Syllabus data

授業科目名
映像コンテンツプランニング
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Takefuji Kayo
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
映像コンテンツの企画や構成の作成について学ぶ授業である。多くの視聴者や聴取者に見聞きされている番組のほとんど全ては、クリエイターのアイデアから始まる。しかしそれだけでなく、スタッフ・キャストをはじめ多くの者の力を集結し、初めて視聴に値するものとなる。そうした協働の上で必要になるのが“企画書”であり、更には“構成表”である。
“企画書”は、制作のスタート地点であり、プリプロダクションの段階で放送局や制作会社、スポンサーなどの協力者を得て、制作資金を調達するための大切なツールでもある。そして“構成表”は、番組を具体化していく段階で、必要なスタッフ、美術、機材などを決めていく上での必要不可欠なベースである。
こうした企画書・構成表を作成する力は、テレビなどのマスメディアに限らず、ネット配信コンテンツが優勢な時代となっても、視聴者を惹きつける上で必須のものである。
この授業では企画・構成の基本から論じ、演習として実際に制作に入るための映像の“企画書”および“構成表”を作ることを目標とする。
授業の概要
「企画・構成」を学ぶには、必要な要件を押さえた上で、“実践”を行うことが重要である。たとえ優れたアイディアであっても、それを伝える力に欠けていては、具体化することはできない。
受講生には“企画書”の課題を課し、資料を作成の上でプレゼンを行ってもらう。またそのプレゼンへの講評を元に、内容をブラッシュアップしていく作業を行う。こうして企画練り直しを繰り返すことで、企画力・構成力を身につけていく。
更に発表された企画を実際に“構成表”に落とし込み、企画から構成へ一連の作業を実際に行うことを通じて、企画書を書き上げる力、良い企画を見極める力、そして番組を構成していく業を、実践的に養成する。

授業紹介 録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=482ac72cec0dcdf6dcfdff7440650c0d
パスワード: Kioi2023




授業計画
1回
番組企画とは何か
到達目標:この講義で番組の「企画・構成」をいかに学ぶかの工程を理解する
事前学習
(2h) 自分が作ってみたい番組をイメージする。
事後学習
(2h) 講義で紹介された番組の視聴・リサーチ

2回
企画の実際 企画書の要件 企画書と番組
到達目標:企画の課題発表について学ぶ
事前学習
(2h) 番組にはどんなジャンルがあるのかリサーチ
事後学習
(2h)番組の企画書に必要なものについてリサーチ

3回
企画書と番組 企画書と完成番組の関係について学ぶ
到達目標:完成をイメージすることの重要さを知る
事前学習
(2h) 企画案の作成
事後学習
(2h) 紹介された番組を検討し、自らの企画案に反映

4回
課題企画書プレゼンと講評①
到達目標:企画内容の伝わるプレゼンを意識する
事前学習
(2h) 企画案の修正
事後学習
(2h) 講評を受けての感想をまとめる

5回
企画書と番組 実際の企画書と完成番組
到達目標:多くの企画を見ることの大切さを知る
事前学習
(2h) 講評を受け企画案の練り直し
事後学習
(2h) 紹介された番組を検討し、自らの企画案に反映

6回
課題企画書練り直しプレゼン②
到達目標:前回のプレゼンの改善点を活かす
事前学習
(2h) 企画案の作成
事後学習
(2h) 企画案の練り直し

7回目
企画書と番組 実際の企画書と完成番組
到達目標:完成番組から企画書を逆算する
事前学習
(2h) 企画案の作成
事後学習
(2h) 紹介された番組を検討し、自らの企画案に反映

8回
構成表の要件
到達目標:構成に必要な内容を考える
事前学習
(2h)構成表、構成台本についてリサーチ
事後学習
(2h)具体的に構成表に落とし込む

9回
各人の企画をもとに構成案の作成① 
到達目標:起承転結を意識する
事前学習
(2h)構成表作成
事後学習
(2h)構成表の練り直し

10回
TV番組構成の要件 番組視聴
到達目標:視聴者としての目線を意識する
事前学習
(2h)構成表の作成
事後学習
(2h)紹介された番組を検討し、構成表に反映

11回
構成案(練り直し)の作成②
到達目標:他者からの批評を受ける
事前学習
(2h)構成表作成
事後学習
(2h)構成表の練り直し

12回
プレゼン準備
到達目標:時間を測ってプレゼンする
事前学習
(2h)構成表の見直し
事後学習
(2h)紹介された番組を検討

13回
構成案(練り直し)の作成③
到達目標:原稿を完成させる
事前学習
(2h)構成表作成
事後学習
(2h)構成リライト

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業への取組60% 
期末課題提出40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
受講者が提出した企画案や構成表に関しては、適宜授業あるいはLMS等で指導する。
受講者はそれを受けて書き直し、完成形を目指す。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業にて適宜配布プリント配布
参考文献・推薦図書
講義にて適宜指示
研究室
紀尾井町キャンパス3410研究室
オフィスアワー
木曜・金曜昼休み:事前にメールにてtakefuji@jiu.ac.jpまで連絡下さい。その他の時間を希望する場合もメールでお願いします。 
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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