Syllabus data

授業科目名
The theory of welfare a handicapped person
学年
1Grade
単位数
4.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Iwata Izumi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
障がいをもつことは何も特別なことではない。誰もが障がいとは無縁とはいいきれない。そうした視点にたつと障がいをもつ人たちがより身近に感じられ、地域でどう生活しているのか、どんな社会的な活動に参加しているのか、私たちが生活する社会が本当の意味で安心して暮らせる社会なのかを理解できる。授業では、こうした視点から、現在、定着しつつある障がい者福祉の理念や概念、制度、その支援の方法などを学ぶことで障がいに対する理解を深め、地域や家族も含め障がいをもつ人の生活を支援する実践力を養う。
授業の概要
まず1981年の国際障害者年をきっかけに、障がい者福祉の新しい理念が続々と誕生し、それに伴い障がいの概念や、障がいに対する意識が大きく変化してきている現状を理解する。また、そうした変化は国際的なICIDHやICDとして具体化され、それらが日本の法や制度に大きく影響していることを理解する。そうした基盤の上に、介護専門職として障がいの特性を各障害ごとに理解し、障がいに応じた支援の方法を工夫できるよう障がいの理解を深めていく。さらに、障がい者が地域社会の中で暮らしていくための社会システムの構築や、家族を含めた支援のあり方を検討する。
※自作の講義資料を中心に授業を進める。事前に講義資料をunipaに掲載するので、ダウンロードし授業時に参照できるよう準備すること。
※授業紹介動画 https://drive.google.com/file/d/1mHGRyvEZ57x9c73fvECd6c-9FCV-7jwq/view?usp=sharing

授業計画
1回
1、障がいの概念
障がいの捉え方、障害者とは、障害の概念の変遷を学び、現代における障がいの概念を理解する。
事前学習
シラバスを読み全体の講義内容を把握する。講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業の進め方、評価の基準を確認する。授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

2回
2、ICIDHとは
ICIDHについて学び、障がいの3つのレベルを理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

3回
3、ICFとは
ICFについて学び、その障害モデルを理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

4回
4、障がい者福祉の理念
ノーマライゼーションについて学び、その実現の方法を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

5回
5、障がい者福祉の理念
リハビリテーション、インクルージョンについて学び、その理念の方向を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

6回
6、障がい者福祉の制度
障害者総合支援法、障害者差別解消法、障害者虐待防止法について学び、その趣旨を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

7回目
7、障がい者の人権
国際障害者年の意味、障害者権利条約の意義について理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

8回
8、就労の支援、財産の保護、介護保険
就労支援の制度、成年後見制度、介護保険制度から障がいも持つ人の人権を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

9回
9、障がいのある人の心理
欲求、適応、障がいの受容過程を理解し、心理的支援の方法を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

10回
10、知的障害とは
知的障害の定義、障がいの原因、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

11回
11、精神障害とは
精神障害の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

12回
12、高次脳機能障害とは
高次脳機能障害の定義、障がいの原因、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

13回
13、発達障害とは
発達障害の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

14回
14、肢体不自由とは
肢体不自由の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

15回
15、視覚障害とは
視覚障害の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

16回
16、聴覚・言語障害とは
聴覚・言語障害の定義、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

17回
17、重複障害とは
重複障害の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

18回
18、内部障害とは
内部障害の種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

19回
19、重症心身障害とは
重症心身障害の定義、障がいの種類、障がいの特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

20回
20、難病とは
難病の定義、難病の種類、難病の特性を理解し、支援の方法、かかわり方を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

21回
21、地域における連携と協働
地域におけるサポート、福祉サービス提供のしくみ、相談事業との連携を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

22回
22、サポート体制
相談支援センター、協議会、地域生活支援における連携を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

23回目
23、チームアプローチ
チームアプローチとは、その方法、関連職種を理解する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

24回
24、家族の介護負担の軽減
障がいのある人の家族の介護負担を把握し、家族を支える方法を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

25回
25、家族の支援
障がいのある人の家族のニーズを理解し、支援の方法を考える。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

26回
26、障がい者福祉のこれから
障がいとは、障がい者の生き方のこれからを考え、パラダイムの転換を模索する。
事前学習
講義資料をダウンロードし一通り目を通して、気になるキーワードや概念をチェックしておく。
事後学習
授業で紹介したキーワードや基本概念を振り返り、理解を深め、説明できるようにする。

試験及び成績評価
毎回の授業時に、授業で扱ったキーワード、専門用語や基本となる概念を中心に、内容を再認する小テストをおこなう(評価の90%)。また授業時の課題、参加意欲(評価の10%)を総合して評価する。評価の基準は、障がい者福祉についての基本的な知識、専門用語や概念を身につけること。介護専門職に就くことを前提に、その知識を説明でき活用できるようになることである。60%(60点)以上に単位を認める。

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業時に、前回行った小テストの解答を解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
自作の講義資料
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参考文献・推薦図書
介護福祉士養成講座14 障害の理解 中央法規出版 最新版
その他の参考文献については、授業時に必要に応じて紹介する。
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