討論することができる。 キーワード:周産期からの子育て支援、親子の関係性、愛着形成(アタッチメント、ボンディング)、親子相互作用、包括的支援 2地域における親子のメンタルヘルスケアの意義および、その実践方法について討論することができる。 キーワード:産後うつ、ボンディング障害、育児不安、児童虐待、自殺、要保護児童等、要保護児童対策地域協議会、多職種連携、社会的養護 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
6回
第6回.子どもの心身の把握と対応 6月27日3限
1.地域における保健活動と子ども虐待防止 2.子どもの障害と対応 子どもの障害と保護者支援 (家庭での障害時の対応、支援、呼吸管理、消毒剤、育児、介護ストレス) 障害のある子どもへの対応「対応、事故、事件予防対策」 キーワード:虐待防止・子どもの障害・保護者支援 到達目標:子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 3子どもに特徴的な疾病の予防、早期発見、対応(1)感染症 感染症対策 *オンライン講義(オンデマンド) (1)感染症の集団発生の予防「統計分析、課題、対策」 (2)感染症発生時と罹患後の対応 「2018 年改訂版 保育所における感染症対策ガイドライン」(平成30 年3月、厚生労働省) 子どもの疾病の予防及び適切な対応(感染症) (1)主な疾病の特徴 (2)子どもの疾病の予防と適切な対応、予防接種 環境衛生 感染予防、消毒液の作成方法、感染予防(排泄物の処理方法;手袋の装着、ゴミの処理) 健康教育(感染症対策) 保育における保健的対応 (1)保育における保健的対応の基本的な考え方 (2)3歳未満児への対応 保育における健康及び安全の管理「統計分析、課題、対策」 衛生管理 キーワード:感染症対策・保険的対応 到達目標:子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 事前学習
事前学習【2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
7回目
第7回 外国人支援 (石井恵美子先生)7月4日 1限 「地域母子保健」テキスト(4)
事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
8回
第8回
1 子どもの心身の健康状態とその把握 (1)健康状態の観察 (2)心身の不調等の早期発見 疾患、状態の観察;呼吸、脈の測定、体温測定 子どもの疾病の予防及び適切な対応(1)外科疾患 骨折、外傷の応急処置 キーワード:健康状態の観察・早期発見・応急処置 到達目標:子どもの心身の健康状態の観察ができる。 不調の早期発見、応急処置ができる。 2 子どもの体調不良等に対する適切な対応 (1)体調不良や傷害が発生した場合の対応 (2)応急処置 (3)救急処置及び救急蘇生法 小児救急講習(小児のAED、人工呼吸、小児の三角筋を使用した包帯法、小児の搬送、誤飲・事故予防止) キーワード:応急処置・救急処置・救急蘇生法 到達目標:子どもの体調不良の応急処置、救急処置、救急蘇生法ができる。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 事前学習
事後学習(2時間) 課題作成
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
9回
第9回東金市の地域母子保健の現状と取り組み(東金市保健師の方のお話)ゲストティーチャー 7月11日(火)1限*授業開始5分前9時までに必ず着席していること
「地域母子保健」(5) キーワード:東金市母子保健活動 到達目標 東金市の地域母子保健の現状と取り組みについて理解する。 地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。 母子が居住する地域で提供されている母子保健活動を理解する。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成
10回
第10回. 7月11日(火) 2限
1 子どもの疾病の予防及び適切な対応(2)内科疾患 冷罨法の演習(発熱時の冷却法、熱中症の対応) 個別的な配慮を要する子どもへの対応(慢性疾患、アレルギー性疾患等) 「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」(平成23 年3月、厚生労働省) キーワード:子どもの内科疾患と対応 到達目標:子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 2 子どもの疾患の予防及び適切な対応(3)思春期に特徴的な疾患 思春期保健教育 キーワード:思春期の疾患の予防・対応 到達目標:子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
11回
第11回 訪問支援(新生児訪問) 7月18日 1限「地域母子保健」テキスト(6)
