Syllabus data

授業科目名
Introduction to Comparative Culture
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Haga Koichi
授業形態
授業で主に使用する言語
授業では比較対象として欧米の文化や言語にも触れますが、説明等は全て日本語で行います。
授業方法区分
開講キャンパス
Togane Campus
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、人の移動が増大しグローバル化が進行する現代の世界において英語圏を中心とする西洋文化がいかに日本の文化の在り方に深くかかわっているかを学び、現在の日本文化を規定している近代という時代の文化・政治についての理解を深める。また西洋思想・文化と比較することによって定義されてきた日本文化の姿を学び、多極化する現代世界においては文化がつねに複合的な存在であることを理解するのが目標である。
https://youtu.be/JEb42JX5IGs  昨年度はオンラインだったが今年度は対面授業になる。 
授業の概要
① 比較文化概論(Introduction to Comparative Culture) ② 授業形態:講義(対面)
③ 内容:この授業では、「文化」がどのように定義され、また理解・解釈されてきたかを近代と現代の異同を通して考える。授業の進め方は講義とグループワーク、そしてユニパやグーグルフォームを使った小テストが中心となる。歴史的な文化理解の変遷と現在の文化理解にどのような繋がりと違いがあるかについて理解を深める。前半では旧来型の「日本文化」「日本人論」について、後半では現在のグローバルな環境的課題から日本の文化をみつめる。 

授業計画
1回
「文化」とはどのような概念、物、行為なのかについて考える。
事前学習
「文化」とは何かについて調べておく。(2h)
事後学習
授業内容のノートを読んで理解を深めておく。(2h)

2回
文化とは何か:テリー・イーグルトン『文化とは何か』
事前学習
資料に目を通しておく。(2h)
事後学習
資料とノートを読んで理解を深める。(2h)

3回
西洋との出会い(1):夏目漱石と森鴎外
事前学習
森鴎外について調べておく。(2h)
事後学習
資料とノートを読んで理解を深める。(2h)

4回
西洋との出会い(2):夏目漱石「日本の開化」
事前学習
夏目漱石について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深めておく。 (2)

5回
西洋との出会い(3):和辻哲郎『風土』
事前学習
和辻哲郎について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深めておく。(2h)

6回
アメリカの視線−ルースベネディクト『菊と刀』と土井健郎『「甘え」の構造』
事前学習
アメリカの文化について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深めておく。(2h)

7回目
日本再発見:山本七平『「空気」の研究』
事前学習
日本人論について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深めておく。(2h)

8回
文化と環境:地球の環境問題と日本
事前学習
地球環境問題について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深める。(2h)

9回
自然と日本人:環境問題と日本文化
事前学習
日本の環境史について調べておく。(2h)
事後学習
資料とノートを読んで理解を深める。(2h)

10回
動物と日本人:日本における家畜の歴史
事前学習
日本の環境史について調べておく。(2h)
事後学習
ノートを読んで理解を深める。(2h)

11回
環境と鯨(1):地球の環境問題と鯨
事前学習
捕鯨について調べておく。(2h)
事後学習
資料とノートを読んで理解を深める。(2h)

12回
環境と鯨(2):鯨をめぐる様々な見方
事前学習
課題を読んで内容を整理しておく。(2h)
事後学習
資料とノートを読んで理解を深める。(2h)

13回
現代の日本文化:捕鯨は日本文化か
事前学習
課題資料を読んで内容を整理しておく。(2h)
事後学習
授業全体をふり返り、「文化」がどのように形成されるか自分の言葉で言えるようにする。(2h)

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
小テストと課題:100%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回以降に授業内で解説、またはUNIPA上にてフィードバックします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
『日本捕鯨史・概説』中園 成生 (2019年/古小鳥舎/3198円)
『文化とは何か』テリー・イーグルトン(2006年/松柏社/3500円)
『いきの構造』九鬼周造 (2003年/ 講談社学術文庫/864円)
『風土』和辻哲郎(1979年/岩波文庫/1015円)
『タテ社会の人間関係』中根千恵 (1967年/ 講談社現代新書/756円)
『「空気」の研究』山本七平 (1987年/文春文庫/540円)
『「甘え」の構造』土居健朗(2006年/弘文堂/1404円)
研究室
H503
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