Syllabus data

授業科目名
Graduation Research
学年
4Grade
単位数
4.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takefuji Kayo
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語  
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
4年間の学びの集大成として、卒業作品制作に取り組む。「映像分科会」へ提出し、卒業作品発表会での上映や、外部への発信を行っていくことを前提に、最高学年にふさわしい内容やクオリティをもった映像作品の制作を目指す。
基本的にグループ制作とするが、希望する場合は個人制作も可能である。グループ制作では、それぞれの役割を担いながら協働していくことで、プロジェクトを進めるための協調性や社会性を身に着けていく。




授業の概要
基本的には映像分科会のスケジュールに従って下記の工程を経て作品を完成させていく。
①「作品企画書」(別途フォーマット)提出:2023年5月8日(月)映像分科会FBグループにデータをアップ 
②企画プレゼンテーション:2023年5月12(金)予定  ※映像分科会にエントリーする学生は必ず参加すること。
  提出した「作品企画書」を元に、1作品につき5分を目安にプレゼンを行い、講評を受ける。
③「エントリーシート」提出: 2023年5月19日(金)3号棟事務室 
④プランニング講評:2023年6−7月(日程別途) シナリオ・構成案・画コンテなどを事前に提出し、講評を受ける。
⑤中間プレビュー: 2023年10−11月(日程別途) 素材の粗編のチェック、講評を受ける。
⑥完成作品提出日: 2024年1月17日(水)・18日(木) 

提出後、審査会を経て作品発表会の上映作品が選抜される

授業計画
1回
卒制の要件・ミッションの提示 (竹藤)
到達目標:卒制に必要な要素を理解する。
事前学習
過去の卒制をリサーチ。(2時間)
事後学習
企画を考えてくる。(2時間)

2回
企画書の作成 (竹藤)
到達目標:5W1Hといった企画に必要な項目を理解する
事前学習
映像制作ハンドブック「企画」を熟読しておく。(2時間)
事後学習
企画書を作成する。(2時間)

3回
企画のプレゼンテーション及び講評  
到達目標:企画の趣旨をどうやったら伝えるられるか学ぶ
事前学習
プレゼン用データの作成。(2時間)
事後学習
講評結果をうけて企画案を修正。(2時間)

4回
班編成:役割分担とミーティング 
到達目標:制作に必要な役割を理解する。
事前学習
必要な仕事と役割をリストアップする。(2時間)
事後学習
スタッフリストを作成する。(2時間)

5回
工程表の策定 
到達目標:完成予定から逆算して作業時間を計算する。
事前学習
スケジュール案を作成。(2時間)
事後学習
検討を受けてスケジュールを修正。(2時間)

6回
予算案の策定 
到達目標:制作に必要なものを把握する。
事前学習
予算案を作成。(2時間)
事後学習
検討を受けて予算を修正。(2時間)

7回目
機材レクチャ1:撮影  
到達目標:撮影機材の名前や役割を覚える
事前学習
機材のマニュアルを読んでくる。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)

8回
機材レクチャ2:録音 
到達目標:録音機材の名前や役割を覚える
事前学習
機材のマニュアルを読んでくる。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)

9回
リサーチ 1 :ロケハン
到達目標:撮影に必要な場所を見つけ、画像や映像で記録する
事前学習
撮影場所の候補をリストアップする。(2時間)
事後学習
ロケハン画像をまとめる。(2時間)

10回
リサーチ 2:許可取り
到達目標:許可に必要な書類や素材を揃える
事前学習
リサーチ先とのアポイントメントをとる。(2時間)
事後学習
リサーチ結果をまとめる。(2時間)

11回
決定稿の制作、スタッフ内検討 
到達目標:決定稿を作成し、撮影の準備に入る
事前学習
台本を作成する。(2時間)
事後学習
検討結果をうけて台本を修正。(2時間)

12回
カット割の作成
到達目標:台本をカット割しカメラポジションを決める
事前学習
カット割考えてくる。(2時間)
事後学習
検討結果をうけてカット割を修正。(2時間)

13回
VTRロケ撮影1:メインパートの撮影
到達目標:取材する相手とのメインストーリーになるパートを撮影する
事前学習
機材表、香盤表の作成。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)

14回
VTRロケ撮影2:実景・インサートの撮影 
到達目標:風景やインサート用の映像などを撮影する
事前学習
機材表、香盤表の修正。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)

15回
VTR粗編集 
到達目標:ラッシュプレビュー
事前学習
撮影データのチェック。(2時間)
事後学習
レンダリング・編集データのバックアップ。(2時間)

16回
スタジオ台本完成 
到達目標:VTRパートを組み込んだ台本を完成させる
事前学習
台本修正点の確認。(2時間)
事後学習
検討結果をうけて台本を修正。(2時間)

17回
スタジオカット割作成・オールスタッフ
到達目標:スタジオでの各カメラの撮影内容、スイッチングの確認
事前学習
カット割の検討(2時間)
事後学習
カット割修正。(2時間)

18回
スタジオリハーサル1
到達目標:立ち位置、カメラ位置の確認。
事前学習
セット美術、フリップなどの準備。(2時間)
事後学習
カット割り修正。(2時間)

19回
スタジオリハーサル2 
到達目標:キュー出し、スイッチング確認
    

事前学習
カット割り確認。(2時間)
事後学習
カット割り修正。(2時間)

20回
スタジオ撮影1 
到達目標:スタジオ台本を通して撮影する
事前学習
撮影部分をスタッフ・出演者で確認。(2時間)
    
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)

21回
スタジオ撮影1 
到達目標:スタジオ台本を通して撮影する
事前学習
リテイク部分をスタッフ・出演者で確認。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)

22回
編集1:編集ラッシュ
到達目標:編集ラッシュを作成しプレビューする
事前学習
OK,NGカットの確認。(2時間)
事後学習
編集データバックアップ。(2時間)

23回目
編集2:画完パケ  
到達目標:編集点を決め尺を決める
事前学習
イン点、アウト点の確認。(2時間)
事後学習
編集見直し、データバックアップ。(2時間)

24回
タイトル・テロップ作成 
到達目標:タイトルや人名、地名など必要な文字データを作る
事前学習
テキストデータ用意。(2時間)  
事後学習
タイトル・テロップ修正。(2時間)

25回
MA作業  
到達目標:マルチトラックの音声を調整する
事前学習
SE・BGMなど必要な音源の用意。(2時間)
事後学習
レンダリング作業(2時間)

26回
プレビュー・講評
到達目標:完成した映像を確認し、改善点を考える
事前学習
完成データの書き出し(2時間)
事後学習
実習のまとめレポートを作成する。(2時間)

試験及び成績評価
授業内で行う作品制作への貢献度:40%
授業への取り組み・積極的関与:40% 
作品提出、授業中及び終了後のレポート:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内やLMSで適宜おこなう
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する。
新版 映像制作ハンドブック
グラスバレー
玄光社
978-4-7683-0538-6
新版であることに注意すること。
参考文献・推薦図書
「ドキュメンタリー撮影問答  対話から見えてくる映像制作の深層」辻 智彦 (著) 玄光社 ISBN:978-4-7683-1479-1
研究室
竹藤 紀尾井町キャンパス3号棟3410研究室
オフィスアワー
竹藤:木曜と金曜の昼 事前にメールにてtakefuji@jiu.ac.jpまで連絡下さい。その他の時間を希望する場合もメールでお願いします。 
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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