Teacher name : Satoko Iga
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授業科目名
Regional Co-Creation Project A
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
MORIYAMA Takuya,Ota Yukio,Satoko Iga
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
当授業は、地域に沈潜しているさまざまな価値の発掘、磨き上げや課題の解決に取り組むプロジェクトを実施する。プロジェクトには参加学生ひとりひとりが主体となりつつ、異なる背景を持つ多様な人材、例えば他学部で異なる専門を学んでいるメンバーや、企業や住民などの地域の方々と協働して取り組む。プロジェクトの企画、運営、実施を通じて、主体性、企画力、想像力、協働的能力を養う。
授業紹介動画URL:https://youtu.be/Ok8KmdvZGB0 4月 全体オリエンテーション 担当フィールドを決定 5月 担当フィールドに分かれてグループワーク 企画と運営方法を検討 障害についてディスカッション 6〜10月 各フィールドで企画及び活動 11月 水田美術館にてアールブリュッド展 大学祭にてハンドメイド作品の販売 域学共創プロジェクト科目全体 合同中間報告会 1月 域学共創プロジェクト科目全体 最終報告会 授業の概要
本授業は、下記、2つのフィールドに分かれて展開する。
1.風のアール・ブリュット×ココロ・ポリリズムJIU 〜障害者の生きた芸術展〜 2023年11月、城西国際大学水田美術館にて展覧会を開催予定 アール・ブリュットとは、「生の芸術」と言われる、芸術の教育を受けていない人々のアートを指す。今回、「生の芸術」を手掛けるのは、地域で生活されている、障害のある方々である。かつて、障害をもつ方々は、私宅監置や長期入院が強いられ、社会から隔離された時代が長らく続いた。昨今、ようやく、彼らが地域で生活できる社会が築かれつつある。障害のある方々が地域で安定した生活を送るためには、地域との「つながり」が重要であり、安心できる「つながり」は、コミュニティケアとも言える。 自身の思いを表現することが難しい彼らの、アール・ブリュット(生の芸術)を通して、障害のある方の「生」と、学生・地域が「つながる」ことを目的とした、地域共生社会の実現に向けた展覧会である。 2.障害のある方々のハンドメイド作品の販売を通したコミュニティケア 地域で生活されている障がいのある方々が、仲間と繋がり、生活のリズムを整えながら就労されている、就労継続支援B型事業所の方々が作成したハンドメイド作品を、地域の方々に手に取っていただき、購入していただく機会が少ないことが課題となっている。地域の方々との「つながり」は、障害のある方々が安定して地域で暮らしていくためにとても重要である。また、ハンドメイド作品を手に取っていただき、購入していただく経験は、障害のある方々にとって自信や希望、経済的自立、生きがいに繋がる。障害のある方々の「生きる」に寄り添いながら、コミュニティケアを 実現を目指す。 (授業回数:26回/時期:WS(2.3月)2泊3日の現地調査、事前6コマ・事後の4コマ) 授業計画
1回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
1回目:オリエンテーション ➣到達目標 授業の流れ・フィールドを理解する 担当フィールドの決定 施設の方々、メンバーとの親睦 事前学習
障害について調べる[1h]
事後学習
[1h] フィールドについて調べる
2回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
2回目:調べてきたことの発表 『障害について』 ➣到達目標 3障害について理解する 事前学習
[1h] 障害について調べたことの発表準備
事後学習
[1h] 授業を振り返り、障害者の現状について理解を深める。
3回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
3回目:障害者支援サービス、障害者との接し方について発表、ディスカッション。 ➣到達目標 障害者支援サービスについて理解する 障害者との接し方について理解する 事前学習
[1h] 障害者支援サービス、障害者との接し方について調べておくこと。
事後学習
[1h] 授業を振り返り、障害者支援サービス、障害者との接し方についての理解を深める。
4回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
4回目:地域で生活する障害者の課題について発表、ディスカッション。 ➣到達目標 地域で生活する障害者の課題について理解出来る 事前学習
[1h] 地域で生活する障害者の課題について調べておくこと。
事後学習
[1h] 授業を振り返り、地域で生活する障害者の課題についての理解を深める。
5回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
5回目:課題解決に向けた企画(案)の発表 ➣到達目標 自身の考えてきた課題解決に向けた企画(案)をメンバーが分かりやすいように発表する メンバーの発表を聞き自身の意見を述べる 全体の発表を通して企画(案)を絞り込む(2案程度) 事前学習
[1h] 課題解決に向けた具体的取り組み案(企画・立案)を考える。
事後学習
[1h] 課題解決に向けた企画(案)について熟考し洗練させる。
6回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
6回目:企画(案)のプレゼン、施設へ提出する企画書の作成 ➣到達目標 企画(案)を絞り込む 企画書の作成ができる 企画の中で自身の役割を明確化する チームが機能することを意識した言動をする 事前学習
