Teacher name : Yuichi Nikura
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授業科目名
Final Project and Final Thesis for Undergraduates
学年
4Grade
単位数
4.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yuichi Nikura
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
(必修科目)
社会で活躍できる人材とは、問題を見つけ出し、解決へと導くことができる者である。当研究室で行う卒業研究は、正答が用意された問題を与えられることに慣れてしまった薬学生の問題発見・解決能力を引き出すアクティブラーニングである。「卵巣」、「女性医療」、「健康寿命」をメインテーマとし、超高齢化社会の背景にある潜在的な問題点を見つけ出し、科学的根拠に基づいた解決策を「今後求められる医療」として導き出すことを到達目標とする。相手の意見に耳を傾け、自分の考えを伝えるといった議論の習慣を身につけるとともに、研究チームのパフォーマンスを向上させる意識を育むことを求める。卒業研究を通じて、医療人として必要な学び続ける探究心と行動力、そして他職種連携や後進育成に活かされるコミュニケーション力を養う。 授業の概要
これまでに修得した薬学専門科目のもとに、実験あるいは調査研究を行う能力・態度、問題発見・解決能力、創造性を身に付ける。また、卒業研究活動を通して、薬学に関連した英文学術雑誌などを読み理解する知識を修得する。これらの成果を卒業論文としてまとめ、プレゼンテーションを行うことで、最終的には医療人として必要な生涯学習と探究心を養うことを目的とする.
具体的には,研究チームは「調査研究班」と「検証実験班」から構成され、日本社会に存在する潜在的な問題点を見つけ出し、その解決に向けた文献調査、基礎実験を行う。情報共有と議論を重ねて科学的根拠に基づく解決策を提案する。考察を加えたプロダクトを各自、卒業論文として作成し発表する。 「調査研究班」 ① 「卵巣」、「女性医療」、「健康寿命」に関連した情報を収集し、超高齢化社会の背景にある潜在的な問題点を見つけ出す。 ② その解決に向けた文献調査、議論を重ねて、「今後求められる医療」として新規薬物治療モデルを提案する。 「検証実験班」 ③ 「調査研究班」が提案した新規薬物治療モデルの実現可能性と有効性を検証するための実験計画を立てる。 ④ 実験で得られた結果について議論を行い、治療モデルや実験計画の修正を適宜行う。 「共通」 ⑤ 特許申請、前臨床試験を念頭に詳細な記録が記された研究ノートを作成する。 ⑥ 「調査研究班」と「検証実験班」の共同作業すべてを卒業論文に記載し、自身が担当した領域に関しては詳細な考察を書き加える。 ⑦ 卒業研究終了時点における研究計画の達成度を明確化し、引き継ぎ作業を行う。 キーワード:文献調査(抄読会含む)、SGD(進捗状況報告含む)、実験、論文作成、研究発表 授業計画
1回
研究室セミナーや教員とのディスカッションを経て、研究の背景を理解する
事前学習
卒業研究実施に必要な情報収集と解析を行う
事後学習
研究室配属生のこれまでの卒業論文を読み自分自身が行うテーマ内容との関連を考える
2回
自分自身の研究テーマの目的と背景との繋がりを理解する
事前学習
これまでの研究室配属生の卒業論文等を読み、自らのテーマとの関連を考える
事後学習
これまでの研究室配属生の卒業論文等を読み、自らのテーマとの関連を考える
3回
自分自身の研究テーマ内容に必要とされる文献調査方法のトレーニングを行う
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、自らのテーマの背景や研究手法、研究の意義などを考える
事後学習
テーマに関連する研究論文を読み、自らの テーマの背景や研究手法、研究の意義などを考える
4回
自分自身の研究テーマに関する文献調査方法のトレーニングを引き続き行う
事前学習
自らのテーマの研究調査の方向性を考える
事後学習
テーマに関連する研究論文の調査を行う
5回
自分自身の研究テーマの目標に至るまでの手法(工程)を考える
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、目標設定の準備をする
事後学習
テーマに関連する研究論文の調査を行う
6回
目標に至るまでの手法(工程) について、指導教員と議論し、修正する
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、曖昧な点などを調べておく
事後学習
再度、テーマに関連する研究論文の調査を行う
7回目
自分自身の研究テーマ内容に必要とされる文献調査方法・実験手技等のトレーニングを行う
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、曖昧な点などを調べておく
事後学習
トレーニング内容の復習を行う
8回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、データの収集、実験器具、機器、試薬などを調べておく
事後学習
研究結果について吟味する
9回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して、議論する
事前学習
テーマに関連する研究論文を読み、データの収集、実験器具、機器、試薬などを調べてみる
