Teacher name : Sugie Yoshiko
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授業科目名
Epidemiology
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
null,syllabus40,syllabus20,Sugie Yoshiko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Online
授業の到達目標及びテーマ
1. 歴史上の疫学の業績に学び、疫学とは何かを理解し、疫学的考え方を会得する。
2. 疫学で用いられる指標を理解し、それらを計算できる。 3. 疫学研究方法について理解する。 4. 疾病予防とスクリーニングについて理解する。 5. 感染症の基礎概念と疫学調査を学び、感染症疫学について理解する。 6. 社会疫学の業績に学び、健康の社会的決定要因について理解する。 授業の概要
人間集団の健康リスクとその要因を理解し、健康増進、疾病予防等に必要な疫学的分析、介入について学ぶ。
本授業は全てオンデマンド型のオンライン授業として開講する。 【履修者への連絡及び教員への連絡方法】 ・履修者全体への連絡はJIUポータルで行う。 ・教員から学生の皆さんへ個別の連絡が必要な場合は、JIUメールを利用する。 ・教員への連絡はJIUポータルを利用すること。 ・個人的な内容を含む場合は、JIU メールを利用のこと。連絡先メールアドレスは授業時に伝達する。 【学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法】 ・授業内容について、学生の皆さんとの議論、及び学生間の議論はJIUポータルを用いて行う。 【出席確認方法】 ・JIUポータルの受講レポートにより、毎回の授業の理解度を確認し、出席確認とする。 【設問解答・添削指導・質疑応答等による十分な指導】 ・クイズ(小テスト)はJIUポータルに提出すること。クイズの設問解説・解答は次回授業内で行う。 ・質疑応答はJIUポータルを用いて行う。 授業計画
1回
疫学とは:定義、歴史、考え方【オンデマンド型】
担当教員:杉江 美子 事前学習
テキスト「看護学生のための疫学・保健統計」の第1章「疫学の概念と歴史」(pp.1~3)を読む。
事後学習
受講レポート(1)を書く。
テキストの第1章の章末問題(pp.3~5)を解く。解いた後、解説を読む。 「読む課題①」を読む。 2回
疫学で用いられる指標:頻度の測定① 罹患率、累積罹患率、有病率、致命率【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第3章「疾病頻度の指標」の1. 疾病指標の概念〜7. 疾病の予防と指標の変化(pp.51~63)を読む。
事後学習
受講レポート(2)を書く。
テキストの第3章の章末問題のうち1~4、6~9(pp.70~73)の問題を解く。解いた後、解説を読む。 3回
疫学で用いられる指標:頻度の測定② 死亡率と年齢調整、相対頻度【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの次の箇所を読む。
第3章「疾病頻度の指標」の 8. 死亡率の年齢調整(pp.63~70) 第4章「保健統計調査」の 4. 死亡率〜5.死因統計(pp.87~92) 事後学習
受講レポート(3)を書く。
テキスト第3章の章末問題の14~22の問題(pp.75~79)を解く。解いた後、解説を読む。 クイズ①(小テスト)を実施し、第1〜3回の内容の学習習熟度を測る。 4回
疫学で用いられる指標:頻度の比較① 相対危険、寄与危険、寄与危険割合
疫学研究①:疫学研究の種類、標本抽出法【同時双方向型・オンデマンド型併用】 担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの次の箇所を読む。
第2章「疫学研究」の 8. 相対危険と寄与危険(pp.19~26) 第2章「疫学研究」の 1. 疫学研究の種類〜2.標本抽出(pp.7~12)を読む。 事後学習
受講レポート(4)を書く。
テキスト第2章の章末問題の7~10、14、15番の問題(pp.38~43)を解く。解いた後、解説を読む。 5回
疫学研究②:記述疫学、生態学的研究、横断研究【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第2章「疫学研究」の3. 記述研究と4. 横断研究(生態学的研究)(pp.12~14)を読む。
事後学習
受講レポート(5)を書く。
今日の授業で学習したことを復習する。 6回
疫学研究③:症例対照研究
疫学で用いられる指標:頻度の比較② オッズ比【同時双方向型・オンデマンド型併用】 担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第2章「疫学研究」の次の箇所を読む。
