Syllabus data

授業科目名
Budget Management
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yasushi Kotani
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
映像製作(映画、テレビ、アニメ)を主たる対象として、企画開発と資金調達(自社単独製作、製作委員会、コンテンツファンド、クラウドファンディング等)、流通(配給、放送、配信等)、資金回収に至るまでのプロセスと方法論を体系的に把握し、実際のコンテンツ製作において必要な資金の調達、資金回収のためのマネタイズに関する知識を習得することを本授業のテーマとする。
授業の概要
上記テーマに沿って、具体的な映画製作の事例等を使い、講義形式で解説する。また、講義の内容が実際の製作現場でどのように活かされるかを知るための機会として、業界で活躍するゲスト(映画プロデューサー等)を招いての講義、対談も実施する。

授業計画
1回
イントロダクション:
本講義のテーマ、学習項目の説明及び授業運営についての説明
事前学習
【第1回〜第13回共通】
授業開始前にJIUポータルに資料を掲載するので、事前に読んでおくこと。
事後学習
【第1回〜第13回共通】
授業終了後授業資料を読み返し、学習内容の要約、コメント、質問等をJIUポータルに記入すること。(簡単な小テスト課題を出すこともあります。)

2回
1.製作資金の類型:
資金調達の基礎となる資金の性質とその分類について解説する
2.企画開発:
映像製作の初期工程にあたる企画開発について解説する
事前学習
事後学習

3回
1.製作資金調達の概要:
製作資金の調達にはどのような手法(方法)が用いられるのか、またその留意点について解説する
2.自社ファイナンス:
具体的な資金調達のうち、自社資金による製作について解説する
事前学習
事後学習

4回
製作委員会の仕組み:
多くの日本映画の製作において用いられる製作委員会方式の仕組みについて解説する
事前学習
事後学習

5回
ゲスト講演:
第一線で活躍する映画プロデューサーを講師に招いて、実際の映像製作やプロデュースについて貴重なお話を伺う
事前学習
事後学習

6回
1.製作委員会のメリット:
製作委員会の仕組みを理解した上で、どのようなメリットがあるのかを解説する
2・製作委員会の課題:
製作委員会のデメリット、課題について解説する
事前学習
事後学習

7回目
コンテンツファンド:
製作委員会方式以外の資金調達手法としてコンテンツファンドについて解説する
事前学習
事後学習

8回
1.コンテンツファンドの課題:
コンテンツファンドの問題点、課題について解説する
2.海外の資金調達手法:
海外、主にアメリカにおける映画製作のファイナンスについて解説する
事前学習
事後学習

9回
ネガティブ・ピックアップと完成保証:
海外の資金調達手法として紹介したネガティブ・ピックアップ方式と完成保証制度について解説する
事前学習
事後学習

10回
デットファイナンス:
デット(借入れ、負債)による資金調達について解説する
事前学習
事後学習

11回
1・映画の収益構造:
マネタイズの一つとして、映画の収益構造、特に劇場収入の仕組みについて解説する
2.ビデオグラムと配信:
ビデオグラムと配信の収入について解説する
事前学習
事後学習

12回
1・海外セールス:
映像作品の海外展開について解説する
2・資金回収と分配:
劇場、ビデオグラム、配信、TV放映、海外セールスなどによる製作資金(出資金)の回収と出資者への分配について解説する
事前学習
事後学習

13回
総括:
製作資金に関する重要なポイントを中心に復習する
期末レポートの課題について説明する
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
期末試験は実施しない。評価配分は以下の通り。

期末レポート:70%
最終授業時(第13回)に提示する課題についてレポートを作成

授業への取り組み:30%
毎回授業後にJIUポータルに学習内容の要約、コメント、質問等を記入
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
JIUポータルでレポート提出後、解説コメントを掲載
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
参考文献・推薦図書
テキスト、参考文献はなし。授業資料を各回開始前にJIUポータルに掲載
研究室
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