教員名 : 高橋 光平
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授業科目名
運動生理学
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
高橋 光平
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
運動生理学のテーマは、競技力向上、健康増進などに寄与することである。運動がどのように発現するのか、理解することが目標である。保健体育教員やスポーツ指導者として、運動時の身体のはたらき、およびトレーニングによる身体のはたらきや構造上の変化を理解すること、そして、健康づくりや体力増進向上のための運動プログラムの立案ができる力を養うことがこの授業の到達目標である。
授業紹介動画:https://youtu.be/ZExKkM1VGVY 授業の概要
一過性の運動によって生じる身体の生理的な応答、および、継続的な運動による身体の機能や形態にどのような変化が生じるのかについて、すなわち運動時の身体のはたらきや、トレーニングによる身体の構造やはたらきの変化を学ぶ。主に筋系、神経系、呼吸器系および循環器系から、そのメカニズムを学ぶ。運動時の身体のはたらきを知るためのパフォーマンステストなどの知識やテクニックについて学ぶ。また、生理学的知識を基礎とした健康づくりのための運動プログラムの基本的な考え方についても習得する。
授業計画
1回
ガイダンス・運動と骨格筋1
授業の進め方について、「運動生理学」とは? 筋線維の種類とその性質 到達目標:筋の分類、筋収縮のメカニズム、運動の発現に対する骨格筋の役割を理解する 事前学習
[2h]運動生理学がどのような学問か調べる、骨格筋の種類について調べる
事後学習
[2h]運動発現と骨格筋について、筋線維の種類や特徴について理解を深める
2回
運動と骨格筋2
筋収縮のエネルギー供給機構(無酸素・有酸素運動) 到達目標:エネルギー供給系を理解する 事前学習
[2h]事前にエネルギー供給系について調べておくこと
事後学習
[2h]筋線維の種類や特徴とエネルギー供給系との関係について理解を深める
3回
運動と骨格筋3
筋の収縮様式と筋出力との関係、トレーニングによる筋力増加とそのしくみ 動的・静的収縮、生理学的および力学的な筋の張力の特徴 到達目標:筋の収縮様式を理解する 事前学習
[2h]筋の収縮様式(動的・静的収縮)について調べておくこと
事後学習
[2h]動的・静的収縮、生理学的および力学的な筋の張力の特徴について理解を深める
4回
運動と神経系1
神経細胞の構造と種類、中枢神経系の構造と役割 到達目標:神経細胞の構造と種類、中枢神経系の構造と役割を理解する 事前学習
[2h]事前に神経の解剖学的な構造上の分類や生理学的な機能における分類を調べておくこと
事後学習
[2h]特に神経の機能について理解を深める
5回
運動と神経系2
体性神経系(運動単位、随意運動と反射、知覚と運動調整) 到達目標:体性神経系(運動単位、随意運動と反射、知覚と運動調整)を理解する 事前学習
[2h]運動神経、随意運動と反射について調べておくこと
事後学習
[2h]運動と神経の調節について理解を深める
6回
運動と神経系3
自律神経系 到達目標:自律神経系のはたらきを理解する 事前学習
[2h]神経性調節と液性調節も調べておくこと
事後学習
[2h]運動時の神経性調節について理解を深める
7回目
運動と呼吸循環器系1
呼吸器の構造と機能、運動時の呼吸器の働き 到達目標:呼吸器の構造と機能、運動時の呼吸器の働きを理解する 事前学習
[2h]呼吸器、肺やガス交換など調べておくこと
事後学習
[2h]運動時の呼吸器の応答について理解を深める
8回
運動と呼吸循環器系2
心臓の機能と構造、血液、運動時の循環器の働き 到達目標:心臓の機能と構造、血液、運動時の循環器の働きを理解する 事前学習
[2h]心臓の構造や機能など調べておくこと
事後学習
[2h]特に運動時の心臓の機能について理解を深める
9回
運動と呼吸循環器系3
全身持久力トのレーニングの方法と効果、加齢と呼吸循環器系の能力の変化 到達目標:全身持久力トのレーニングの方法と効果、加齢と呼吸循環器系の能力の変化を理解する 事前学習
[2h]持久的トレーニングと心臓の機能の変化を調べておくこと
事後学習
[2h]有酸素運動との関係について理解を深める
10回
健康づくりと運動プログラム1
運動不足と健康、エアロビック運動とアネロビック運動 到達目標:運動不足と健康、エアロビック運動とアネロビック運動を理解する 事前学習
[2h]筋力トレーニングや有酸素運動の種類など調べておくこと
事後学習
[2h]エネルギー供給系との関係の理解を深める
11回
健康づくりと運動プログラム2
トレーニングの原理・原則とプログラムの組み方 到達目標:トレーニングの原理・原則とプログラムの組み方を理解する 事前学習
[2h]トレーニングの原理・原則を調べておくこと
事後学習
[2h]健康関連体力の向上について理解を深める
12回
健康づくりと運動プログラム3
健康づくりのための運動プログラム作成上の原則(運動の種類、強度、時間、頻度) 運動所要量 事前学習
[2h]健康づくりのための運動プログラム作成上の注意点を調べておくこと
事後学習
[2h]実際の運動プログラムについて理解を深める
13回
健康づくりと運動プログラム4
運動強度を表す指標(METs、酸素摂取量、心拍数、RPE)の意味と利用法 到達目標:運動強度を表す指標(METs、酸素摂取量、心拍数、RPE)の意味と利用法を理解する 事前学習
[2h]アクティブガイドや運動強度を表す指標を調べておくこと
事後学習
[2h]特に有酸素プログラムの立案について理解を深める
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
持ち込み不可の期末試験を実施する
期末試験:70% 授業中に実施する小テスト、レポート:20% 授業での発言・討議:10% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内での解説、またはポータルにて解説コメントを配布する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
授業時に適宜プリントを配布する
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参考文献・推薦図書
『パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用』S.K.Powers,E.T.Howley(メディカルサイエンスインターナショナル/2020年/11000円)
『健康・体力のための運動生理学』石河利寛(杏林書院/2000年) 『健康運動実践指導者用テキスト』宮下充正(他)編((財)健康・体力づくり事業財団/2010年) 『リファレンスブック』((公財)日本体育協会/2019年/4400円) 研究室
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