Syllabus data

授業科目名
Financial Accounting
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Michio Anno
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
対象企業の財務状況を的確に分析、評価したのち、財務分析の手法により抽出された財務課題の解決について、支援対象企業に対し的確な指導・支援・アドバイスができるスキルを習得する。
1.対象企業を収益性、安全性、成長性、生産性の各観点から経営指標分析行い、問題点の抽出ができること。
2.キャッシュフロー計算書の作成・分析、損益分岐点分析の理論と計算方法並びにディスカウントキャッシュフロー・投資評価基準について習熟し、対象企業に応用できること。
3.以上の各手法を駆使して、対象企業の分析を的確に行い、それに基づいて適切な助言できること。
授業の概要
当科目は以下の3単元で構成する。
第1単元「経営指標分析の基礎」(グループ討議)(4コマ)
第2単元「経営指標分析の応用」(グループ討議)(4コマ)
第3単元「支援対象企業の総合評価と助言」(グループ討議)(5コマ)
<授業の進め方>
1.多様な中小企業のケースを使用して、演習形式で授業を進めていく。
2.受講者相互で自分の分析結果を発表し合い、多様な考え方を理解することで視野を広めさせる。
3.議論を促進し、論理的考察と説得の能力を身につけさせる。
4.演習は、はじめに学生を2グループに分け、各グループで議論しながら、ケースの設問の回答をつくり、その後、各グループの発表、相互の質疑応答の形で進める。

授業計画
1回
第1回
(経営分析基礎)
・事前課題「ケースA社資料」についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。
・3期分の決算を時系列で比較し、売上、利益の増減要因を分析する。

第2回
(経営分析基礎)
・ケースA社について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により議論を深める。
・ケースA社に対するグループ討議のまとめ。
事前学習
・事前課題「ケースA社資料」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースA社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第6章、第12章の利益率指標、安全性指標を熟読し、安全性・収益性分析の要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

2回
第3回
(経営分析応用)
・事前課題「ケースB社資料」ついてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。
・決算の時系列分析に加え、同業他社、業界平均との比較により分析を行う。

第4回
(経営分析応用)
・ケースB社について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により議論を深める。
・ケースB社に対するグループ討議のまとめ。
事前学習
・事前課題「ケースB社資料」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースB 社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第1章、第2章の時系列、業界平均分析を熟読し、時系列分析・業界平均分析の要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

3回
第5回
(キャッシュフロー計算書分析)
・事前課題「ケースC社資料(キャッシュフロー計算書作成)」についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。
・貸借対照表と損益計算書をもとにキャッシュフロー計算書を作成し、分析・評価する能力を磨く。

第6回
(キャッシュフロー計算書分析)
・ケースC社について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により議論を深める。
・ケースC社に対するグループ討議のまとめ。
事前学習
・事前課題「ケースC社資料(キャッシュフロー計算書作成)」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースC社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第13章のキャッシュフロー計算書を熟読の上、要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

4回
第7回
(資金3表の作成)
事前課題「ケースD社資料(資金3表の作成)」についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。

第8回
(資金3表の作成)
ケースD社について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により議論を深める。
・ケースD社に対するグループ討議のまとめ。
事前学習
・事前課題「ケースD社資料」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースD社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第13章の資金移動表、資金運用表、資金繰り表を熟読の上、要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

5回
第9回
(損益分岐点分析)
・事前課題「ケースE社資料(損益分岐点分析)」についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。
・損益分岐点分析の手法を駆使して対象企業の分析を的確に行い、それに基づいて適切な助言を行う。

第10回
・ケースE社について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により議論を深める。
・ケースE社に対するグループ討議のまとめ。
事前学習
・事前課題「ケースE社資料」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースE社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第7章の損益分岐点分析を熟読の上、要点を整理し確り復習すること。
(時間)1.5時間

6回
第11回
(企業価値の評価)
・講師資料により、企業価値の概念、企業価値の基準となる指標、及び評価手法についての理解を深める。

第12回
(投資評価分析)
・事前課題「ケースF社資料(投資評価分析)」についてグループ討議を行い、指定された設問への回答を導く。
・投資評価分析の手法を駆使して対象企業の分析を的確に行い、それに基づいて適切な助言を行う。
事前学習
・事前課題「ケースF社資料」を熟読し、設問に対する回答を十分な分析と論理展開に基づいてパワーポイントなどにまとめ、グループ討議に参加できる準備を行う。特に疑問点があれば明記しておくこと。作成した資料は授業開始前までに講師宛提出のこと。(時間:3時間)
事後学習
・ケースF社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第16章の企業価値の評価を熟読の上、要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

7回目
第13回
(投資評価分析)
ケースF社(投資評価分析)について討議された内容について取りまとめ、グループ別に代表者が発表を行う。また質疑応答により、議論を深める。
・ケースF社に対するグループ討議のまとめ。
・中小企業の資金調達(制度融資等)について理解を深める。
事前学習
・事前に配布する中小企業向け制度融資の資料を熟読の上、特に疑問点があれば明記しておくこと。(時間)3時間
事後学習
・ケースF社/グループ討議での多様な意見を復習し、知識の定着を図ること。(時間)1.5時間
・教科書『要説 経営分析』の第16章の企業価値の評価の方法を熟読の上、要点を整理し確り復習すること。(時間)1.5時間

8回
事前学習
事後学習

9回
事前学習
事後学習

10回
事前学習
事後学習

11回
事前学習
事後学習

12回
事前学習
事後学習

13回
事前学習
事後学習

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
・事前課題(ケース事例・計6回)への取り組み状況(20%)
・グループディスカッションへの参加、発言、貢献度(20%)
・グループ代表者としての発表内容、プレゼンテーション力(20%)
・個人課題提出(最終レポート)(40%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
適宜講義の中でフィードバックを行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
「要説 経営分析」6訂版
青木茂男
森山書店
978-4-8394-2194-6
2022年
参考文献・推薦図書
1.船橋健二編著『図解 中小企業の経営分析』三訂版、税務経理協会、2008年
研究室
オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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