Teacher name : Miyata Kayoko
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授業科目名
Oral Expression TechniqueⅡ
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Miyata Kayoko
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
どれだけ素晴らしい意見やアイディアがあろうと、それを言葉であらわせなければ他人と共有することはできない。自分の言葉でイメージを伝えたり、人からアイディアを聞き出したりすることはどんな分野においても不可欠な力である。自分の意見を持つこと、それを人にわかりやすく伝えること、自分らしい個性的で魅力的な表現ができること、人からうまく話を聞き出せること・・・これらが出来ればあらゆる場面で楽になる。うまくいく。この科目では、なかなか言葉にならずにいる自信の中に溢れる感覚を言葉にする訓練を続け、ディプロマポリシーに謳われている「抽象的概念を言葉にする能力」が身につけられるよう指導を行う。そこに新たな付加価値を創造できれば、社会に出てからの活躍の場は圧倒的に広がるはずだ。
授業の概要
授業形態:演習
授業内容:どの分野の学生も履修可能。「しゃべる機会」をできるだけ作ることで目標を達成する授業であるため、授業中に発言することを拒む・躊躇する学生は履修を遠慮してほしい。あくまで発言する訓練であると割り切り、苦手を克服するために果敢にチャレンジする学生は大いに評価する。相手に伝わる喋りをするのにはちょっとしたコツが必要だ。まずはテーマを決め、そのトークの理想系を描くところから始め、あとはひたすらいろんなバリエーションでしゃべってみる。授業では一人一人の個性を生かしたしゃべりを模索していく。 教員は30年にわたりテレビ・ラジオに出演し、キャスター、ナレーター、レポーターなどを務めてきた実務経験者である。 授業内容動画: 授業計画
1回
○授業内容:しゃべりのスキルとは?
苦手克服を目指す上で、まずは自分のしゃべりのスキルを自己点検するところから始める。 ○到達目標:しゃべりのスキルとはなんであるかを理解することで、この授業の到達目標を確認する。 事前学習
(2h)シラバスをよく読み、半年間の授業内容を理解、学習計画を立てる。
事後学習
(2h)この授業で学ぶことが、自分の専攻する分野にどう活かせるかを考えてみる。例としては、監督志望→自分の作りたい作品について言語化することができると、スタッフ全員にイメージの共有が可能である。など。
2回
○授業内容:自分についての表現を学ぶ
自己PRはそもそも何のためにするのか、自分にキャッチフレーズをつけるとしたら?自分をモノにたとえると?〇〇になったエピソードなど、あらゆる視点で自分を表現する ○到達目標:それぞれのトークの理想系を認識する。何が伝えられたら成功なのか? 事前学習
(2h) 授業を受ける際のルールを理解。毎週出される課題の提出、事前事後の学習の把握。これに加え2回目の授業の自己PRについての準備を行う。
事後学習
(2h) 授業内で聞いた、他の学生の自己PRの取り組みのうち良いと思ったものは大いに取り入れ、再編してみる。完成したものはロングバージョン、ショートバージョンと形を変えて蓄積し、いつでも使えるように準備しておく
3回
○授業内容:言葉説明
今話題になっていることや人物について、自分の言葉で説明する手順に慣れる。知らないと説明できないが、知っていても説明できないことがある。誰でも知っている言葉から、最近耳にするようになった新出単語まで、知らない人にもわかるように説明してみよう。 ○到達目標:どう説明すれば良いのか、その手順を理解し、応用できるようにする 事前学習
(2h)3回目の授業で、「言葉説明」を行う。日頃からニュースを見ない学生は、今話題になっている事や人について触れる機会を作っておく。
事後学習
(2h)手順を利用し、自分で設定した単語について説明してみる。できれば出来れば10題から20題ほどに取り組んで見てほしい。知らないことを知ろうとする機会になることも期待する
4回
○授業内容:言語化基礎
一枚の写真やイラストから、目に見えるものを言語化する。まずは単語で、次はその単語に形容詞をつけて、そして今度は文章表現へ。 ○到達目標:目に見えるものの言語化から、想像力を加えての言語化まで。その幅広さと可能性に触れる。 事前学習
(2h) 言語化とは?インターネットなどで調べておく
事後学習
(2h) どんな写真を使ってもできるトレーニング。次から次に言葉にすることで、言語化のスイッチを押せるようにしよう。
5回
○授業内容:物語を繋げよう。
まずは紙芝居を使いみんなで順番に語りながら物語を続けることを意識する。誰もが知っている昔話を、自分の頭の中で再現しながら最終的には一人でしゃべってみよう ○到達目標:頭に入っていても、必要な語順で物事を喋るのは難しいことを理解する。 事前学習
(2h)5回目の授業に使う昔話を懐かしく読んでおいて欲しい。どんな話で、どんな登場人物がいたか?