5. 症例対照研究(後ろ向き研究)(pp.14~15) 9. オッズ比(症例対照研究)(pp.26~28) 事後学習
受講レポート(6)を書く。
テキスト第2章の章末問題の16、17の問題(pp.43~44)を解く。解いた後、解説を読む。 クイズ②(小テスト)を実施し、第4〜6回の内容の学習習熟度を測る。 7回目
疫学研究④:コホート研究、介入研究(無作為割付と盲検法、個人介入と集団介入)【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第2章「疫学研究」の次の箇所を読む。
6. コホート研究(前向き研究)(pp.15~17) 7. 分析研究の比較(pp.18~19) 事後学習
受講レポート(7)を書く。
テキストの第2章の章末問題のうち11~15(pp.40~43)の問題を解く。解いた後、解説を読む。 8回
疫学研究⑤:介入研究(タイプ、介入の利点と限界、非介入群に対する配慮)、偏り【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第2章「疫学研究」の 次の箇所を読む。
10. 介入研究(pp.28~30) 12. バイアスと交絡因子(pp.32~36) 事後学習
受講レポート(8)を書く。
テキストの第2章の章末問題のうち18, 19, 22~24(pp.45~47)の問題を解く。解いた後、解説を読む。 9回
疫学研究⑥:交絡、因果関係【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第2章「疫学研究」の次の箇所を読む。
12. バイアスと交絡因子(pp.32~36) 11. 因果関係(pp.30~32) 事後学習
受講レポート(9)を書く。
テキストの第2章の章末問題の4、20、21、25、26、28、29の問題(pp.37~50)を解く。解いた後、解説を読む。 クイズ③(小テスト)を実施し、第7〜9回の内容の学習習熟度を測る。 10回
慢性疾患の疫学①:予防、ポピュレーション・アプローチとハイリスク・アプローチ【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第6章「おもな疾患の疫学」の6. 感染症以外の疾患の疫学(pp.146~148)を読む。
事後学習
受講レポート(10)を書く。
今日の授業で学習したことを復習する。 11回
慢性疾患の疫学②:スクリーニング【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第5章「スクリーニング」(pp.111~125)を読む。
事後学習
受講レポート(11)を書く。
テキストの第5章の章末問題の1〜20(pp.126~136)を解く。解いた後、解説を読む。 12回
感染症疫学:感染症の基礎概念【同時双方向型・オンデマンド型併用】
担当教員:石﨑 美保 事前学習
テキストの第6章「おもな疾患の疫学」の1. 感染の3大要因と予防対策 〜 5. おもな感染症の疫学(pp.137~145)を読む。
事後学習
受講レポート(12)を書く。
今日の授業で学習したことを復習する。 クイズ④(小テスト)を実施し、第10〜12回の内容の学習習熟度を測る。 13回
社会疫学:健康の社会的決定要因、健康格差【オンデマンド型】
担当教員:杉江 美子 事前学習
健康の社会的決定要因について調べる。
事後学習
受講レポート(13)を書く。
今日の授業で学習したことを復習する。 14回
試験
担当教員:石﨑 美保 事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
① リアクションペーパー 26%
② クイズ(小テスト) 4回(オンライン実施) 24% ③ 試験(オンライン実施) 50% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
クイズ(小テスト)について、次回授業内で解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
楽しく学べる! 看護学生のための疫学・保健統計 第3版
浅野 嘉延
南山堂
978-4-525-05343-7
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参考文献・推薦図書
「基礎から学ぶ 楽しい疫学」中村好一著 医学書院
「はじめて学ぶ やさしい疫学」日本疫学会監修 南江堂 「WHOの標準疫学 第2版」木原雅子・木原正博 監訳 世界保健機関 https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/43541/9241547073_jpn.pdf 研究室
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