シラバス情報

授業科目名
教育実習II
学年
4年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
大塚 正美、岡田 美也子、目時 修
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
総合事前指導:
教育実習の目的達成をより確かなものにするために、教育実習の意義、教職の職務、服務の内容、人権教育、防災教育等についての基本的理解を得たうえで、実習に取り組めるようにする。
教育実習:
実習校にて、授業担当・学級指導・部活サポート等、実践的経験を積むことにより、学校での学習指導や生徒指導に関する方法や課題点の把握及び自身の実践的指導力の向上を目指すものとする。
事後指導:
実習指導教員及び実習校訪問教員による全体講評や報告会をとおして、自らの授業、生徒指導、学級経営等について振り返り、教員としての適性を確認するとともに課題を整理し、改善方法を考察することを目標とする。

授業内容紹介動画URL
パスワード: DuDpsU3S
録画のリンク:
https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=9265e40e4af9a225a29ac803f143e50a
授業の概要
 教育実習は3年次までのすべての学習経験をふまえ教職課程の集約点となる科目である。実習校で責任を果たしていくために、大学での事前指導において万全の準備を行い、教育実習に臨む教員としての態度と姿勢さらに学習指導や生徒指導の実践的指導力の確たる形成につとめていくことをねらいとする。そのために事前指導の一環として実習担当教員による面接を通じた指導や少人数クラスでの模擬授業の実践という課題に取り組む必要がある。また学外から、中学校もしくは高等学校の現職の先生より、実習の心構えとともに教師の仕事と責任について講演をいただく。

※履修条件:
教育実習履修要件である学内での「事前面接・模擬授業」に関する審査に合格し、かつ3年次修了時点でGPA2.0以上を保持していること。

授業計画
1回
教育実習オリエンテーション  担当:大塚/岡田/目時
[到達目標] 事前指導日程の確認を通して教育実習の全体像が理解できる。
事前学習
[2h]本学の『教育実習の手引き』をよく読んでおくこと。
事後学習
[2h]『教育実習の手引き』に基づき実習日誌へ授業のポイントをまとめて記入をおこなう。

2回
総合事前指導(1)  講演会(千葉県教員採用試験説明会を含む)
担当:大塚/岡田/目時
[到達目標]公立学校及び私立学校の教員採用について理解できる。
事前学習
[2h]自治体の求める教員像について教育委員会のホームページで探索しておくこと。
事後学習
[2h]講演会の内容を実習日誌にポイントをまとめて記入をおこなう。

3回
総合事前指導(2)  教育実習で望ましい態度や身だしなみ   担当:大塚
[到達目標]実習生としての姿勢、身だしなみや態度が理解できる。
事前学習
[2h]3月の面接時の指導を振り返り、持ち物も含め適切な服装・身だしなみを確認しておくこと。
事後学習
[2h]学習内容を実習日誌にまとめる。

4回
総合事前指導(3)  授業づくり   担当:目時
[到達目標]授業実践力の向上を目指して、よりよい指導案や板書計画が理解できる。
事前学習
[2h]板書の方法について教科教育法で学んだことを振り返っておくこと。
事後学習
[2h]学習内容を実習日誌にまとめる。

5回
教科指導(1) 模擬授業①  担当:大塚/岡田/目時
[到達目標]教育実習に向けて自己の授業スキルの改善点が理解できる。
事前学習
[2h]配付資料「模擬授業への取り組みについて」に従って、模擬授業の準備をすること。
事後学習
[2h]反省点などを実習日誌にまとめる。

6回
教科指導(2) 模擬授業②  担当:大塚/岡田/目時
[到達目標]教育実習に向けて自己の授業スキルの改善点が理解できる。
事前学習
[2h]配付資料「模擬授業への取り組みについて」に従って、模擬授業の準備をすること。
事後学習
[2h]反省点などを実習日誌にまとめる。

7回目
総合事前指導(4)   担当:大塚/岡田/目時
教員の倫理基準や道徳教育・人権教育の基本的理解
これまでのまとめ
[到達目標]教員の倫理基準や子どもの基本的人権について理解できる。教育実習に向けて全体スケジュールや全体像が理解できる。
事前学習
[2h]自治体が求める教員の倫理基準についてホームページで探索しておくこと。
事後学習
[2h]これまでを振り返り、授業内容を全て日誌にまとめて記載する。時間内に押印を受けられなかった者は担当者のオフィスアワーに赴くこと。学習内容を実習日誌にまとめる。