事後学習
(2h) 授業で取り上げた以外の昔話について、ソラで最初から最後まで語れるだろうか?チャレンジしてみよう。できなければ一旦物語を熟読し、もう一度チャレンジ。
6回
○授業内容:比喩表現について考える
村上春樹の小説を参考に、比喩表現の効果的な使い方について考える ○到達目標:比喩表現による効果を実感し、表現の幅を広げてみる。 事前学習
比喩表現について調べる。比喩表現の得意な作家。日常生活で出会った気に入っている比喩表現など。比喩の効果についても考えてみる。
事後学習
(2h) 授業で出会った比喩表現について、その効果をまとめる。自分でも比喩表現を積極的に取り入れてみることで、表現の幅が広がったと感じられれば、この授業の効果は大きいと言える。
7回目
○授業内容:インタビュー①
人から話を聞き出すことの難しさを実感。何を聞けば会話は発展するのだろう? ○到達目標:ある程度の方向性をもって、相手の話を聞き、次に展開できるように。 事前学習
(2h)ネットにあふれるインタビュー記事を読み、「人から話を聞き出す」工夫に触れてみる。いくつかインタビューを読んで、何を感じるだろうか、考える。
事後学習
(2h) インタビューを行う際のポイントについてまとめる。
8回
○授業内容:インタビュー 実践
授業参加の学生同士、テーマを持ってインタビューをしてみる。 ○到達目標:ある程度の方向性をもって、相手の話を聞き、次に展開できるように。 事前学習
(2h)学生間でインタビューするならどんなテーマがあり得るか、考えておく。
事後学習
(2h)他の学生のインタビューを聞いて、「自分だったらあの言葉を受けてこんなふうに展開した」というアイディアを言葉にしておく。また自分の行ったインタビューを書き起こし、一番大事にしなくてはいけなかったキーワードが何であったのかを振り返る。
9回
○授業内容:ゲームのルール説明。
比較的簡単なルールのゲームやクイズ大会のルール説明を試みる ○到達目標:どんなポイントを抑えれば相手に伝わるのかを理解する。 事前学習
次回は「ゲームのルール説明」を行う。自分の好きなゲームの説明書を読んでみよう。ネットで確認でも構わない。どんなポイントつけば、うまくルールが説明できるのか。どこを逃してはいけないのかを感じてみる。
事後学習
(2h)授業で扱ったゲームについて、改めてルールの説明をしてみる。言葉が止まらないよう、ゲームの面白さを伝えられるようなルール説明が望ましい。
10回
○授業内容:動画実況
動画画面を見ながら言葉を紡ぐ 料理制作動画など、目の前で動き続けるものを実況してみる ○到達目標:流れを感じながら、目の前に起こっていることを言語化できるようにする。 事前学習
10回目は動画の実況を行う。実況に取り組んでいるものをネットで見て、どのような工夫が必要か、止まっている画面を説明するのとどう違うのかを認識して備えておく。
事後学習
(2h) インターネットから好みの動画をチョイスし、自分の言葉で、目の前に起こっていることを次々と言語化してみる。車窓から外の景色を撮り続けているだけのものなども、練習の題材としては有効である。
11回
○授業内容:パネルトーク
人物 写真を見て説明する手順を解説。そこに自分らしさを加えるにはどうしたら良いか ○到達目標:知っている人物は十分に、あまり知らない人物についてもそれなりに説明できる術を学ぶ。 事前学習
(2h)言葉説明の時に獲得した「説明」のスキルを復習しておく。
事後学習
(2h)話題に上がっている人物について、自分の言葉で説明することを繰り返す。10人〜20人ほどできると良い。
12回
○授業内容:テーマトーク
自分の意見を言葉にする 社会的に問題になっていることについて、自分の考えを言葉にするノウハウを知る ○到達目標:自分が漠然と感じていることがきちんと表現できているか。そもそもその意見に価値はあるか?を判断できるように。 事前学習
(2h)社会問題に、日頃から自分がどのような視点を持っているか意識してみる。どんなニュースでもいい。自分の言葉でその意見を「言い切る」ことが大事である。
事後学習
(2h)授業で取り上げた社会問題について改めて自分の言葉で意見してみる。また、ネットに溢れた小さなエピソードについても「自分はこう思う」というところを的確に言葉にできるよう訓練を積む。
13回
○授業内容:敬語を見直そう
○到達目標:尊敬語、謙譲語、丁寧語、日本語ならではの正しい敬語を確認。美しく使いこなせるようになる 事前学習
(2h)敬語について説明できるようにまとめておく
事後学習
(2h)自分ができなかった敬語はしっかりと理解する。敬語はパターン学習できるものなので、何度も繰り返し自分のものにしよう。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
単元ごとに発表の機会を作る。その取り組みの姿勢を1番の評価対象とする。(60%)
毎回の課題の提出は必須。提出だけでなく内容に対しても評価をする。(40%) 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内に提出する課題に書かれた学生からの質問に対し、次の週の冒頭で回答を行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
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参考文献・推薦図書
授業内で紹介。
研究室
宮田 3号棟4階教員室(入り口で名前を読んでいただければ答えます!)
オフィスアワー
メッセンジャーで連絡をくれればいつでも時間を調整します。できる限り対面で話ができたらと思います。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
個人的にはmessengerでの連絡。(授業で詳細説明)
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