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
10回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
11回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
12回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
13回
研究の中間結果のために、研究結果の進捗をまとめ、指導教員と議論して発表資料を作成する
事前学習
研究の中間結果の報告に備え、構成を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
14回
研究の中間結果を発表し、質疑とともにアドバイスを受け、計画の変更を考える
事前学習
研究の中間発表に向けての準備を行う
事後学習
議論した内容を振り返り、まとめる
15回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
16回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
17回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
18回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
19回
自分自身の研究テーマ内容沿って、調査、実験等を行う。結果を指導教員と共有して議論し、適宜、研究方法の修正を行う
事前学習
研究結果の意味を考え、次に行う内容を考える
事後学習
研究結果について吟味し、まとめる
20回
構築した内容で、中間発表(2回目)を行う
事前学習
これまでの研究データをまとめ、研究全体のストーリーを構築する
事後学習
中間発表での指摘、意見をもとに最終発表に向けて内容を修正する
21回
指導教員や研究室学生によるアドバイスや質問内容に適切に回答できるように、調査するとともに、自分の考えをまとめたスライド作成等の準備をする
事前学習
学部の卒業研究発表会でプレゼンテーションを行うため、スライドと発表原稿を作成す る
事後学習
発表練習でのアドバイスや質問内容に適切に回答できるように調査し、卒業発表会のプレゼンテーションに備える
22回
学部の卒業研究発表会でプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う
事前学習
発表練習でのアドバイスや質問内容に適切に回答できるように調査し、卒業発表会のプレゼンテーションに備える
事後学習
指導教員や研究室学生によるアドバイスや質問内容に適切に回答できるように、調査するとともに、自分の考えをまとめ、卒業発表会のプレゼンテーションに反映させる
23回目
学部の卒業研究発表会でプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う
事前学習
指導教員や研究室学生によるアドバイスや質問内容に適切に回答できるように、調査するとともに、自分の考えをまとめ、卒業発表会のプレゼンに反映させる
事後学習
チューターや学生によるアドバイスや質問内容に適切に回答できかった内容があれば、調査して回答できるようにする
24回
チューターや指導教員や研究室メンバーによるアドバイスや質問内容に適切に回答できるように、調査するとともに、自分の考えをまとめ、卒業論文に反映させる
事前学習
卒業研究発表会でのプレゼンテーションか ら、自らの研究活動と自分自身の成長を振り返る
事後学習
指摘されたアドバイス等から、不足している内容を調査、議論して自分の考えをまとめ 卒業論文に反映させる
25回
卒業論文を完成する
事前学習
卒業論文を作成するために必要な準備を行う
事後学習
研究実施内容から卒業論文の内容を吟味し過不足の確認をし、適切に反映させる
26回
卒業研究のまとめとして、卒業論文の提出に伴い、自らの研究活動と自分自身の成長について振り返りを行う
事前学習
指導教員やチューターによるアドバイスや質問内容に適切に回答できるように、調査するとともに、自分の考えをまとめておく
事後学習
卒業研究を通して身に付けたスキルを、今後のすべての活動に応用する
試験及び成績評価
卒業研究に取り組む姿勢・態度および卒業論文の作成(60%、指導教員)、卒業研究発表(10%、指導教員)、卒業研究発表および自己分析レポート(30%、チューター教員)について、学部で作成したルーブリック評価表を用いたパフォーマンス評価を行う。指導教員が複数いる場合は、それぞれの教員が評価し、その平均値とする。チューターは当該学生の所属する研究室以外の教員が担当する
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
卒業発表・卒業論文の内容について、自己、他学生、教員と意見交換を通じて、フィードバックを行う
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
参考文献・推薦図書
研究内容に応じて、適宜提供する
研究室
機能生理化学研究室
K210(内線:8210) yniikura@jiu.ac.jp オフィスアワー
随時受け付ける
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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