Syllabus data

授業科目名
Regional Co-Creation Project F
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Osugi Hironori,Saori Anzai
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
当授業は、地域に沈潜しているさまざまな価値の発掘、磨き上げや課題の解決に取り組むプロジェクトを実施する。プロジェクトには参加学生ひとりひとりが主体となりつつ、異なる背景を持つ多様な人材、例えば他学部で異なる専門を学んでいるメンバーや、企業や住民などの地域の方々と協働して取り組む。プロジェクトの企画、運営、実施を通じて、主体性、企画力、想像力、協働的能力を養う。
授業紹介動画:https://youtu.be/U13q1BrHxdc
授業の概要
学内で、地域での健康増進活動に必要な知識・技術の学習を行うとともに、地域に顕在する課題を解決するプログラムを立案、実施する。この実践活動を通してプロジェクトマネジメント力を醸成する。また、理学療法だけでなく、多領域の視点を持ち、様々な視野を取り入れて課題を解決することで知識の多様性を図る。実践活動は土曜日や休暇中に行われることがある。

授業計画
1回
オリエンテーション・地域における健康チェックの意義の理解
到達目標:プロジェクト遂行に必要不可欠な連絡体制の重要性を理解するとともに、健康チェックの意義を知る
担当教員:安齋紗保理
事前学習
 (0.5時間)地域の健康増進活動について調べておくこと
事後学習
 (0.5時間)地域における健康チェックの意義について説明できるよう、理解を深めること

2回
各測定項目の意義の理解と結果の解釈、結果のフィードバックの仕方の理解
到達目標:各自が意義を理解した上で測定を実施でき、結果を解釈して対象者へフィードバックできることの重要性を知る
担当教員:大杉紘徳
事前学習
 (0.5時間)配布資料を熟読すること
事後学習
 (0.5時間)各測定項目の意義と結果の解釈について説明できるよう、理解を深めること

3回
測定練習とフィードバックの練習
到達目標:健常人を対象に、測定〜フィードバックができるようになる 
担当教員:安齋紗保理
事前学習
 (0.5時間)配布資料を熟読し,第2回の授業内容を復習すること
事後学習
(0.5時間)授業で実施した測定およびフィードバックについて自己練習を行うこと

4回
測定とフィードバックの実践
到達目標:時間制約がある中で測定〜フィードバックをできるようになる 
担当教員:大杉紘徳
事前学習
 (0.5時間)配布資料を熟読し,第2回,第3回の授業内容を復習すること
事後学習
 (0.5時間)授業で実施した測定およびフィードバックについて自己練習を行うこと

5回
高齢者を対象とした健康チェックの実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:高齢者を対象に健康チェックを実践できるようになる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
 (0.5時間)授業で実施した測定について配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,理解を深めること
事後学習
 (0.5時間)当日の実施内容を振り返り,高齢者を対象とした健康チェックの実践について理解を深めること

6回
高齢者を対象としたフィードバックの実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:結果をもとにフィードバックの実践をできるようになる 
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)授業で実施したフィードバックに関して自己練習を行い,理解を深めること
事後学習
 (0.5時間)当日の実施内容を振り返り,高齢者を対象としたフィードバックの実践について理解を深めること

7回目
測定データの入力・管理
到達目標:測定した結果を適切に入力して管理できるようになる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
 (0.5時間)Excelのデータ入力の方法について調べておくこと
事後学習
 (0.5時間)データの入力・管理ができるよう,授業の内容について理解を深めること

8回
関節痛を抱える高齢者を対象とした健康チェックの実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:関節痛を抱える高齢者を対象に健康チェックを実践できるようになる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
 (0.5時間)授業で実施した測定について配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,理解を深めること
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,関節痛を抱える高齢者を対象とした健康チェックの実践について理解を深めること

9回
他職種による健康増進活動の見学①:医師による講演活動の見学(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:他職種が健康増進活動としてどのような取り組みを行っているかを知り、専門性の違いによる活動内容の差異を理解する
担当教員:大杉紘徳
事前学習
  (0.5時間)医師による地域の健康増進活動について調べておくこと
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,医師による健康増進活動の実際について理解を深めること

10回
他職種による健康増進活動の見学②:現職理学療法士による体操指導の見学(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:現職理学療法士が健康増進活動としてどのような取り組みを行っているかを知り、今後身につけるべき知識と技能の一部を理解する
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)理学療法士による地域の健康増進活動について調べておくこと
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,理学療法士による健康増進活動の実際について理解を深めること

11回
地域実践活動への参加(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:高齢者自身が運営するサロンへ参加して、対人援助職を目指す学生としての関わり方を知る
担当教員:大杉紘徳
事前学習
 (0.5時間)配布資料を熟読し,地域の高齢者サロンにおける医療職などの対人援助職の役割を理解しておくこと
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,地域の高齢者サロンへの関わり方について理解を深めること

12回
異なる年齢層の他者とのコミュニケーション(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:普段の生活では関わりの少ない他者とのコミュニケーションを実践する
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)配布資料を熟読し,コミュニケーションを実践する上で必要と考えられる高齢者の特徴を理解しておくこと
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,異なる年齢層の他者とのコミュニケーションの実践について理解を深めること