[1h] 課題解決に向けた企画(案)について熟考し洗練させたものをプレゼンするための準備。
事後学習
[1h] 企画で何が必要かを考えリストアップし、教員へ報告する。
7回目
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
7回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・企画書の報告を分かりやすく行う ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる 事前学習
[1h] 企画案に沿って、運営方法について考える
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
8回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
8回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる 事前学習
[1h]活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
9回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
9回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
10回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
10回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
11回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
11回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
12回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
12回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
13回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
13回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
14回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
14回目:活動の実際 ➣到達目標 積極的に活動し、活動の安全に留意しつつ障害者と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築く ・各人が役割を果たし、企画の遂行に貢献する ・障害者とコミュニケーションをとり、自分を理解してもらう ・チームが機能することを意識した言動をとる ・相手の気持ちを考えた行動をとる 事前学習
[1h] 活動実施に向けた準備を行う
事後学習
[1h] 活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
15回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
15回目:『中間報告会に向けた準備』 ➣到達目標 中間報告会のプレゼンテーションに向けて準備ができる ・これまでの活動を振り返り、整理する ・中間報告会用の資料を役割分担を明確にして制作する ・中間報告会の時の役割を決める ・チームが機能することを意識し言動をとる 事前学習
[1h] 中間報告会に向けて、これまでの活動を振り返り整理する
事後学習
[1h]中間報告会のプレゼンテーションの準備をする
16回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
16回目:『中間報告会に向けた準備』 ➣達成目標 中間報告会のプレゼンテーションに向けて準備ができる ・これまでの活動を振り返り、整理する ・中間報告会用の資料を役割分担を明確にして制作する ・中間報告会の時の役割を決める ・チームが機能することを意識し言動をとる 事前学習
[1h] 中間報告会のプレゼンテーションの準備をする
事後学習
[1h] 中間報告会のプレゼンテーションの準備をする
17回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
17回目:『アールブリュッド展に向けた準備』 ➣達成目標 アールブリュッド展に向けて準備ができる ・アールブリュッド展の準備の役割分担を明確にして行動する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・作品を丁寧に扱う 事前学習
[1h] 中間発表会、大学祭にむけた準備をする
事後学習
[1h] アールブリュッド展に向けた取り組みについて振り返りを行い、課題があればメンバーと共有し改善するための行動を具体的に考える
18回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
18回目:『アールブリュッド展に向けた準備』 ➣達成目標 アールブリュッド展に向けて準備ができる ・アールブリュッド展の準備の役割分担を明確にして行動する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・作品を丁寧に扱う 事前学習
[1h] アールブリュッド展に向けた取り組みについて振り返りを行い、課題があればメンバーと共有し改善するための行動を具体的に考える
事後学習
[1h] アールブリュッド展に関する活動を振り返って記録し、達成と課題を明確にする
