Teacher name : Mitsumoto Atsushi
|
授業科目名
Toxicology
学年
3Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Mitsumoto Atsushi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
生活環境中にはさまざまな生体影響を及ぼす因子(薬毒物・化学物質・放射線など)が存在しており、薬剤師はこれらの因子により引き起こされる有害事象に関する理解を深めておく必要がある。化学物質や放射線のヒトに対するばく露、有害作用の発現過程、有害事象の症状などを理解することによって、化学物質に起因する中毒や放射線による有害事象の未然防止と対処方法に関する基本的知識を身につける。臨床中毒事例に基づいて複合的な情報をもとに課題を調査し、まとめた内容を発信する技量についても、学びの対象とする。
授業の概要
化学物質や放射線のヒトに対するばく露、有害作用の発現過程、有害事象の症状、臨床中毒対応事例を学び、複合的な情報をもとに課題を調査し、まとめた内容を発信できるようになる。
授業計画
1回
毒性学概説
毒性学で学ぶ内容の全体像と中毒が問題となる社会的事象を知り、薬剤師として毒性学を修得することの重要性について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
2回
異物の体内動態1
曝露された異物が毒性を発現するまでには、吸収・分布・代謝・排泄という体内動態の過程が存在する。体内動態の各過程が毒性発現に果たす役割について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
3回
異物の体内動態2
異物の体内動態は、常に一定ではなく、さまざまな要因による影響を受ける。体内動態に影響を及ぼす因子について理解し、毒性発現にもたらす影響を説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
4回
異物の化学的反応性1
曝露された異物について化学物質としての反応性を知ることは、標的部位や標的分子、生体応答性などを理解するために重要である。中毒の未然防止や治療に役立つ、毒性発現機構について説明できるようになる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
5回
異物の化学的反応性2
曝露された異物について化学物質としての反応性を知ることは、標的部位や標的分子、生体応答性などを理解するために重要である。中毒の未然防止や治療に役立つ、毒性発現機構について説明できるようになる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
6回
異物による生体機能障害と遺伝子毒性
毒性物質による有害作用の発現はさまざまであるが、細胞・分子レベルの機能障害という観点から捉えると共通点が多い。特に遺伝子に起きた傷害を修復できない場合、がんや生殖発生毒性など、重篤な障害が発現する。毒性物質が遺伝子傷害をもたらし、細胞レベルの機能障害をもたらす機構について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
7回目
発がん・生殖発生毒性
遺伝子レベルに起きた傷害は、発がんや生殖発生毒性などの重篤な障害につながる可能性が高い。これらの毒性発現機構について、化学物質と生体機能の両側面から説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
8回
器官毒性
化学物質によって発現する毒性はさまざまであるが、臓器・器官によっては固有の毒性発現機構ならびに障害の反映がある。臓器・器官に固有の有害事象について例を挙げ、特徴的な器官毒性を説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
9回
臨床薬毒物中毒1
中毒の原因物質と症状との関係、原因物質の特定、対処法にいたる流れを学び、中毒事故を未然に防ぐ必要性と中毒発生時の対処法について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
10回
臨床薬毒物中毒2
中毒の原因物質と症状との関係、原因物質の特定、対処法にいたる流れを学び、中毒事故を未然に防ぐ必要性と中毒発生時の対処法について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
11回
化学物質の安全性評価と規制
化学物質の安全性と有害性を評価する方法と、化学物質による有害作用の発生を未然に防止するための社会的規制について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
12回
放射線の生体影響1
放射線の分類、電離放射線の特性と生体構成物質との相互作用を知り、電離放射線被曝によって起こる分子・細胞レベルの生体影響について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
13回
放射線の生体影響2
電離放射線および非電離放射線による生体影響について、個体のレベルで理解し、生体影響の発生機構と放射線による有害事象を未然に防ぐ方法について説明できる。 事前学習
テキスト該当ページを読む(0.5 h)、授業の配布プリントに目を通しておく(0.5 h)
事後学習
テキスト・授業プリント・確認問題のおさらい(1 h)、発展問題・症例問題にチャレンジ(2 h)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
毎授業課題(概ね30%)・定期試験(レポート課題、概ね70%)によって、知識の確認と複合的な情報に基づいて考えをまとめ発信するチカラを測定し、総合的に評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業開始時に演習に対するフィードバックを行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
ベーシック薬学教科書シリーズ・12環境
武田健・太田茂編 光本篤史著
化学同人
9784759812626
1
参考文献・推薦図書
「新版トキシコロジー第3版」 日本トキシコロジー学会編集(朝倉書店/第3版/2018年/10000円)ISBN: 978-4-254-34031-0
「衛生化学詳解 下」第5部 毒性学 浅野哲他著(京都廣川書店/第3版/9500円) ISBN: 978-4-909197-74-0 研究室
東金キャンパス・K棟・402号室
オフィスアワー
木曜日3時限・4時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
|