Syllabus data

授業科目名
Introduction to Information Systems
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yuan Full-Gee
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
5G(第5世代移動通信システム)、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)などの技術革新が、第四次産業革命やSociety 5.0といわれる大きな経済社会の変革をもたらしている。ビッグデータ・クラウドコンピューティング・エッジコンピューティング・音声認識・顔認識、遠隔会議などの新しい情報技術が浸透し、自動運転・遠隔医療・キャッシュレス決済・モバイルバンキング、MaaS(Mobility as a Service)・サブスクリプション(従量制・定額制)・シェアリングエコノミー(共有の経済)などの新しいビジネスモデルが私たちの生活と仕事を変えつつある。

対話型AI「Chat GPT」 https://chat.openai.com/chat や(文章・画像)生成AIの進歩により、仕事やコンテンツ制作も劇的に変化する。

このような大きな経済社会の変革に直面していることを理解し、自分の進路やキャリアとの関係性と関連付けて、きちんと考える能力を身につける。

動画による講義の説明 https://youtu.be/DZsqy-F_pf8
授業の概要
1.デジタル革命・インターネット・スマートデバイス・ クラウドコンピューティング・ ソーシャルメディア・モバイルファーストに関する身近の情報技術を理解する。

2.5G(第5世代移動通信システム)とAI(人工知能)の技術革新によって、第四次産業革命といわれる大きな経済社会の変革を理解し、IoT(Internet of Things)・ビッグデータ・クラウドコンピューティング・エッジコンピューティング・音声認識・顔認識の新しい情報技術によって、自動運転・遠隔医療・キャッシュレス決済・MaaS(Mobility as a Service)・サブスクリプション(従量制・定額制)・シェアリングエコノミー(共有の経済)などの新しいビジネスモデルが勃興している現実を知る

3.対話型AI「Chat GPT」 https://chat.openai.com/chat や(文章・画像)生成AIの進歩により、仕事やコンテンツ制作も劇的に変化することを認識し可能性とリスクを理解する。

授業計画
1回
ビジネスにおけるChat GPTの利用可能性を考える。
①資料作成、②アイデア出し・企画書の作成、③メールの返信・メールテンプレートの作成、④文章の要約・自動生成、⑤文章の校正、⑥翻訳

コンテンツ制作(映像・シナリオ・ブログ)におけるChat GPTの利用可能性を考える。
①作品企画・シナリオ制作、②ロケ地の選定、③作詞・作曲、④画像生成と絵コンテ

事前学習
対話型AI「Chat GPT」 https://chat.openai.com/chat
は今後の学習や仕事に大きな影響と未知な可能性を与えてくれる。
Chat GPTが「どのようなことが可能なのか」について調べて使ってみる。
事後学習
Chat GPTを使いこなすことができるように練習する。

2回
メディア変容の歴史とその変容がもたらす社会の変化を理解する。

対話型AI「Chat GPT」 https://chat.openai.com/chat や(文章・画像)生成AIの進歩により、仕事やコンテンツ制作も劇的に変化することを認識し可能性とリスクを理解する。
事前学習
平成30年間のメディアの変容について、自分の経験を踏まえてまとめること。

(文章・画像)生成AIの進歩により、仕事やコンテンツ制作も劇的に変化することを認識し可能性とリスクを調べる。
事後学習
Chat GPTも併用して、メディア変容の歴史とその変容がもたらす社会の変化に関する理解を深める。

3回
キャッシュレス決済、EC(電子商取引)化率、モバイルバンキングの国際比較を通じて、日本の現状と今後の発展の方向について理解する。
事前学習
急速に進むキャッシュレス決済、ネットショッピング、モバイルバンキングについて自分の経験に基づいて問題意識をまとめること。
事後学習
Chat GPTも併用して、キャッシュレス決済、EC(電子商取引)化率、モバイルバンキングの国際比較を通じて、日本の現状と今後の発展の方向について理解する。

4回
モバイルファースト(スマートフォン、5G)、モバイルセントリックの企業戦略を理解する。
事前学習
スマートフォンの進化の歴史を自分の経験を踏まえて整理し理解する。
事後学習
Chat GPTを併用して、モバイルファースト(スマートフォン、5G)、モバイルセントリックの企業戦略を理解する。

5回
インターネットの原理(デジタル、分散処理、TCP/IP、ドメイン名)を支える技術を理解する。
事前学習
身近なインターネット端末を調べ、その機能や役割を理解する。
事後学習
自分のPCやスマートフォンにおけるIPアドレスやドメイン名を確認しパケット通信の仕組みを理解する。

