Teacher name : Takefuji Kayo
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授業科目名
Broadcast Production A
学年
2Grade
単位数
4.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Goshima Kazuhiro,null,null,null,Takefuji Kayo
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
短い番組制作を通して、映像で何をどう伝えるかを実践的に学んでいく。取材撮影、スタジオ収録、ライブ映像などについて、企画から構成・撮影・収録・編集などの工程を通して映像表現の演出と技術を学ぶ。また制作の過程でそれぞれのパートが相互に関わり、協力しながらスタッフワークを進めることで映像が作られていくことを理解する。
映像制作の基本的なスキルを必要とするため、「メディア概論B(映像)」「メディア基礎演習B(映像・番組)」を履修しておくことが望ましい。また、ディレクター・プロデューサー志望は「映像コンテンツプランニング」、技術志望者は「映像撮影照明」「映像録音」「デジタル映像編集」等を履修していることが望ましい。ただし、出演者として参加を希望する場合など、必ずしも映像のスキルがなくても参加できるパートがあるため、履修について相談がある場合は、事前に申し出ること。 授業の概要
これまでの授業の中で学んだ映像の各分野の基本的な考え方、技術、表現方法を、実際の番組制作を経験することで具体化させる。取材VTRとそれを元にしたスタジオ収録により、短い番組を制作するが、企画内容によってはパフォーマンスや音楽などのライブ映像などに取り組む場合もある。企画書や構成案を実際に映像にし、視聴者に届く映像にするにはどうしたら良いか、実践的に学ぶための演習授業である。
企画については「映像コンテンツプランニング」と連動して優秀な企画を具体化することも検討する。 テーマに対するアプローチ、構成といった演出面、そして撮影・録音・編集・スイッチングといった技術的な面まで、イメージを形にする具体的なプロセスを身に着け、映像で何をどう伝えるかを学び、基本を学ぶことを目指す。 授業紹介 https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=3d0a1a48f2890321dba25bdd64735372 パスワード: Kioi2023 ※実習費について 3000円程度を想定。実際に徴収する金額は、企画や履修人数により変動するため、確定金額は予算案を作成後授業内にて告知する 授業計画
1回
番組の要件・ミッションの提示 (竹藤)
到達目標:番組に必要な要素を理解する。 事前学習
どんなジャンルの番組があるか調べてくる。(2時間)
事後学習
企画を考えてくる。(2時間)
2回
企画書の作成 (竹藤)
到達目標:5W1Hといった企画に必要な項目を理解する 事前学習
映像制作ハンドブック「企画」を熟読しておく。(2時間)
事後学習
企画書を作成する。(2時間)
3回
企画のプレゼンテーション及び講評 (竹藤・五島)
到達目標:企画の趣旨をどうやったら伝えるられるか学ぶ 事前学習
プレゼン用データの作成。(2時間)
事後学習
講評結果をうけて企画案を修正。(2時間)
4回
班編成:役割分担とミーティング (竹藤・五島)
到達目標:制作に必要な役割を理解する。 事前学習
必要な仕事と役割をリストアップする。(2時間)
事後学習
スタッフリストを作成する。(2時間)
5回
工程表の策定 (竹藤)
到達目標:完成予定から逆算して作業時間を計算する。 事前学習
スケジュール案を作成。(2時間)
事後学習
検討を受けてスケジュールを修正。(2時間)
6回
予算案の策定 (竹藤)
到達目標:制作に必要なものを把握する。 事前学習
予算案を作成。(2時間)
事後学習
検討を受けて予算を修正。(2時間)
7回目
機材レクチャ1:撮影 (竹藤・菅沼・辻)
到達目標:撮影機材の名前や役割を覚える 事前学習
機材のマニュアルを読んでくる。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)
8回
機材レクチャ2:録音 (竹藤・菅沼・辻)
到達目標:録音機材の名前や役割を覚える 事前学習
機材のマニュアルを読んでくる。(2時間)
事後学習
機材マニュアルの復習。(2時間)
9回
リサーチ 1 :ロケハン (竹藤・五島)
到達目標:撮影に必要な場所を見つけ、画像や映像で記録する 事前学習
撮影場所の候補をリストアップする。(2時間)
事後学習
ロケハン画像をまとめる。(2時間)
10回
リサーチ 2:許可取り (竹藤・五島)
到達目標:許可に必要な書類や素材を揃える 事前学習
リサーチ先とのアポイントメントをとる。(2時間)
事後学習
リサーチ結果をまとめる。(2時間)
11回
決定稿の制作、スタッフ内検討 (竹藤)
到達目標:決定稿を作成し、撮影の準備に入る 事前学習
