Syllabus data

授業科目名
精神保健福祉援助演習I
学年
3Grade
単位数
1.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Tomita Manami
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
本科目では、精神保健福祉士に求められる理論と知識を踏まえて、実践的な援助スキルを習得することが目標となります。
これまで学んできた理論や知識を再確認し、精神保健福祉士が活躍するの幅広い実践現場に求められる相談援助業務や援助方法を実践的に習得してください。
授業の概要
本科目の目標を踏まえて、実際の事例検討やロールプレイ等も取り入れながら授業を進めていきます。
さらには、精神保健福祉士の業務を専門的援助技術として概念化し、理論化し、体系立てることができる資質と能力を高めるよう展開していきます。
精神保健福祉士としての自己覚知をはじめ、面接技術やグループを活用した意見交換なども多く取り入れていきます。
学生間で相互に学び、高め合える効果的な環境を活かして、各自主体的に授業に臨んでください。

授業計画
1回
テーマ:授業ガイダンス
パワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:シラバス全体を把握し、授業に臨む姿勢を確認する。】
事前学習
事後学習

2回
テーマ:演習の意義と目的
パワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:科目の意義や目的を理解する。】
事前学習
事後学習

3回
テーマ:自己理解と他者理解
資料を用いて進めます。
事前学習で考えてきたことを各自発表.します。
【到達目標:自己と他者のストレングスを発見する。】
事前学習
自分の性格傾向を踏まえて、得意とする面や苦手な面を考えてきてください。(30分)
事後学習

4回
テーマ:価値観と倫理観
資料を用いて進めます。
【到達目標:価値観と倫理観について、幅広く理解を深める。】
事前学習
事後学習
学んだこと、気づいたことをノートに記載し整理する。(15分)

5回
テーマ:利用者理解
テキスト及び提示した実際の事例を用いて進めます。
【到達目標:利用者理解のための幅広い視点を学ぶ。】
事前学習
事後学習

6回
テーマ:援助関係の理解
テキスト及び資料を用いて進めます。
【到達目標:3つの援助関係を理解し、援助関係構築のための基本的な視点を学ぶ。】
事前学習
事後学習
学んだこと、気づいたことをノートに記載し整理する。(10分)

7回目
テーマ:コミュニケーション
ロールプレイから学ぶ。
【到達目標:自分の良い面、他者の良い面に気付いて言語化する。】
事前学習
事後学習

8回
テーマ:面接技術
前回授業で気付いた点を意識して、ロールプレイをおこないます。
さらに、実際の事例を提示しますので、役割に沿ってロールプレイに取り組んでください。
【到達目標:自分のスキルと今後の課題を見出す。】
事前学習
事後学習
学んだこと、気づいたことをノートに記載し整理する。(10分)

9回
テーマ:スーパービジョンの重要性
DVDやパワーポイントを用いて進めます。
【到達目標:スーパービジョンの重要性を理解する。】
事前学習
事後学習

10回
テーマ:スーパービジョンの事例検討
実際の事例を提示します。
グループ内で検討し、意見を集約して発表していただきます。
【到達目標:スーパービジョンの実践的な方法を理解する。】
事前学習
事後学習
事例検討から学んだスーパービジョンの重要性についてまとめてください。(10分)

11回
テーマ:記録の重要性
テキスト及び資料を用いて進めます。
【到達目標:記録の重要性と目的を理解する。】
事前学習
事後学習

12回
テーマ:観察と記録
映像を見ながら、実際に観察したことを記録してみます。
【到達目標:記録方法や技術を実践的に学び、理解を深める。】
事前学習
事後学習

13回
テーマ:チームアプローチ
資料とパワーポイントを用いて進めます。
【到達目標:チームアプローチの必要性とその方法の理解を深める。】
事前学習
事後学習

14回
テーマ:S2ガイダンス
テキストの項目を確認し、後半授業に向けた意見交換をおこないます。
【到達目標:自らの課題を抽出し、後半授業に活かす。】
事前学習
テキストの項目を確認してきてください。(15分)
事後学習

