シラバス情報

授業科目名
コーポレートファイナンス
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
新谷 理
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
紀尾井町キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
授業の到達目標は、ファイナンスやコーポレート・ファイナンスに関する基本的な用語の意味を理解し、事業評価や企業価値評価などで利用される基本的な評価モデルを使って簡単な企業価値評価ができるようになることである。現代の多くの企業にとって様々な財務活動は、経営上で必要不可欠な行為となっている。企業がどのように資本を調達し運用するか、その結果として企業の価値(株価)がどのように向上するのか?それらを本授業では明らかにしていく。本授業は経営情報学部のディプロマ・ポリシーにおけるDP1の「経営全般における幅広い知識」、DP2の「経営に係る分析ができ、新しい視点に立って経営活動に携わること」、DP5の「正しく状況を把握し、課題を発見し、解決に努めること」に関連した科目であると位置づけられる。


授業紹介の動画は以下のリンクから視聴してください。
https://youtu.be/_G2WO7qSgso

授業の概要
①科目名:コーポレートファイナンス / Corporate Finance

②授業形態:講義

③本講義ではコーポレート・ファイナンス、中でも企業価値評価手法を中心に講義する。企業価値評価法には主としてインカム・アプローチとマーケット・アプローチがあるが、双方の概略を学んだうえで実際に企業価値の評価を行う。なお前提科目として初級・中級簿記論、会計学Ⅰ・Ⅱ、財務諸表論a・b、財務分析a・bを履修済みであることが望ましい。

授業計画
1回
ガイダンスおよびシラバス授業

「到達目標」:現代の経営活動においてファイナンスの果たす役割及び、企業価値評価という行為について理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。

事前学習
事前学習(2時間):初級・中級簿記論、会計学Ⅰ・Ⅱ、財務諸表論a・b、財務分析a・bで学んだ内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

2回
ファイナンスの基礎の復習①

「到達目標」:ファイナンスの基礎Ⅰで学んだ数学、債券価格の公式、NPV、IRRの内容を確認する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

3回
ファイナンスの基礎の復習②

「到達目標」:ファイナンスの基礎Ⅱで学んだ数学、CAPM等の内容を、確認する。


◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

4回
株式会社と資金調達

「到達目標」:株式会社の資金調達手法について理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

5回
財務諸表の読み方①:連結決算および、財務三表に関する説明。企業の貸借対照表からの情報読み解き方
「到達目標」:財務三表、特に貸借対照表についての復習、および理解の促進を図る。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。

事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

6回
財務諸表の読み方②:損益計算書およびキャッシュフロー計算書からの情報の読み解き方
「到達目標」:財務三表、特に損益計算書およびキャッシュフロー計算書についての復習、および理解の促進を図る。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

7回目
バリュエーション手法の体系と相対バリュエーションモデル
「到達目標」:バリュエーション手法の体系、および各新聞の証券欄に記載される投資指標について理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。

事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

8回
インカムアプローチ①:配当割引モデル

「到達目標」:インカム・アプローチの基本である配当割引モデルを理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

9回
インカムアプローチ②:残余利益モデル

「到達目標」:配当割引モデル・残余利益モデルについての理解を深める。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出


10回
インカムアプローチ③:DCFモデルと資本キャッシュフローモデル

「到達目標」:業界でデファクトスタンダードとなっているDCFモデルについて理解する。また似て非なるモデルとしての資本キャッシュフローモデルについても理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。

事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

11回
インカムアプローチ④:WACCとDCFモデルによる企業価値算出

「到達目標」:WACCの概念を理解し、DCFで企業価値推計ができる。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を反芻しておく。就活などで自分が興味を持っている業界について、前回の課題をもとに自身で調べてみると良い。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

12回
マーケット・アプローチによる企業価値評価の実例
「到達目標」:PERやPBRといった相対バリュエーションモデルを使った企業価値推計推計方法を理解する。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

13回
授業のまとめ

「到達目標」:ここまでの授業内容をまとめて全体的な学修の理解を深める。

◆履修者への連絡及び教員への連絡方法:
・授業内で伝える
◆学生等と教員、或いは学生同士の意見交換の方法:
・基本的にはポータルを用いる。詳しくは授業内で伝える。
◆出席確認方法:
・ポータルを用いて授業内で出欠をとる。
◆設問解答:
・次回講義内で解説を行う。
事前学習
事前学習(2時間):前回の内容を復習しておく。
事後学習
事後学習(2時間):課題の提出

14回
期末試験

試験方法については、授業中に発表する。
事前学習
事前学習(4時間):試験の勉強
事後学習
最後に試験の内容を復習しておく。

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
毎回の課題60%:期末試験の結果40%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
解説・講評に関しては原則として翌週授業中においてフィードバックいたします。

講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
特に指定しない。授業時に適宜プリントを配布する。
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参考文献・推薦図書
『コーポレートファイナンス入門 <第2版> (日経文庫)』 著者:砂川信幸 日本経済新聞社 2017年 860円+税
『ざっくり分かるファイナンス〜経営センスを磨くための財務〜』 著者:石野雄一 光文社 2013年 720円+税
研究室
紀尾井町1号館3F教員室
オフィスアワー
全期間:毎週月曜日と水曜日の4限
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001