シラバス情報

授業科目名
会社法A
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
早田 巳代一
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
 経営情報学部の会社法の授業であるため、本授業は、会社法の分野でも特に会社の種類、機関、運営方法等を理解することを目標とする。会社法についての説明をしながら、実際に学生自身が任意の株式会社を起業することを想定し、会社設立のための定款作成、事業計画、資金繰り、事業計画等を創造して行く。会社法を通して、大企業の在り方並びに、中小企業の在り方についても説明し、会社法の基本的な能力を養う。
授業の概要
 ① 科目名:会社法A(Corporation Law A)
 ②授業形態:講義と演習 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
 ③内容:会社法aの授業は、会社法の概要と留意点を理解しながら、疑似的な起業体験を通して理解を深めることを目的としているため、株式会社の起業内容に興味と関心を持った領域の定款作成を通し、株式会社の設立及び運営に際し必要な書類の作成、入手方法を学習する。
テーマとして「自分の株式会社を起業する」である。
担当教員::早田巳代一 (S2 13回) 
授業についての質問は、JIUポータルを活用してください。
Webex ミーティングの録画: 会社法Aシラバス-20230307 1515-1
パスワード: Aj3gBHni
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=8fc0595cc7eb241b1f9386b3e3a60dc5

授業計画
1回
シラバス講義と会社法の施行について
  2006年施行である会社法の必要性と設立後の制度について明確にする。
  到達目標:会社法の成立を理解できる。
  授業についての質問は、13回全て大学メールを活用してください。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」会社法の概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト343ページから345ページ会社法の第1条・2条を理解して下さい。

2回
定款作成の準備について 
  グループ又は個人で実施するかの決定、役割決定(大企業、中小オーナー企業、銀行等)する。
  到達目標:個人が役割を決定し定款の留意点を理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」大企業、中小オーナー企業、銀行等の定款を調べておく。
事後学習
「事後学習2h」会社法第3条・4条・5条を理解して下さい。

3回
会社設立手続 (1)実施事業形態について
  実施事業形態の決定と会社形態を明確にする。
  到達目標:会社形態を明確し、該当の定款の留意点を理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」興味のある実施事業について、周辺知識を事前に深めておく。
事後学習
「事後学習2h」実施事業に相応しい会社形態の選定して下さい。

4回
会社設立手続 (2)定款の第1条について
  定款作成の商号を明確にする。
  到達目標:会社形態を明確にし、該当の定款の留意点を理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」定款の商号を研究して各企業の商号の理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」商号と企業コンセプトを作成して下さい。

5回
商号と企業コンセプトの発表について
  商号と企業コンセプトの関連性を明確にする。
  到達目標:商号と企業コンセプトの関連性が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」企業コンセプトを決定し、定款の商号との関連を明確にしておく。
事後学習
「事後学習2h」商号と企業コンセプトを再検討して確実な商号にして下さい。

6回
定款の目的作成について
  事業目的を明確にする。
  到達目標:定款の事業目的の明確化と記載方法を理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」設立時の各企業発行株式を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の目的を法的根拠から明確にしてください。

7回目
定款、第2章株式について
  発行株式の検討と消費税の関係を明確にする。
  到達目標:発行株式と消費税の関係が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」設立時の各企業発行株式を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の第6条・7条・8条・9条・10条を理解して下さい。

8回
株主総会について
  発行株式の検討と消費税の関係を明確にする。
  到達目標:発行株式と消費税の関係が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」設立時の各企業発行株式を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の第6条・7条・8条・9条・10条を作成し理解して下さい。

9回
取締役及び代表取締役について
  取締役の人数並びに報酬等明確にする。
  到達目標:取締役の人数並びに報酬等が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」取締役の人数並びに報酬等の法的根拠を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の第19条から22条を作成して理解して下さい。

10回
事業年度と配当について
  事業年度と配当金の関係を明確にする。
  到達目標:事業年度と配当金の関係が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」企業の事業年度を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の第25条から26条を作成して理解して下さい。

11回
定款の附則について
  設立時資本金と出資財産の価値を明確にする。
  到達目標:設立時資本金と出資財産の価値が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」設立時の株式を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」定款の第27条から31条を作成して理解して下さい。

12回
公証人役場について
  公証人合同役場の位置付けと役割を明確にする。
  到達目標:公証人合同役場の役割が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」各人が地元の公証人合同役場を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」原始定款の謄本を理解して下さい。

13回
法務局に定款登録を行うことついて
  資本金の法的記載方法と預金通帳の役割を明確にする。
  到達目標:資本金の法的記載方法と預金通帳の役割が理解できる。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
事前学習
「事前学習2h」法務局の登録申請方法を調べ理解を深めておく。
事後学習
「事後学習2h」払込証明書の作成をして下さい。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
S2の授業評価は、下記の通りです。 
期間内考査:60%、レポート等:40%で評価します。
 *毎回の授業でレポート500字程度の提出があります。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
「レポート等に対するフィードバックについては授業内で解説します。」
授業についての質問は、JIUポータルを活用してください。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
財務諸表論 理論と並行した実践
早田巳代一
学文社
978-4-7620-1767-4
会社法の概要と株式会社の手続き」このページを中心にします。
参考文献・推薦図書
「起業を考えている人の会社設立の本」(実務教育) 田中義幸著 ISBN9784-7889-0740-9
有価証券報告書(金融庁)各自興味のある株式会社
決算短信(各自、興味のある会社)
研究室
紀尾井町キャンパス研究室 1号棟三階 経営情報学部研究室
東金キャンパス研究室 F棟二階 202
オフィスアワー
水曜日2限目、水曜日昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001