Syllabus data

授業科目名
Management Strategy Ⅰ
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Yamazaki Tadashi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
当科目は経営戦略の策定をテーマとし、支援対象企業に対し、的確な指導・支援・アドバイスができるスキルの修得を目標とする。具体的には以下の3点を到達目標に設定する。
1.経営戦略策定のための経営戦略理論を体系的に整理できていること。
2.経営戦略を策定するため、的確かつ必要な分析ができること。
3.分析結果を踏まえ、論理的なステップで経営戦略を導けること。
授業の概要
当科目は以下の3単元で構成する。
第1単元「経営計画策定支援の実際と経営戦略理論の確認」(2コマ)
第2単元「ケース分析」(グループ討議)(8コマ)
第3単元「ケース分析」(個人分析)(3コマ)

<授業の進め方>
1.多様な中小企業のケースを使用して、演習形式で授業を進めていく。
2.受講者相互で自分の分析結果を発表し合い、多様な考え方を理解することで視野を広めさせる。
3.議論を促進し、論理的考察と説得の能力を身につけさせる。
4.演習は、はじめに学生を2グループに分け、各グループで議論しながら、ケースの設問の回答をつくり、その後、各グループの発表、相互の質疑応答の形で進める。

授業計画
1回
<第1単元>経営計画策定支援の実際と経営戦略理論の確認

<1日目>
第1回:経済産業省の「経営計画策定スライド」を使用し、中小企業者の経営計画策定について環境分析、戦略策定、計画策定、実行レビューの方法につぃて確認をする。
第2回:経営戦略論の確認として、事業ドメインの設定から環境分析、事業戦略の様々な理論を確認する
事前学習
事前に配布する経済産業省の「経営計画策定スライド」を熟読し内容を確認しておくこと(4H)
事後学習
講義内で理解できなかった内容は確実に復習し知識として定着させること(4H)

2回
<第2単元>ケースをグループで分析
相互啓発の中でいろいろな業種の知識を広げ、分析の視点、方法を修得する。

<2日目>
第3回:ケース「株式会社ラクーン」(アパレル用品のネットビジネスの創業とビジネスモデル確立のケース)についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く
第4回:ケース「株式会社ラクーン」について討議された内容について取りまとめ、グループ別に発表を行う。また質疑応答により、より議論を深める。
事前学習
事前に配布されるケース資料を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備をしておくこと(4H)
事後学習
グループ内外からの多様な意見を復習し、知識の定着を図ること(4H)

3回
<3日目>
第5回:ケース「タビオ株式会社」(靴下専門のSPAが、SCMを武器に成長し、そのブランド戦略と海外戦略を考察するケース)についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く
第6回:ケース「タビオ株式会社」について討議された内容について取りまとめ、グループ別に発表を行う。また質疑応答により、より議論を深める。
事前学習
事前に配布されるケース資料を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備をしておくこと(4H)
事後学習
グループ内外からの多様な意見を復習し、知識の定着を図ること(4H)

4回
<4日目>
第7回:ケース「大洋発條製作所」(ばね製作の専門メーカーの中国、ならびに東南アジアへの工場進出戦略を検討するケース)についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く
第8回:ケース「大洋発條製作所」について討議された内容について取りまとめ、グループ別に発表を行う。また質疑応答により、より議論を深める。
事前学習
事前に配布されるケース資料を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備をしておくこと(4H)
事後学習
グループ内外からの多様な意見を復習し、知識の定着を図ること(4H)

5回
<5日目>
第9回:ケース「ファーム・アンド・ファーム・カンパニー」(産直農産物販売・レストラン、グリーンツーリズムによる地域活性化のケース)についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く
第10回:ケース「ファーム・アンド・ファーム・カンパニー」について討議された内容について取りまとめ、グループ別に発表を行う。また質疑応答により、より議論を深める。
事前学習
事前に配布されるケース資料を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備をしておくこと(4H)
事後学習
グループ内外からの多様な意見を復習し、知識の定着を図ること(4H)

6回
<第3単元>「ケース分析」(個人分析)

<6日目>
第11回:ケース「株式会社MILLS」(牛乳および弁当宅配ビジネスの株式公開戦略の是非を問うケース)について個人で分析を行い、指定された設問への回答を導く。分析内容や論理的な回答プロセスをパワーポイントにまとめ、プレゼンテーションを行う。
第12回:ケース「株式会社MILLS」(牛乳および弁当宅配ビジネスの株式公開戦略の是非を問うケース)について個人で分析を行い、指定された設問への回答を導く。分析内容や論理的な回答プロセスをパワーポイントにまとめ、プレゼンテーションを行う。
第13回:プレゼンテーションの総評やポイントとなるべき経営理論などについて討議、レビューにより理解を深める。
事前学習
事前に配布されるケース資料を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめて提出すること。(6H)
事後学習
グループ内外からの多様な意見を復習し、知識の定着を図ること(6H)

7回目
事前学習
事後学習

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
講義内のディスカッションへの参加、発言など(50%)、個人課題(50%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
講義内、またはJIUポータルなどを通じてフィードバックします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
講義資料は参考文献・推薦図書を参照
参考文献・推薦図書
講義でのケースは以下を使用する(教員より適宜配布する)
1.「経営計画策定支援スライド」経済産業省ホームページよりダウンロード
2.第2・3単元で使用する7ケースはすべて、独立行政法人中小企業基盤整備機構のものを使用する

参考図書は適宜紹介する。
研究室
東金キャンパス:F棟311号室
紀尾井町キャンパス:1号棟3F
オフィスアワー
東金キャンパス:木曜日3限
紀尾井町キャンパス:金曜日昼休み、土曜日昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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