キーワード:地域母子保健行政、地域母子保健制度・施策、子育て地域包括支援、産後ケア 到達目標 日本の母子保健行政の仕組みや母子保健施策、地域で生活する母子及び家族のサポートシステムについて理解する。 地域で生活する母子及び家族を支援する看護職の役割、地域で活動する他職種や組織との連携、協働について考察し、説明できる。 産後 4 か月程度までの母子の健康状態をアセスメントできる。 母子をとりまく保健・医療・福祉関係者と連携及び協働し、母子や家族への支援について理解できる。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 保護者会計画作成
12回
第12回.保護者、他職種間の連携・協働
1 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働 予防接種前後の観察、地域保健機関との連携 保育における子どもの健康のための多職種連携、協働における課題と対策 保護者との情報共有(コミュニケーション、保護者会、連絡ノート、IT情報) 「保護者会計画作成(テーマ、対象、内容、方法、時期、場所)」 (中間レポート) キーワード:保護者・他機関の連携・協働 到達目標:子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び保護者・他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 2 子どもの疾患の予防、健康増進、健康教育 子どもの疾患の予防と適切な対応(4)歯科疾患 口腔衛生、歯磨き指導、あと磨き指導の演習、染め出し、磨き残し、歯周病観察(観察シート) キーワード:健康教育・歯磨き指導 到達目標:子どもの身体的な発育・発達と保健について理解する。 子どもの心身の健康状態とその把握の方法について理解する。 子どもの疾病とその予防法及び他職種間の連携・協働の下での適切な対応について理解する。 3 健康教育計画作成(養護、教育的関わり、子ども、保護者支援。社会資源連携:保健センター、歯科医) (1)職員間の連携・協働と組織的取組 (2)保育における保健活動の計画及び評価(年間計画作成、評価) (3)母子保健・地域保健における自治体との連携 (期末レポート) 発表「健康教育計画」 テーマ;食育、衛生、生活リズム、歯科衛生等設定、対象(保護者、子ども)、教育方法、評価 キーワード:健康教育計画 到達目標:健康教育計画作成をすることができる。 事前学習
事前学習(2時間) 講義について調べる
事後学習
事後学習(2時間) 課題作成 健康教育・感想
13回
第13回 地域母子保健の災害支援(青木先生・石井先生) 7月25日 1限
「城西国際大学が避難所になった場合を想定し、地域の災害要配慮者対策・災害支援計画(妊婦・乳幼児)」についてグループで考える。(30分) グループで考えた「城西国際大学が避難所になった場合を想定し、地域の災害要配慮者対策・災害支援計画(妊婦・乳幼児)」(30分) について発表する。 キーワード 災害要配慮者 災害支援計画 災害支援法 到達目標 城西国際大学周辺のハザードマップから災害リスクを分析し、災害を想定した災害要配慮者対策・災害支援計画を考えることができる 大学周辺の地域で生活する母子の健康状態を査定し、子ども、母親、父親や家族の災害の予防、災害時の支援対策のために必要な個別、集団における知識、技術を説明できる。地域組織の活動、社会資源の必要性を理解する。 事前学習
事前学習(2時間) 健康教育計画 (期末レポート)
事後学習
事後学習(2時間) 顕教教育計画・感想作成(期末レポート)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
講義内 課題、及び中間・学期末レポート課題で総合的に評価する。
評価配分は以下の通りとする。 理解度・学習到達度(講義内 課題)30% 学習態度・参加度 20% 中間・学期末レポート課題 50% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
講義内、発表等にて相互の学びをし、またコメントする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
地域母子保健・国際母子保健 第6版
我部山キヨ子ら
医学書院
978-4-260-05004-3
2023年01月
参考文献・推薦図書
講義資料は講義にて、提示・配布する。
『子どもの健康と安全 演習ノート』小林美由紀(診断と治療社)9784787825322 『写真でわかる小児看護技術アドバンス - 小児看護に必要な臨床技術を中心に (新訂版)』 、山元恵子監(インターメディカ、ISBN 9784899964094 2020) 『健康科学概論』(第3版) 後閑容子編、(ヌーヴェルヒロカワ、ISBN9784902085082 ) 『保育者・養護教諭を目指す人のための 子どもの保健 健康と安全』、大澤眞木子監、(へるす出版、ISBN9784867190340 2022) 研究室
K棟220
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月曜日 3限 事前にアポイントメントを取ってください。
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