8回
教育実習
達成目標:授業担当・学級指導・部活サポート等、実践的経験を積み、学習指導や生徒指導に関する方法や課題点が理解できる。
事前学習
[2h]実習校からの指示のある教科及び科目・単元について教材研究を進める。
事後学習
[2h] 実習校での実習を振り返り、授業記録や指導記録を全て日誌にまとめて記載する。

9回
教育実習
達成目標:授業担当・学級指導・部活サポート等、実践的経験を積み、学習指導や生徒指導に関する方法や課題点が理解できる。
事前学習
[2h]実習校からの指示のある教科及び科目・単元について教材研究を進める。
事後学習
[2h] 実習校での実習を振り返り、授業記録や指導記録を全て日誌にまとめて記載する。

10回
教育実習
達成目標:授業担当・学級指導・部活サポート等、実践的経験を積み、学習指導や生徒指導に関する方法や課題点が理解できる。
事前学習
[2h]実習校からの指示のある教科及び科目・単元について教材研究を進める。
事後学習
[2h] 実習校での実習を振り返り、授業記録や指導記録を全て日誌にまとめて記載する。

11回
総合事後指導(1)  グループワーク①   担当:大塚/岡田
[到達目標]教育実習を振り返りと課題点を確認できる。
事前学習
[2h] 振り返って今後の課題をまとめておくこと。
事後学習
[2h] 学習内容を実習日誌にまとめる。

12回
総合事後指導(2)   グループワーク②   担当:大塚/岡田
[到達目標]教育実習を振り返りと課題点を確認できる。
事前学習
[2h] 振り返って今後の課題をまとめておくこと。
事後学習
[2h] 学習内容を実習日誌にまとめる。

13回
教育実習最終報告会(発表と講評)  担当:大塚/岡田/目時
[到達目標]自己の教育実習の振り返りができる。
事前学習
[2h] 3年生に対するアドヴァイスを中心に発表内容をまとめておくこと。
事後学習
[2h] 実習日誌のこれまでの記述内容をもとに振り返りまとめる。

※教育実習事後レポート
教育実習日誌を期日までに提出すること

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
評価の方法:以下の①から③までの評価配分に基づき総合的に評価する
①事前指導の取り組み(事前面接および模擬授業、課題の報告):20%
②教育実習校における評価および訪問指導教員における評価:60%
③事後指導-事後レポート及び実習日誌(指導案)等:20%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
次回授業で解説、または解説コメントシートの配付をします。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
教育実習の手引き
城西国際大学教職課程運営委員会
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無償配付
参考文献・推薦図書
学習指導要領は教育実習の学校種別に応じて購入すること
・『中学校学習指導要領解説 総則編』(文部科学省/2018)
・『中学校学習指導要領解説 各教科編』(文部科学省/2018)
・『高等学校学習指導要領解説 総則編』(文部科学省/2019)
・『高等学校学習指導要領解説 各教科編』(文部科学省/2019)

・『平成29年度人権教育・啓発白書』法務省・文部科学省(web公開)
・「学校」をつくり直す/苫野一徳/河出書房新社/ ISBN-10:4309631053
・学力テストで測れない非認知能力が子どもを伸ばす/中山芳一/東京書籍/ ISBN-10:4487811546
・学習環境のイノベーション/山内祐平/東京大学出版会/ ISBN-10:4130513540
※授業時にワークシートと必要資料を適時配付する。
研究室
大塚 F棟3階315
岡田 H棟5階513
目時 F棟3階308
オフィスアワー
大塚
S1・S2・F1・F2:火曜日3限/木曜日3限

岡田
S1及びS2:月曜日4限 水曜日2限
F1及びF2:木曜日3限 金曜日2限

目時
S1及びS2:火曜日昼休みと3限・水曜日の昼休み
F1及びF2:水曜日の昼休み・金曜日の昼休みと3限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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