15回
テーマ:演習の意義と目的
パワーポイントを用いて説明します。
【到達目標:科目の意義や目的を理解する。】
事前学習
事後学習

16回
テーマ:ソーシャルワークの課題を通じた演習
【到達目標:事例を読み込んで、課題を抽出する。】
事前学習
テキストP22 〜41を事前に読んでおいてください。(15分)
事後学習

17回
テーマ:事例検討と意見交換
【到達目標:事例の読み込み方、捉え方を学ぶ。】
事前学習
事後学習
授業内で発表された他者の意見や全体で共有した事柄を踏まえ、考察したことをノートにまとめてください。(15分)

18回
テーマ:グループにおける相談援助の理解
テキストを用いて進めます。
【到達目標:専門職としての関わりや特徴について理解を深める。】
事前学習
テキストP42 〜54を事前に読んでおいてください。(15分)
事後学習

19回
テーマ:事例検討と意見交換
グループで事例検討し、意見の集約と発表をおこないます。
【到達目標:他者の意見とすり合わせて、自分の考察を吟味する。】
事前学習
事後学習
自分の意見を吟味し、考察したことをノートにまとめてください。(15分)

20回
テーマ:コミュニティソーシャルワークの理解
テキストを用いて、事例検討をおこなう。
【到達目標:コミュニティソーシャルワークに求められる知識と技法を学ぶ。】
事前学習
テキストP55 〜70を事前に読んでおいてください。(15分)
事後学習

21回
テーマ:事例検討と意見交換
グループで事例検討し、意見の集約と発表をおこないます。
【到達目標:他者の意見とすり合わせて、自分の考察を吟味する。】
事前学習
事後学習
授業内で発表された他者の意見や全体で共有した事柄を踏まえ、考察したことをノートにまとめてください。(15分)

22回
テーマ:家族からの精神科受診相談とインテーク面接
【到達目標:面接技法の理解を深める。】
事前学習
テキストP75 〜 91を事前に読んでおいてください。(15分)
事後学習

23回目
テーマ:事例検討と意見交換
グループで事例検討し、意見の集約と発表をおこないます。
【到達目標:ソーシャルワークの視点を再確認する。】
事前学習
事後学習
再確認できた内容をノートにまとめてください。(15分)

24回
テーマ:精神科デイ・ケアにおける多職種連携による地域支援
テキスト事例を用いて、検討をおこなう。
【到達目標:多面的に地域生活支援を検討する。】
事前学習
テキストP92 〜 98を事前に読んでおいてください。(15分)
事後学習

25回
テーマ:事例検討と意見交換
グループで事例検討し、意見の集約と発表をおこないます。
【到達目標:多職種連携のあり方を学ぶ。】
事前学習
事後学習
学んだことや気づいたことをノートにまとめてください。(15分)

26回
テーマ:複合困難事例
提示された実際の事例を用いて、意見交換をおこなう。
【到達目標:援助の視点と関わりについて理解を深める。】
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
レポート・期末試験レポートを実施する。評価配分は以下の通り。
〇期末試験レポート:50%
〇授業中に実施するレポート:10%
〇授業への取り組み・発表:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
レポート提出後、解説コメントを掲載します。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
最新 精神保健福祉士養成講座 ソーシャルワーク演習(精神専門)
日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集
中央法規
978-4-8058−8258
参考文献・推薦図書
「精神障害者の相互支援システムの展開」 寺谷 隆子 中央法規 978-4-8058-3078-9 
「対人援助とコミュニケーション」 諏訪 茂樹 中央法規 978-4-8058-3249-3
「社会生活力」 奥野 英子・野中 猛 中央法規 978-4-8058-4878-4 
研究室
東金キャンパス非常勤講師室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