Syllabus data

授業科目名
映像・舞台美術
学年
2Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
null
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
この授業では、映像美術の視点から代表的な映像作品を研究し、脚本との関わりの中でアートワークがどのように展開していくのか、監督を始めメインスタッフとのコラボレーションの中で、脚本の世界観が具体的なセットとして生まれるまで、その創造のプロセスを学び、映像表現力を高めることを目的としています。また舞台美術についても、映像美術の表現方法と比較しながら、舞台美術独自の創造のプロセスを学び舞台美術の領域について理解を深めていきます。
授業の概要
美術監督がどのように映像作品や舞台作品の準備段階で、作品のビジュアルイメージを具現化していくか、作品鑑賞及び作品のメイキングフィルム、私が携わった作品を題材に、写真、図面、資料映像を含めて多角的に考察していきます。授業内では、空間や地域性、季節や時代などの時間軸など様々な視点から世界観をどう構築していくか、実際にテーマを決めてイメージスケッチの課題に取り組んでいきます。


授業計画
1回
オリエンテーション
全13回の講義内容と流れについて 映画美術の始まり「映画の父メリエス」参考作品「ヒューゴの不思議な発明」 映像美術の職種
虚を実とする映像美術 参考作品「アメリカの夜」
到達目標:虚を実とする映像美術について理解する
事前学習
「2H」1年で学んだ「メディア概論B」の内容を整理しておくこと
事後学習
「2H」「映像美術の歴史」について授業内容を整理しておく

2回
「場所の表現」
到達目標:「場所の表現」について理解する
事前学習
「2H」1年で学んだ「メディア概論B」の内容を整理しておくこと
事後学習
「2H」「場所の表現」について授業内課題を整理しておく

3回
「時間の表現1」参考作品「地下鉄に乗って」
到達目標:「時間・時代」の表現について理解する
事前学習
「2H」「地下鉄に乗って」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「時間・時代の表現」について授業内課題を整理しておく

4回
「時間の表現2 季節感の表現」参考作品「ノッティングヒルの恋人」
到達目標:「季節感の表現」について理解する
事前学習
「2H」「ノッティングヒルの恋人」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「季節感の表現」について授業内課題を整理しておく

5回
「時間の表現3(昭和)」 参考作品「3丁目の夕日」他
到達目標:「昭和時代の表現」について理解する

事前学習
「2H」「3丁目の夕日」」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「昭和時代の表現」について授業内課題を整理しておく

6回
「時間の表現4(大正)」参考作品「次郎物語」
到達目標:「大正時代の表現」について理解する
事前学習
「2H」「次郎物語」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「大正時代の表現」について授業内課題を整理しておく

7回目
「時間の表現5(江戸)」「時代劇」「武士の一分」「小川の辺り」
到達目標:「江戸時代の表現」について理解する
事前学習
「2H」「武士の一分」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「江戸時代と時代劇」について授業内課題を整理しておく

8回
「時間の表現6 映像美術が描く未来イメージ」「ゴーストインザシェル」「AKIRA」「ブレードランナー」
到達目標:「映像美術が描く未来イメージ」について理解する

事前学習
「2H」「ブレードランナー」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「SF映画で描かれた近未来イメージ」について授業内課題を整理しておく

9回
「VFXとSFXの世界」参考作品「ロードオブザリング」「猿の惑星」[ジュマンジ」
到達目標:「VFXとSFX」について理解する
事前学習
「2H」「ロードオブザリング」を鑑賞しておくことが望ましい
事後学習
「2H」「SFX」について授業内課題を整理しておく

10回
「テレビ美術」
到達目標:「テレビ美術」について理解する

事前学習
「2H」自分で最も興味のあるテレビ番組を3番組選び、それぞれのTV美術についてどこが興味深い点か、自分の考えを整理しておく
事後学習
「2H」「テレビ美術」について授業内課題を整理しておく

11回
「舞台美術」と「映像美術」の違い
到達目標:「舞台美術」と「映像美術」の違いについて理解する

事前学習
「2H」自分で興味がある舞台美術についてどこが興味深い点か、自分の考えを整理しておく
事後学習
「2H」「舞台美術」と「映像美術」の違いについて授業内課題を整理しておく

12回
「舞台美術」独自の表現
到達目標:「舞台美術」独自の表現について理解する
事前学習
「2H」「舞台美術」独自の表現についてどこが興味深い点か、自分の考えを整理しておく
事後学習
「2H」「舞台美術」独自の表現について授業内課題を整理しておく

13回
「映像・舞台美術の未来」
到達目標:.「映像・舞台美術の未来」について理解する
事前学習
「2H」「映像・舞台美術の未来」についてどのような表現が主流になっていくか調べておく
事後学習
「2H」全13回の授業で学んだ映像・舞台美術の考え方、方法論について資料と課題とともにまとめておく

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
授業中に実施する小試験及びレポート 60%
授業への参加・取り組み・発表 40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業内での解説、または解説コメントを配布する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する。
参考文献・推薦図書
映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 フィオヌラ ハリガン(著) フィルムアート社(2015) 2800円
映画美術—擬景・借景・嘘百景 木村威夫(著)ワイズ出版 (2004) 4410円
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