教員名 : 倉田 新
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授業科目名
保育・教育課程論
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
〇(実務経験有)
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
倉田 新
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業ではカリキュラムについて二つの側面から学ぶ。一つ目の側面は、行政が告示する「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に示される教育や保育の内容に関わるものである。二つ目の側面は、それぞれの教育・保育機関において、教師や保育士と子どもが日々の生活を通して共に作り上げていく「学びの履歴」として表現できるものである。教育や保育の現場は、こうしたカリキュラムの二つの側面の間で日々の実践や生活を創造していく。以上のことをふまえて授業の最終課題では教師・保育士が創造する学びの履歴という視点から、自由な発想に基づく保育計画をデザインしていくことを目標とする。
授業動画 https://drive.google.com/file/d/1OdJWphKMENZfDE9mLOJDnEIycuqIfOZS/view?usp=sharing 授業の概要
「カリキュラム」という言葉の意味と、カリキュラムの制度的な側面として位置づけられる「保育所保育指針」、「幼稚園教育要領」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の内容を理解する。また保育の内容の充実と質の向上に資する保育の計画及び評価についての意義と実践的な側面として位置づけられる各教育・保育機関の理念や方針に基づいて構想される保育・教育課程や指導計画について理解する。保育の過程(計画・実践・記録・省察・評価・改善)について、その全体構造を捉え、保育士として保育計画をデザインする際に大切にしたい考え方について古典を通して学び、教師・保育士が創造する学びの履歴という視点から、自由な発想に基づく保育計画をデザインする。
授業計画
1回
保育における計画と評価の意義
到達目標 保育所における保育の計画と評価、保育のPDCAサイクルを理解する。 事前学習
学習課題(予習) PDCAサイクルについて調べてくること。2時間
事後学習
学習課題(復習) 保育における計画と評価の意義についてノートにまとめておくこと。2時間
2回
第2回 日本におけるカリキュラムの基礎理論
到達目標 カリキュラムの基礎理論を理解する。 事前学習
学習課題(予習) カリキュラムの歴史的変遷を調べてくこと。2時間
事後学習
学習課題(復習) カリキュラムの基礎理論をノートにまとめておくこと。2時間
3回
第2回 日本におけるカリキュラムの基礎理論
到達目標 カリキュラムの基礎理論を理解する。 事前学習
学習課題(予習) カリキュラムの歴史的変遷を調べてくこと。2時間
事後学習
学習課題(復習) カリキュラムの基礎理論をノートにまとめておくこと。2時間
4回
保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園・保育要領の性格と位置付け。
到達目標 保育の質の向上に向けた方策について理解し、教育要領、保育指針等の学びを深める。 事前学習
学習課題(予習) 保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園・保育要領を熟読しておくこと。2時間
事後学習
学習課題(復習) 指針等で遵守しなくてはならないものを選択して考えたことをノートにまとめておく。2時間
5回
保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園・保育要領の性格と位置付け。
到達目標 保育の質の向上に向けた方策について理解し、教育要領、保育指針等の学びを深める。 事前学習
学習課題(予習) 保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園・保育要領を熟読しておくこと。2時間
事後学習
学習課題(復習) 指針等で遵守しなくてはならないものを選択して考えたことをノートにまとめておく。2時間
6回
保育所・認定こども園等の全体的な計画の作成と基本原理
到達目標 全体的な計画について理解し作成の方法を理解する。 事前学習
学習課題(予習) 保育所保育指針の全体的な計画について熟読してくること。2時間
事後学習
学習課題(復習) 保育所・認定こども園の保育・教育課程の特徴をノートにまとめておく2時間
7回目
幼稚園の指導計画の作成
到達目標 幼稚園における指導計画の在り方と書き方について理解する。 事前学習
学習課題(予習) 幼児の発達特性を調べておく。2時間
事後学習
学習課題(復習) 幼稚園の指導計画で注意する点をノートにまとめておく。2時間
8回
保育所・認定こども園の指導計画の作成
到達目標 保育所・認定こども園における指導計画の在り方と書き方について理解する。 事前学習
学習課題(予習) 乳児の発達特性を調べておく。2時間
事後学習
学習課題(復習) 保育所・認定こども園の指導計画で注意する点をノートにまとめておく。2時間
9回
保育の記録と評価について学ぶ
到達目標 保育において記録とは、また評価とは何かを理解する。 事前学習
学習課題(予習) ドキュメンテーションやラーニングストーリーにつて調べてくる。2時間
事後学習
学習課題(復習) 授業を通して学ぶ記録の視点についてノートにまとめておく。2時間
10回
指導計画の書き方
到達目標 指導計画の書き方について理解する。 事前学習
学習課題(予習) 指導計画の意味について調べてくる。2時間
事後学習
学習課題(復習) 指導計画の種類と意味についてノートにまとめておく。2時間
11回
0歳児、1歳児以上から3歳未満の指導計画の指導計画について
到達目標 0歳児、1歳児から3歳未満の作成の仕方を理解する。 事前学習
学習課題(予習) 0歳児の発達学習特性を調べてくる。1歳児以上3歳未満の発達特性を調べてくる。2時間
事後学習
学習課題(復習) 0歳児、 1歳児〜3歳未満の指導計画の特徴についてノートにまとめておくこと。2時間
12回
3歳・4歳・5歳の指導計画の作成の仕方を理解する。
到達目標 3歳・4歳・5歳の指導計画の作成の仕方を理解する。 事前学習
学習課題(予習) 3歳児以上から4歳未満の発達的特性を調べてくる。1時間
学習課題(予習) 5歳児の発達的特性を調べてくる。1時間 事後学習
学習課題(復習) 3歳児以上から4歳児未満の指導計画の特徴についてノートにまとめておくこと。1時間
学習課題(復習) 5歳の指導計画の特徴についてノートにまとめておくこと。1時間 13回
小学校との接続について
到達目標 保・幼・小の連携〜学びの連続性〜生活と発達の連続性を踏まえた保育について理解する。 事前学習
学習課題(予習) 保育所児童保育要録について調べておく。2時間
事後学習
学習課題(復習) 今まで学んだことすべてをノートにまとめておく。2時間
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
(1)講義の要点と、各自が考えたことをポータルのレポート欄に書いて提出する「リアクションペーパー」(30%)
(2)保育計画のデザインを主題とする期末レポート(70%) 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業内で常時行う。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
『幼稚園教育要領解説』
文部科学省
フレーベル館 2008
978-4-577812457
『保育所保育指針解説書』
厚生労働省
フレーベル館 2008
978-4-577812426
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』
内閣府・文部科学省・厚生労働省
フレーベル館 2015
978-4-577813737
参考文献・推薦図書
1. 『幼児教育・保育課程論』 戸田雅美・佐伯一弥 建帛社 2011 978-4767932774
2. 『学校と社会・子どもとカリキュラム』 ジョン・デューイ 市村尚久(訳) 講談社学術文庫 1998 978-4061593572 3. 『育ての心 <上>』 倉橋惣三 フレーベル館 2008 978-4577803172 研究室
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