Syllabus data

授業科目名
地域理学療法学
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Osugi Hironori
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
 地域包括ケアシステムの構築が進む昨今の医療介護情勢において、地域理学療法はその中心となるものである。すなわち、地域理学療法について理解し、実践できる思考力を身につけることは、現在の理学療法士に必須である。そこで本講義の到達目標は以下のとおりとする。
①地域理学療法の概念について理解する
②地域における理学療法について理解する
③災害時・産業など医療・介護分野以外の理学療法を知る
授業の概要
 医学モデルから生活モデルへの転換を含めて、理学療法士が医療機関内に留まることなく、実生活の場で対象者支援を行うために必要な基本的知識を習得する。地域包括ケアシステムが展開されている現在、理学療法の領域の拡がりを見据えて、災害時支援など視野を広げた医療機関以外での多くの活動について理解する。

授業計画
1回
内容:地域理学療法学総論
到達目標:地域包括ケアシステムの概要を知り、地域理学療法の概念について理解する 
事前学習
(2時間)テキストP2〜P24を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、地域理学療法学について理解を深めること。

2回
内容:地域理学療法に関連する法制度
到達目標:介護保険制度を始めとする、地域理学療法で必要となる法制度について理解する。
事前学習
(2時間)テキストP25〜50を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、介護保険制度やその他の法制度について理解を深めること。

3回
内容:地域理学療法における連携と退院支援
到達目標:地域理学療法を実践する際に必要となる多職種連携と退院支援について理解する
事前学習
(2時間)テキストP52〜71を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、地域理学療法における多職種連携や、退院支援の重要性とその取り組みについて理解を深めること。

4回
内容:骨関節疾患・中枢神経疾患の障害構造の視点
到達目標:骨関節疾患や中枢神経疾患における代表的な障害についての理解を深め、地域理学療法における取り組みを知る。
事前学習
(2時間)テキストP76〜P89を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、地域理学療法における骨関節疾患や中枢神経疾患への対応について理解を深めること。

5回
内容:認知症・終末期の支援人ついて
到達目標:認知症に対する理解を深めるとともに、終末期における地域理学療法を理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP90〜102を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、認知症者や終末期に対する理学療法士の関わりについて理解を深めること。

6回
内容:生活期における評価について
到達目標:地域理学療法で求められる評価の視点を理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP103〜126を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、地域理学療法学で必要となる評価方法について理解を深めること。

7回目
内容:障がい児・者の理学療法
到達目標:障がい児・障がい者に対する理学療法の概要を理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP128〜145およびP180〜183を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、障がい者・障がい者に対する理学療法について理解を深めること。

8回
内容:難病の理学療法の展開
到達目標:難病について知るとともに、難病者に対する理学療法の概要を理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP146〜151およびP184〜186を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、難病者に対する理学療法について理解を深めること。

9回
内容:訪問リハビリテーションの制度と在宅における理学療法
到達目標:訪問リハビリテーションで求められる理学療法士の役割について理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP152〜157および187〜190を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、訪問リハビリテーションについて理解を深めること。

10回
内容:通所系サービス(通所リハビリテーション/通所介護)における理学療法士の役割について
到達目標:通所リハビリテーションと通所介護の違いを理解するとともに、通所系サービスで求められる理学療法士の役割について知る。
事前学習
(2時間)事前にテキストP158〜165およびP191〜194を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、通所リハビリテーションについて理解を深めること。

11回
内容:様々な入所系サービスの概要と、入所系サービスにおける理学療法士の役割について
到達目標:各施設の概要を知るとともに、入所系サービスで求められる理学療法士の役割について理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP166〜171およびP195〜197を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、入所系サービスにおける理学療法について理解を深めること。

12回
内容:ヘルスプロモーションにおける理学療法士の役割
到達目標:健康増進活動における理学療法士の役割を知る。
事前学習
(2時間)事前にテキストP172〜177およびP198〜206を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、ヘルスプロモーションにおける理学療法について理解を深めること。

13回
内容:これからの社会と地域理学療法について
到達目標:今後の社会の展望と地域理学療法の役割について理解する。
事前学習
(2時間)事前にテキストP208〜261を精読しておくこと。
事後学習
(2時間)講義資料を振り返り、今後の地域理学療法学についての展望を考える。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験を実施する。
○期末試験:100%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
試験に関するフィードバックは個別に行います。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
地域理学療法学 第5版
金谷 さとみ / 原田 和宏
医学書院
978-4-260-05007-4
参考文献・推薦図書
PT・OTビジュアルテキスト 地域リハビリテーション学 第2版/重森健太ら編/羊土社/978-4-7581-0238-4
研究室
東金キャンパス・A棟・A517
オフィスアワー
火曜日3時限・金曜日2時限
科目ナンバリング
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