Teacher name : Ishii Shinichi
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授業科目名
サプライチェーンマネジメント
学年
1Grade
単位数
2.00Credits
実務経験の有無
Have work experience
開講クォーター
semester not specified
担当教員
Ishii Shinichi
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
Kioicho Campus
授業の到達目標及びテーマ
AI、IoTの進展を踏まえ、グローバル経営上の重要課題の一つであるサプライチェーンの基礎及び理論を習得し、実践的に調達、生産、販売、マーケティング部門間(企業間)での情報共有のあり方や実社会に適用し、戦略を立て、実行計画を作成できるようになることを目的とする
授業の概要
サプライチェーンマネジメントとは、「調達部門/サプライヤー」→「生産部門/工場」→「販売部門/小売」が、相互に価格、数量、売行きなどの情報を共有することで、企業間・部門間連携活動におけるボトルネックを解消し、スループット(生産・販売量、つまりキャッシュフロー)の最大化を図る「全体最適」となる状況をつくりだすマネジメントシステムのこと。
本講義では、サプライチェーンマネジメント(S C M)の基本概念を学びつつ、自動車、事務機器用品、小売り、外航海運、フォワーダー等の具体的なケースを取り上げ、実社会でのSCMの適用事例を通して、実践的な知識を身に着けられるようにする 授業計画
1回
1. イントロ、本講義の目的とゴール、内容
ねらい、目標、進め方、自己紹介と演習に対する期待の確認 序論、グローバル企業経営(ツールとしてのブローバルマーケティング、サプライチェーンマネジメント、グローバルロジスティクス)、AI、IoTと企業経営 事前学習
シラバスを熟読しておくこと
事後学習
授業内容の復習
2回
2.ケーススタディ(1):自動車産業、自動車部品製造業
自動車産業(O E M)を中心とした産業の垂直統合感を分析するため、ピラミッド、水平分業の実態を把握するとともに、そのグローバル化にあたって関連取引のある企業(Tier2、海運・物流産業)をなぜ使っているのか?を解明して行く。 事前学習
自動車産業と取引のある産業群を列挙せよ
事後学習
企業の連鎖図を作成する(1枚)、例)船社、鋼板サプライヤー、O E M、物流センター、トラッカー、販社など
3回
3.ケーススタディ(2):精密機械・事務機器産業
キヤノン、エプソンのグローバル展開 事前学習
事前に指示した文献を熟読
事後学習
授業内容の復習
4回
4. ケーススタディ(3):商社のサプライチェーンビジネス
総合商社のサプライチェーンビジネス 事前学習
総合商社のサプライチェーンにおける取組をまとめておくこと
事後学習
授業内容の復習
5回
5.ディスカッション
サプライチェーンについて、わかったことは何か?逆に難しく感じたところはどこか。なぜ、必要なのか、わかったことをグループで議論し、発表 事前学習
前の講義で指定する
事後学習
課題レポートを出す
6回
6. グローバルサプライチェーン
国際貿易と物流に関する諸手続き, CIQとは 事前学習
CIQについて調べ発表できるように準備しておくこと
事後学習
授業内容の復習
7回目
7. サプライチェーンビジネス (1) キャリア、フォワーダーとインテグレータ
キャリア、フォワーダー、インテグレータとはどのような業態か? 事前学習
キャリア、フォワーダ、インテグレータについて調べておくこと
事後学習
授業内容の復習
8回
8. サプライチェーンビジネス (2)NVOCC、3PL、4PL、システムインテグレータ
キャリア、フォワーダー、インテグレータとは何が違うのか? 事前学習
3PL、4PL、SCMシステムインテグレータについて調べておくこと
事後学習
授業内容の復習
9回
9. ケーススタディ グローバルサプライチェーン(4):ナイキ
オニツカタイガーとはどこが違うのか? 事前学習
ナイキについて調べておくこと
事後学習
授業内容の復習
10回
10.グローバルサプライチェーン(5):ニトリ
ニトリのサプライチェーンマネジメントを理解する 事前学習
ニトリの企業概要を取りまとめておくこと
事後学習
授業内容の復習
11回
11.グローバルサプライチェーン(6):ユニクロ
ユニクロのサプライチェーンマネジメントを理解する 事前学習
前回の授業で指示する
事後学習
授業内容の復習
12回
12.新型コロナ感染症によるサプライチェーンへの影響
COVID-19はサプライチェーンに何をもたらしたのか? 事前学習
新聞記事などから新型コロナ感染症によるSCMへの影響を調べておくこと
事後学習
授業内容の復習
13回
13.まとめ(サプライチェーンマネジメント、グローバルサプライチェーンマネジメント)
事前学習
前の授業で指示する
事後学習
授業全体をレビューする
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
(1) 授業への貢献、積極的なディスカッションへの参加、発言など 30%
(2) A4で2-3ページ程度のレポート 2回(課題は授業中に出す) 40% (3) 授業中の小テスト 20% % 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回講義の際に実施する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
サプライチェーン経営入門
藤野直明
日本経済新聞出版
978-4-532-10792-5
830円+税
参考文献・推薦図書
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