台本を作成する。(2時間)
事後学習
検討結果をうけて台本を修正。(2時間)
12回
カット割の作成 (竹藤)
到達目標:台本をカット割しカメラポジションを決める 事前学習
カット割考えてくる。(2時間)
事後学習
検討結果をうけてカット割を修正。(2時間)
13回
VTRロケ撮影1:メインパートの撮影 (竹藤・五島)
到達目標:取材する相手とのメインストーリーになるパートを撮影する 事前学習
機材表、香盤表の作成。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)
14回
VTRロケ撮影2:実景・インサートの撮影 (竹藤・五島)
到達目標:風景やインサート用の映像などを撮影する 事前学習
機材表、香盤表の修正。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)
15回
VTR粗編集 (竹藤)
到達目標:ラッシュプレビュー 事前学習
撮影データのチェック。(2時間)
事後学習
レンダリング・編集データのバックアップ。(2時間)
16回
スタジオ台本完成 (竹藤)
到達目標:VTRパートを組み込んだ台本を完成させる 事前学習
台本修正点の確認。(2時間)
事後学習
検討結果をうけて台本を修正。(2時間)
17回
スタジオカット割作成・オールスタッフ (竹藤)
到達目標:スタジオでの各カメラの撮影内容、スイッチングの確認 事前学習
カット割の検討(2時間)
事後学習
カット割修正。(2時間)
18回
スタジオリハーサル1(竹藤・菅沼・辻)
到達目標:立ち位置、カメラ位置の確認。 事前学習
セット美術、フリップなどの準備。(2時間)
事後学習
カット割り修正。(2時間)
19回
スタジオリハーサル2 (竹藤・菅沼・辻)
到達目標:キュー出し、スイッチング確認 事前学習
カット割り確認。(2時間)
事後学習
カット割り修正。(2時間)
20回
スタジオ撮影1 (竹藤・五島)
到達目標:スタジオ台本を通して撮影する 事前学習
撮影部分をスタッフ・出演者で確認。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)
21回
スタジオ撮影2 (竹藤・五島)
到達目標:インサートやリテイクを撮影する 事前学習
リテイク部分をスタッフ・出演者で確認。(2時間)
事後学習
撮影データコピー、記録をまとめる。(2時間)
22回
編集1:編集ラッシュ (竹藤・五島)
到達目標:編集ラッシュを作成しプレビューする 事前学習
OK,NGカットの確認。(2時間)
事後学習
編集データバックアップ。(2時間)
23回目
編集2:画完パケ (竹藤・五島)
到達目標:編集点を決め尺を決める 事前学習
イン点、アウト点の確認。(2時間)
事後学習
編集見直し、データバックアップ。(2時間)
24回
タイトル・テロップ作成 (竹藤・五島)
到達目標:タイトルや人名、地名など必要な文字データを作る 事前学習
テキストデータ用意。(2時間)
事後学習
タイトル・テロップ修正。(2時間)
25回
MA作業 (竹藤・五島)
到達目標:マルチトラックの音声を調整する 事前学習
SE・BGMなど必要な音源の用意。(2時間)
事後学習
レンダリング作業(2時間)
26回
プレビュー・講評 (竹藤・五島)
到達目標:完成した映像を確認し、改善点を考える 事前学習
完成データの書き出し、確認(2時間)
事後学習
実習のまとめレポートを作成する。(2時間)
試験及び成績評価
授業内で行う作品制作への貢献度:40%
授業への取り組み・積極的関与:40% 作品提出、授業中及び終了後のレポート:20% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
【番組制作】
完成作品の試写終了後、評価点や今後の課題を講評する。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する。
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新版 映像制作ハンドブック
グラスバレー
玄光社
978-4-7683-0538-6
新版であることに注意すること。
参考文献・推薦図書
【番組制作】「ドキュメンタリー撮影問答 対話から見えてくる映像制作の深層」辻 智彦 (著) 玄光社 ISBN:978-4-7683-1479-1
研究室
竹藤 紀尾井町キャンパス3号棟3410研究室
オフィスアワー
竹藤:木曜と金曜の昼 事前にメールにてtakefuji@jiu.ac.jpまで連絡下さい。その他の時間を希望する場合もメールでお願いします。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
「メディア概論B(映像)」「映像コンテンツプランニング」「映像演出」「映像撮影照明」「映像録音」「デジタル映像編集」「スタジオ番組B」「制作演習(番組・ライブ映像)」
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