19回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
19回目:『ハンドメイド作品の販売に向けた準備』(大学祭前日) ➣達成目標 ハンドメイド作品の販売に向けて準備ができる ・ハンドメイド作品の販売の役割分担を明確にして行動する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・作品を丁寧に扱う 事前学習
[1h] 大学祭に向け、ハンドメイド作品の販売の課題を抽出し、具体的な対策を考える
事後学習
[1h] 大学祭当日の運営の流れをメンバー同士で確認しておく
20回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
20回目:『ハンドメイド作品の販売に向けた準備』(大学祭当日) :『中間報告会』(大学祭当日) :『アールブリュッド展ワークショップ』(大学祭当日) ➣達成目標 自分自身の役割を遂行し、障害者の方々と共同した展示会・販売が安全に行うことができる ・ハンドメイド作品の販売の役割分担を明確にして行動する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・作品を丁寧に扱う ・障害特性を理解し接する 事前学習
[1h] 大学祭当日の運営の流れをメンバー同士で確認しておく
事後学習
[1h] 活動を振り返り、課題への対処を考える
21回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
21回目:『ハンドメイド作品の販売に向けた準備』(大学祭2日目) :『中間報告会』(大学祭2日目) :『アールブリュッド展ワークショップ』(大学祭2日目) ➣達成目標 自分自身の役割を遂行し、障害者の方々と共同した展示会・販売が安全に行うことができる ・ハンドメイド作品の販売の役割分担を明確にして行動する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・作品を丁寧に扱う ・障害特性を理解し接する 事前学習
[1h] 活動を振り返り、課題への対処を考える
事後学習
[1h] 活動を振り返り、学びを記録する
22回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
22回目:『施設との振り返りに向けた準備』 ➣到達目標 振り返りのプレゼンテーションに向けて準備ができる ・これまでの活動を振り返り、整理する ・振り返り用の資料を役割分担を明確にして制作する ・振り返りの時の役割を決める ・チームが機能することを意識し言動をとる 事前学習
[1h] 活動を振り返り、学びを記録したものをプレゼンテーションするための準備
事後学習
[1h] 振り返りに向けての準備が整っているかを確認し、加筆・修正する
23回目
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
23回目:『施設との振り返り』 ➣到達目標 施設の方々へ、分かりやすく振り返りのプレゼンテーションする ・役割分担を明確にして発表する ・チームが機能することを意識し言動をとる ・施設の方々からご助言をいただく 事前学習
[1h] 振り返りに向けて準備する
事後学習
[1h] 振り返りを通しての学びをレポートする
24回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
24回目:『最終発表会の準備』 ・パワーポイント資料作成 ・役割分担を決め、自身の役割を遂行する 事前学習
[1h] 最終発表会の準備(パワーポイントを用いて案を考えてくる)
事後学習
[1h] 1年間の活動を通し、人と人とが繋がること、コミュニティケアの効果について熟考する
25回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
25回目:『最終発表会の準備』 ・パワーポイント資料作成 ・役割分担を決め、自身の役割を遂行する 事前学習
[1h] 最終発表会の資料作成
事後学習
[1h] 1年間の活動を通し、人と人とが繋がること、コミュニティケアの効果について熟考する
26回
担当教員:伊賀聡子、森山拓也、太田幸雄
26回目:『最終発表会』 ➣達成目標 ・パワーポイント資料の発表 ・役割分担を決め、自身の役割を遂行する ・今後の対策について説明出来る 事前学習
[1h] 視聴してくださる方々へ分かりやすい発表ができるように準備する
事後学習
[1h]1年間の活動を通して学んだコミュニティケアの効果、課題についてレポートを書く
プロジェクトの企画、運営、実施を通じて変化した、自身の主体性、企画力、想像力、協働的能力について振り返りレポートを書く 試験及び成績評価
レポート、報告書作成を実施する。
評価配分はレポート50% 報告書30% 取り組み・発表20% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
チームスを活用して、フィードバックする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜、授業時に配布する
参考文献・推薦図書
・「コミュニティヘルスのある社会へ」秋山美紀著、岩波書店、ISBN978-4-00-022927-2
・「ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと」村上靖彦著、中公新書、ISBN978-4-12-102646-0 研究室
伊賀 K616
森山 A423 太田 H203 オフィスアワー
伊賀 水曜日5限・金曜日5限
森山 後日口頭にてお伝えします 太田 水曜日5限・金曜日4限 科目ナンバリング
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