Syllabus data

授業科目名
Seminar for Practical Teacher Training(Middle/High School)
学年
4Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Otsuka Masami,Okada Miyako,Metoki Osamu
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
 この授業は教職課程の総まとめの科目であり、これまでに学んだ教職に関する知識、専門教科に関する知識、そして教育実習で得た経験、さらに教職インターンシップや学習チューター等で得た知識・技能を統合して、振り返りをおこなっていく。将来、教員としての責務を果たすために求められる教育実践において補わなければいけない点を認識し、それを補い、発展させるために模擬授業、フィールドワーク、グループ討論等を通して学び身に付けて、学校現場で活躍できる教員を目指す。

授業内容紹介動画URL
パスワード: rDSnArR3
録画のリンク:
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=ce2f31ab4774b2bd69a4ad0e51f6fb51
授業の概要
 教員としての意識と幅広い実践的指導力の向上を図るため、教員がもつべき使命感・責任感・社会性・対人関係能力について考察する。併せて、各教科や道徳の学習指導上の実践力の向上、さらに生徒指導の実践力(生徒理解や学級経営そして部活指導に関する領域に関して)の向上のために、大学での以下の授業と課題の探究のなかで、特にグループワークでのコミュニケーションや発表とまとめを中心とした演習でそれらの再構成を目指す。

※履修条件:
教育実習履修要件である学内での「事前面接・模擬授業」に関する審査に合格し、かつ3年次修了時点でGPA2.0以上を保持していること。

授業計画
1回
オリエンテーション、教育実習の振り返り  担当:岡田/大塚/目時
[到達目標]教職実践演習の目的と計画について理解できる。
事前学習
[2h]実習日誌を用いて教育実習を振り返っておくこと。
事後学習
[2h]教育実習で記載した実習日誌に修正を加える。

2回
これまでの教職課程を振り返る  担当:大塚
[到達目標]履修カルテ、実習日誌等の活用できる。
事前学習
[2h]履修カルテのうち記入できる箇所の記入を済ませておくこと。
事後学習
[2h]履修カルテを完成させる。

3回
教員の使命感、責任感について  担当:大塚
[到達目標]グループ討論と課題文作成ができる。
事前学習
[2h]関連の科目で学んだ内容と実例から発言内容を考えておく。
事後学習
[2h]実習日誌に本時の内容をまとめて記入する。

4回
教員の社会性、対人関係能力について  担当:岡田
[到達目標]社会人に求められる社会性とコミュニケーションスキルについて理解できる。
事前学習
[2h]関連の科目で学んだ内容と実例から発言内容を考えておく。
事後学習
[2h]本時で学んだことをまとめて実習日誌に記入する。

5回
学力をどう高めるか   担当:目時
(学力の捉え方・できる学力とわかる学力の相関・ICTと学力の相関)
[到達目標]学力の定義、学力を高める視座を多角的・多面的に理解できる。
事前学習
[2h]「できる」と「わかる」の違いについて調べてメモ書きしておく。
事後学習
[2h]授業で使用したワークシートや資料をまとめて見直し学びを深める。

6回
学級経営、いじめ、学級崩壊について  担当:大塚
[到達目標]グループ討論と課題文作成ができる。
事前学習
[2h]関連の科目で学んだ内容と実例から発言内容を考えておく。
事後学習
[2h]実習日誌に本時の内容をまとめて記入する。

7回目
教育の道具・素材・環境を考え、何をどう評価するのか 担当:目時
(教材づくりの発想・ICT機器の活用・デジタルトランスフォーメーション:DX)
[到達目標] 教材教具の効果的な使用法、授業評価による授業改善について理解できる。
事前学習
[2h]メディア教材とは何か、DXとは何かについて調べ、各々メモ書きしておく。
事後学習
[2h]授業で使用したワークシートや資料をまとめて見直し学びを深める。

8回
授業の実践と批評①  担当:目時
学習指導案と板書計画などの作成と実践
[到達目標]板書及び生徒とのコミュニケーションが理解できる。
事前学習
[2h]教育実習で得た課題をもとに発言内容の準備をする。
事後学習
[2h]本時の授業の内容を振り返り、課題の解消・改善できたかまとめる。

9回
授業の実践と批評②  担当:岡田
学習指導案に基づく発問のあり方と事例  担当:岡田
[到達目標]教材の活用方法が理解できる。
事前学習
[2h]教育実習で得た課題をもとに発言内容の準備をする。
事後学習
[2h]本時の授業の内容を振り返り、課題の解消・改善できたかまとめる。

10回
授業の実践と批評③  担当:大塚/岡田/目時
学習指導案の修正と授業方法の新たな視点の模索
[到達目標]参加型授業−グループ学習について理解ができる。
事前学習
[2h]教育実習で得た課題をもとに発言内容の準備をする
事後学習
[2h]本時の授業の内容を振り返り、課題の解消・改善できた点について実習日誌にまとめる。

11回
フィールドワークの意義と方法について  担当:大塚
[到達目標]フィールドワークについて理解ができる。
事前学習
[2h]実習校での教育体験を踏まえつつ、実習校の研究や質問事項等を検討しておく。
事後学習
[2h]本時の授業の内容を振り返り、課題の解消・改善できたかまとめる。

12回
グループワークの実践その2  担当:大塚
報告書の作成と意見交換
[到達目標]グループ別での実習体験データに基づき報告書が作成できる。
事前学習
[2h]グループでデータの分析と考察、資料作成などをしておく。
事後学習
[2h]グループでデータの分析と考察、資料作成などをまとめて発表準備をおこなう。

13回
まとめ、全体会においてグループ別発表及び討論  担当:岡田/大塚/目時
[到達目標]グループ別での実習体験データに基づき発表ができる。
事前学習
[2h]グループでデータの分析と考察、資料作成などをもとに発表準備をしておく。
事後学習
[2h]各グループの発表と有意義だった点をまとめて実習日誌に記入する。

※教育実習日誌を期日までに提出すること
※課題レポートを期日までに提出すること

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価の方法:以下の①から③まで評価配分に基づき総合的に評価する
①授業への積極的な取り組み:20%
②グループ活動とその発表内容:40%
③課題レポート:40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業で解説、または解説コメントシートの配付をします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時にワークシートを必要資料として配付する。
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参考文献・推薦図書
「学校」をつくり直す/苫野一徳/河出書房新社/ ISBN-10:4309631053
学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす/中山芳一/東京書籍/ ISBN-10:4487811546
学習環境のイノベーション/山内祐平/東京大学出版会/ ISBN-10:4130513540
はじめての授業のデジタルトランスフォーメーション/高橋純編著/東洋館出版社/ISBN-10:4491043434
研究室
大塚正美・・・F棟3階315
岡田美也子・・H棟5階513
目時修・・・・F棟3階308
オフィスアワー
大塚
S1・S2・F1・F2:火曜日3限/木曜日3限

岡田
S1及びS2:月曜日4限 水曜日2限
F1及びF2:木曜日3限 金曜日2限

目時
S1及びS2:火曜日2限と昼休み・水曜日の昼休み
F1及びF2:水曜日2限と昼休み・金曜日の昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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