シラバス情報

授業科目名
財務諸表論A
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
早田 巳代一
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
 財務諸表論Aは、株式会社の成立要件を十分に理解するとともに、現行の制度会計の視点から企業会計原則および会社計算規則を基本原理とし、それに基づく企業財務の考察を通して、財務諸表の作成を法令との関連から包括的に理解する。
 なお、「現行の減価償却制度と2007変更法人減価償却制度の比較検討」をテーマとし、物の本来価値を肌感覚で体得する事を目標としています。
授業の概要
 ①科目名:財務諸表論A(Financial Statements A)
 ②授業形態:講義と演習  *毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
 ③内容:財務諸表論Aは、企業の経営や環境および、行政の政策を理解するための学問です。本講義では、財務諸表論の受講生が、現行の企業会計制度をささえている会計諸則の体系的な理解を通して、企業や社会の問題点を把握する数値の考察と、資格試験等の受験に役立つことを意図し、財務諸表作成の要点を丁寧に示すとともに、諸規則における規定に相違がみられる部分については、理由を明確にして理解を深める。
 なお、本授業は、コミュニケーション能力を養うために、相手の意図を正しく理解し、自分の意図を効果的に伝達する能動的学修も取り入れている。(13回 紀尾井町キャンパス東金キャンパス同時にWebexオンデマンドで授業実施する。)
Webex ミーティングの録画: 財務諸表論Ⅰ及びa-20230307 1416-1
パスワード: eZ6ZvRZ3
録画のリンク: https://jiu.webex.com/jiu/ldr.php?RCID=f9a9f7a1a22c96399b7aebcc08ec1c24

授業計画
1回
・本授業はオンデマンド型のオンライン授業として開講します。
・履修者全体への連絡はJIUポータルで行います。
・授業内容についての議論は、学生相互並びに学生と教員共にJIUポータルの掲示板を利用します。
・出席確認は、JIUポータルの小テスト欄課題管理の回答を分析して出席確認とします。
・レポート等は、JIUポータルに提出し提出済みレポート等に付いては、1週間後の授業でお話しします。

 シラバス授業並びに、制度会計・会計公準と会計主体論の概要を明確にします。
 到達目標:制度会計・会計公準等の留意点が理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」制度会計に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト12ページから18ページを理解して下さい。

2回
財務諸表論と会計原則について
 財務諸表と会計原則の関係を明確にします。
 到達目標:財務諸表と会計原則の留意点が理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」特定企業に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト19ページから31ページを理解して下さい。

3回
損益計算書について
 損益計算書のひな型と注記項目の関係を明確にします。
 *毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」企業の財務諸表ひな形に付いての概要を調べます。
 
事後学習
「事後学習2h」テキスト207ページから211ページで、損益計算書のひな型と注記項目の関係を理解して下さい。

4回
損益計算書原則の本質について
 包括主義損益計算書の留意点を明確にします。
 到達目標:包括主義損益計算書の留意点が理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」企業の損益計算書に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト52ページから53ペー確認確認して下さい。

5回
損益計算諸項目の処理について
 発生主義と実現主義の根拠比較と関係性を明確にします。
 到達目標:発生主義と実現主義の留意点が理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」主義原則の概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト54ページから61ページで、発生主義と実現主義の留意点を確認して下さい。

6回
損益計算の諸項目処理について
 費用収益対応の原理と形態を明確にします。
 到達目標:費用収益対応関係の留意点が理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」棚卸資産に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト62ページから64ページを理解して下さい。

7回目
企業会計原則の損益計算書について
 作成方法と売上原価表示を明確にします。
 到達目標:費用収益対応関係の売上項目の留意点が理解できる。 
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」企業会計原則に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト64ページから67ページを理解して下さい。

8回
減価償却の概要について
 会計学と実務の比較を通して減価償却制度を明確にします。
 到達目標:減価償却制度の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」会計学の減価償却に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」会計学の減価償却制度を明確に理解して下さい。

9回
有形固定資産の概要について
 償却資産と非償却資産の意義と目的の留意点を明確にします。
 到達目標:償却資産と非償却資産の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」償却資産に付いての概要を調べます。
 
事後学習
「事後学習2h」テキスト119ページから122ページを理解して下さい。

10回
固定資産の流動化について
 正規減価償却制度の留意点を明確にします。
 到達目標:正規減価償却制度の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」正規の減価償却制度に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト123ページから128ページを明確に理解して下さい。

11回
法人の減価償却制度の改正定額法について
 改正内容と新たな定額法の留意点を明確にします。
 到達目標:旧定額法と定額法の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」国税庁のホームページを閲覧し、有形固定資産の対応年数に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト129ページから131ページを明確に理解して下さい。

12回
法人の減価償却制度の改正定率法について
 改正内容と新たな定率法の留意点を明確にします。
 到達目標:旧定率法と定率法の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」法人の減価償却制度の改正定率に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」テキスト133ページから134ページを明確に理解して下さい。

13回
法人の減価償却制度の改正資本的支出について
 資本的支出の取り扱いの留意点を明確にします。
 到達目標:資本的支出の留意点が明確に理解できる。
*毎回の授業で500字程度のレポート提出があります。
事前学習
「事前学習2h」有価証券報告書に付いての概要を調べます。
事後学習
「事後学習2h」法人の減価償却制度の改正資本的明確に理解して下さい。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
S1の授業評価は、下記の通りです。 
S1考査:60%、授業内の小テスト・レポート等:40%で評価します。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
「レポート等)に対するフィードバックについては,授業で解説、または、JIU UNIVERSAL PASSPORTRXに解説コメントを掲載します。」
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『財務諸表論』第三印
早田巳代一著
学文社
978-4-7620-1767-4
特になし
参考文献・推薦図書
会計原則集 (税務会計協会/ISBN4-8081-3801-8)
「日経コンピュータ」1回から6回会計連載 早田巳代一(日経BP)
「商流対応 体系簿記会計学」早田巳代一(学文社/ISBN978-4-7620-2274-6)
「各企業の有価証券報告書」 (金融庁)
研究室
紀尾井町キャンパス研究室 1号棟三階 経営情報学部研究室
東金キャンパス研究室 F棟二階 202
オフィスアワー
水曜日2時限と水曜日昼休み
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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