教員名 : 新谷 理
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授業科目名
ビジネスデータ分析A
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
新谷 理
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
定量的なデータの取り扱いは、現在のビジネスにおいては必要不可欠である。本授業ではビジネスでのデファクトスタンダードとなったMicrosoft Excelを用いて、こうした定量データの取り扱い方法や、それを利用した様々な分析方法やグラフの作成方法、あるいは初歩的なVBAの使い方を学び、自由に扱えるようになることを到達目標とする。Excelを自由に使えることは様々な作業の大幅な効率化に寄与し、インターンや就職活動、卒業論文の作成にも役立つ。本授業は経営情報学部のディプロマ・ポリシーにおけるDP1の「経営情報それぞれの分野に応じた専門的な知識」、並びにDP2の「情報通信技術(ICT)の活用して経営に係る分析ができ」に関連した科目であると位置づけられる。
具体的には以下の作業をこなせるようになることを目標とする。 1. 実務シーンで登場する様々なグラフを自由に作成できるようにする 2. EXCELの基礎的な関数を使えるようにする 3. VLOOKUP関数の簡単な使い方を理解する 4. ゴールシーク機能を用いて単純な最適化の手法について学ぶ 5. EXCEL内での簡単な統計分析を理解する 6. 統計関数の使い方を理解する 7. VBAに関する概要や簡単な使い方を理解する 授業紹介の動画は以下のリンクから視聴してください。 https://youtu.be/iGkm_oTIF4g 授業の概要
①科目名:ビジネスデータ分析A / Business Data Analysis A
②授業形態:演習 ③授業内容:授業はPCによる演習方式で行う。受講者はMicrosoft Excel のインストールされたパソコンを使用する。受講者は基本的にPCを使って作業を行い、毎回課題を提出してもらう。 なお、本授業履修にあたっては「デジタルアプリB」で学ぶExcelの一通りの使い方を理解していることを前提とする。また「デジタルアプリA」で学ぶ範囲についても理解していることが望ましい。 従って本授業履修の前提として「デジタルアプリA」及び「デジタルアプリB」の単位を修得済みであり、その内容を完全に理解していることを前提とする。 また本授業は演習としての性格が強いため予習はあまり求めない。各回の復習を重視する。そのため授業毎に課題を提出を要求する。 授業計画
1回
授業ガイダンス、シラバス教育
到達目標:シラバスの内容について解説を行う。またその前提知識(ICT演習b)が必要であることも理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(2時間):本授業では各種課題をMicrosoft Excelを用いて作成して提出してもらう。従って課題遂行のためには自分のPCでMicrosoft Excelを使えることが必須である。その環境をあらかじめ用意しておく必要がある。なお比較的高度な作業を毎回の課題で要求するため、タブレット端末ではその遂行が困難である。授業はPC環境があることを前提として進行し、タブレット端末による参加者には特別な配慮は一切しないことを明記しておく。
事後学習
事後課題(2時間):課題①の提出
2回
Excelの基礎:操作方法、四則演算、計算式の入力方法、散布図の作成①
到達目標:セルの基本的な操作を理解する。また「散布図」は最も基本的な数理的なグラフであり、その使い方をマスターする。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):関連する情報を調べておく。ICT演習bで学んだ内容を復習しておく
事後学習
事後課題(3時間):課題②の提出
3回
企業の公開財務データを使ったグラフ作成① 財務データの入手方法およびそのグラフ化①(棒グラフ、折れ線グラフ)
到達目標:企業のHPから財務データを取得し、それをExcelで使えるようにする手法の一例を紹介する。また落としてきた財務データを利用して棒グラフや折れ線グラフを書く手法を学ぶ。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題③の提出
4回
企業の公開財務データを使ったグラフ作成② グラフ化②(円グラフ、レーダーチャート、散布図の作成)
到達目標:円グラフ、レーダーチャート、散布図を使いこなせるようにする。グラフに必要な単位の追加記述などについても理解する。散布図を用いた、グラフによる単回帰分析についても理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題④の提出
5回
VLOOKUP関数の活用
到達目標:Excelにおける最重要関数の一つであるVLOOKUP関数の使い方を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑤の提出
6回
簡単な統計関数の活用 ピボットテーブルとIFS関数郡
到達目標:ピボットテーブルや、COUNT,SUM,AVERAGE,STDEV,COUNTIFS,SUMIFS,AVERAGEIFSなどの関数を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑥の提出
7回目
財務関数とゴールシーク、ソルバーの使い方:ローン計算
到達目標:自動車ローンを題材とし、各種財務関数やExcelによる数値解析、最適化の初歩的な手法を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑦の提出
8回
統計分析の基礎Ⅰ
有名なIRISデータセットを用いて、基本的な統計量を理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑧の提出
9回
統計分析の基礎Ⅱ
到達目標:'IRIS'に関するデータを題材に、Excelの分析ツールを用いて平均値の検定を行える。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑨の提出
10回
正規分布と正規乱数
到達目標:正規分布に関する関数の使い方を理解する。また一様乱数から正規乱数を発生させる方法を学ぶ。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑩の提出
11回
正規分布、t分布、カイ二乗分布について
到達目標:Excelの関数を用いて、正規分布、t分布、カイ二乗分布のグラフを描ける。また前回の二郡の検定を関数を用いてフルスクラッチで実施する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑪の提出
12回
VBAの使い方①(VBAの基本)
到達目標:記録マクロ機能を用いて、VBA(Visual Basic for Applications)について理解する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑫の提出
13回
VBAの使い方②(モンテカルロ・シミュレーション)
到達目標:オプション価値の計算を題材としてVBAを使ってモンテカルロ・シミュレーションを実行することを経験する。 ◆履修者への連絡及び教員への連絡方法: ・授業内で伝える ◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法: ・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。 ◆出席確認方法: ・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。 ◆設問解答: ・次回講義内で解説を行う。 事前学習
事前課題(1時間):前回課題の復習
事後学習
事後課題(3時間):課題⑬の提出
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
試験は行わない。成績は全13回の課題にて考課する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題については原則的に次回授業において解説を行う。課題⑬においてはmanaba等を通じて後日解説する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特に指定しない。授業時に適宜プリントを配布する。
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参考文献・推薦図書
『これだけ読めば一生使える 超効率Excel仕事術』 ムック インプレス 2017年 880円+税
『新装改訂版 Excel VBA 本格入門』 著者:大村あつし 技術評論社 2020年 2,980円+税 研究室
紀尾井町C1号棟3階教員室
オフィスアワー
原則として毎週の月水4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
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