13回
ロコモ者を対象とした健康チェックの実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:対象範囲を限定した健康チェックにより、前回実践した状況との差異を知る
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施した測定について配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,ロコモ者を対象とした健康チェックの実践について理解を深めること。

14回
ロコモ者を対象としたフィードバックの実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:前回の実践したときとは異なる他者へのフィードバックの実践することで、ヒトに応じた対応の重要性を知る
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施したフィードバックに関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,ロコモ者を対象としたフィードバックの実践について理解を深めること

15回
サロンへの活動参加の振り返り
到達目標:地域で住民が主催する催しへの参加した経験を振り返り、今後の課題を発見する
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)サロンへの参加で経験したこと,学んだことを報告できるようまとめておくこと。
事後学習
 (0.5時間)授業で発見した課題を今後の活動に生かせるよう整理すること。

16回
測定結果の整理および集団に対する体操指導の検討・計画
到達目標:体操指導を行う際の注意点や工夫点を理解する
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)高齢者を対象とした集団における体操指導の実際について調べておくこと。
事後学習
(0.5時間)授業で実施した体操の指導が他者に対して実施できるよう、理解を深めること

17回
ロコモ者の健康チェック(再調査)(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:以前健康チェックを行ったロコモ者に対して、再調査を行うことで初めての測定と2回目の測定で、測定のスムーズさが検査者・対象者ともに変化することを体験する
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施した測定について配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,高齢者を対象とした健康チェックの実践について理解を深めること

18回
ロコモ者のフィードバック(再フィードバック)(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:以前フィードバックを行ったロコモ者に対して、再度フィードバックを行うことで初めてのフィードバックと2回目のフィードバックで、フィードバックのスムーズさが変化することを体験する
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施した測定についての配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,ロコモ者を対象としたフィードバックの実践について理解を深めること

19回
集団に対する体操指導の実践(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:対象者にわかりやすく体操指導を行う技能を身につける
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)第16回で実施した体操指導について復習しておくこと
事後学習
 (0.5時間)当日の実施内容を振り返り,集団に対する体操指導の実践について理解を深めること

20回
日常生活への体操実践の取り込み(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:体操を継続することの重要性を理解するとともに、日常生活のなかでどのように体操を取り込んでいくかの方法を検討することができる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)第16回で実施した体操指導について復習しておくこと
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,体操指導の実践について理解を深めること

21回
地域在住高齢者の健康チェック(再調査)(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:以前健康チェックを行った地域在住高齢者に対して、再調査を行うことで初めての測定と2回目の測定で、測定のスムーズさが検査者・対象者ともに変化することを体験する
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施した測定について配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,高齢者を対象とした健康チェックの実践について理解を深めること

22回
地域在住高齢者のフィードバック(再フィードバック)(実践活動:通常の授業時間以外の開講)
到達目標:以前フィードバックを行った地域在住高齢者に対して、再度フィードバックを行うことで初めてのフィードバックと2回目のフィードバックで、フィードバックのスムーズさが変化することを体験する
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)第2回〜4回の授業で実施した測定についての配布資料を熟読,また,測定に関して自己練習を行い,復習を行うこと。
事後学習
(0.5時間)当日の実施内容を振り返り,高齢者を対象としたフィードバックの実践について理解を深めることと

23回目
データ処理を実施して、最終報告会に向けた準備を行う
到達目標:データ解析ができるようになる。また解析したデータを解釈して報告できるようになる
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)これまでにまとめたデータを確認すること
事後学習
(0.5時間)分析したデータを報告できる形にまとめること

24回
最終報告会に向け、スライド資料の作成および発表準備を行う
到達目標:スライド資料の作成ができるようになる。また作成したスライド資料を用いて報告できるようになる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)前回授業にてまとめたデータを確認すること
事後学習
(0.5時間)作成したスライド資料を確認し、報告会で滞りなく発表できるよう準備すること

25回
最終報告会①:報告
到達目標:自分たちが実際に行ってきた内容の課題を踏まえて、健康チェックを含めた健康増進活動成果をまとめ報告できるようになる
担当教員:大杉紘徳
事前学習
(0.5時間)これまでの授業,実践活動において学んだことを報告できるようまとめておくこと。
事後学習
(0.5時間)自分たちが行ったプロジェクトの反省点をまとめること

26回
最終報告会②:他のプロジェクト発表の聴講
到達目標:地域における課題について、様々な視点から挙げられる内容を理解できる
担当教員:安齋紗保理
事前学習
(0.5時間)ほかのプロジェクトの概要を復習しておくこと
事後学習
 (0.5時間)さまざまな地域の課題を理解したうえで、自分たちのプロジェクトの今後の課題をまとめること

試験及び成績評価
レポート、報告書作成を実施する。評価配分はレポート50%、報告書30%、取り組み・発表20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
毎回の講義中に適宜フィードバックする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜,資料を配布する
参考文献・推薦図書
高齢者理学療学/島田裕之(総編集)/医歯薬出版/978-4-263-21743-6
研究室
東金キャンパス・A棟・A517 / A515
オフィスアワー
火曜日4時限//水曜日3時限//金曜日2時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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