6回
スマートディバイスとIoT (Internet of Things)によるアフターデジタルとデータエコノミー(Data Economy)を理解する。
事前学習
生活の中における様々なセンサーやスマートディバイスの事例を調べ、「アフターデジタル」の意味を理解する。
事後学習
Chat GPTを併用して講義の内容に関する理解を深める。

7回目
クラウドコンピューティングの概念とコンテンツ(音楽・映像・ゲーム・データ・アプリ・サービス)ネット配信のシステムを理解する。
事前学習
コンテンツのネット配信の事例や新聞記事を調べ現状と課題を認識する。
事後学習
Chat GPTを併用して講義の内容に関する理解を深める。

8回
5Gの特徴である(1)高速・大容量(10Gbps)、(2)超低遅延、(3)多接続(1平方キロ当たり100万台)を理解し、今後Society 5.0が目指す世界をイメージできること。
事前学習
移動通信システムの歴史(1G、2G、3G、4G、5G)ともたらした変革を理解する。
事後学習
Chat GPTを併用して講義の内容に関する理解を深める。

9回
人工知能(学習・推論・判断)の基礎とデータエコノミー(Data Economy)との関連を理解する。
事前学習
身近のデータを活用する事例を調べ、データドリブン社会について理解を深める。
事後学習
Chat GPTを併用して講義の内容に関する理解を深める。

10回
ソーシャルメディアによるコミュニケーション革命。消費者行動モデルAIDMA から AISASやSIPS への変容を理解し、個人や企業の活用方法を理解する。
事前学習
事例を調べ、個人や企業のソーシャルメディア活用の現状と重要性を理解する。
事後学習
Chat GPTを併用して講義の内容に関する理解を深める。

11回
「TikTok売れ」現象について事例や新聞・雑誌の記事を通じて、現象の背後のシステムや時代・社会の移り変わりを理解する。特にTikTokの「AI(人工知能)レコメンデーション」が検索に変わるものとして機能している点について、ユーザの立場から考える。

最終レポート試験の課題について説明する。
事前学習
企業におけるソーシャルメディアを活用する事例を調べ、その意味を理解する。
事後学習
「TikTok売れ」現象について、コンテンツ制作者の視点から考え、どのような要素が必要なのかについてまとめる。

12回
・消費者参加型商品開発・企業の価値共創(コ・クリエーション)戦略。「価値共創」プラットフォームとしてのソーシャルメディアの重要性を理解する。
・サブスクリプション、MaaS(Mobility as a Service)、シェアリングエコノミー(共有の経済)。共有の経済がどのように消費行動を変え、どのような社会問題の解決に寄与するのか、を理解し、自分なりの考え方をもつことができるようにする
事前学習
「価値共創」プラットフォームとしてのソーシャルメディアを活用する事例を詳しく調べ整理する。
事後学習
サブスクリプション、MaaS(Mobility as a Service)、シェアリングエコノミー(共有の経済)の事例研究を深める。

13回
・デジタルマーケティングの事例。O2O(Online to Offline)戦略、D2C(Direct to Commerce)ブランドを理解する。

・第四次産業革命がもたらす変革。18世紀末以降の水力や蒸気機関による工場の機械化の「第1次産業革命」、20世紀初頭の分業に基づく電力を用いた大量生産の「第2次産業革命」、1970年代初頭からの電子工学や情報技術を用いたオートメーション化の「第3次産業革命」に続く、あらゆるモノがインターネットにつながり、そこで蓄積される様々なデータを人工知能で解析し新たな製品・サービスの開発につなげる「第4次産業革命」を理解する。

・最終レポート試験の課題について説明する。
事前学習
様々なD2C(Direct to Commerce)ブランドを調べ、自分が魅力を感じる事例をまとめる。
近年の総務省「情報通信白書」を調べ、第4次産業革命やSociety 5.0に関する論述を確かめる。
事後学習
最終レポート試験の課題を制作し提出すること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への参加 20%
中間レポート、最終レポート試験(問題提起、分析、結論)80%

課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックは、facebookまたはmanabaを通じて行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
サブスクリプション 製品から顧客中心のビジネスモデルへ
雨宮寛二
角川新書
978-4040822990
2019年
参考文献・推薦図書
『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』(藤井保文・尾原 和啓、日経BP、2019年、¥2,420)
『アフターデジタル2 UXと自由』(藤井保文、2020年、日経BP、¥2,420)
『明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法』(佐藤尚之、アスキー新書、2011年、kindle版¥769)
『つなげる広告 共感、ソーシャル、ゲームで築く顧客との新しい関係性』(京井良彦、アスキー新書、2012年、kindle版¥769)
研究室
東京紀尾井町キャンパス3号棟4階 3407研究室
オフィスアワー
月曜日3時限・4時限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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動画による講義の説明 https://youtu.be/DZsqy-F_pf8

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