教員名 : 広瀬 美和
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授業科目名
子ども家庭支援の心理学
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
広瀬 美和
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
1.生涯発達に関する心理学の基礎的な知識を習得し,初期経験の重要性,発達課題等について理解する。
2.家族・家庭の意義や機能を理解するとともに,親子関係や家族関係等について発達的な観点から理解し,子どもとその家庭を包括的に捉える視点を習得する。 3.子育て家庭を巡る現代の社会的状況と課題について理解する。 4.子どもの精神保健とその課題について理解する。 授業の概要
講義形式で行う。
保育の心理学で学んだ内容を基礎としながら、乳幼児や乳幼児を取り巻く人々に関する発達理論を中心に学ぶ。また,乳幼児の発達に果たす家族,家庭の機能について自身で考える。子育てや教育に関する各回のテーマに関する記事を自身の関心に従い新聞やニュースから探し、目を通してから授業に臨み、授業後には関連を自分なりにノートにまとめておくことを期待する。 授業概要紹介動画 https://youtu.be/ULE8MXpeCFQ 授業計画
1回
生涯発達に関する理論①乳児期の発達〈乳児期の発達を理解し説明できる〉
事前学習
保育の心理学のテキストで乳児期の発達に関わる部分を読む(2h)
事後学習
授業内容を踏まえ家庭での乳児の育ちについて考える(2h)
2回
生涯発達に関する理論②幼児期の発達〈幼児期の発達を理解し説明できる〉
事前学習
保育の心理学のテキストで幼児期の発達に関わる部分を読む(2h)
事後学習
授業内容を踏まえ家庭での幼児の育ちについて考える(2h)
3回
生涯発達に関する理論③学童期の発達〈学童期の発達を理解し説明できる〉
事前学習
保育の心理学のテキストで学童期の発達に関わる部分を読む(2h)
事後学習
授業内容を踏まえ家庭での学童の育ちについて考える(2h)
4回
生涯発達に関する理論④青年期から老年期にかけての発達〈青年期から老年期の発達を理解し説明できる〉
事前学習
保育の心理学のテキストで青年期から老年期の発達に関わる部分を読む(2h)
事後学習
授業内容を踏まえ家族の成員の様々な立場の発達について考える(2h)
5回
家族・家庭の理解①家族・家庭の意義と機能〈家族・家庭の発達における意義を理解する〉
事前学習
保育指針等で子育て支援に関する章に目を通す(2h)
事後学習
授業内容を踏まえて家庭と保育所のかかわりを考える(2h)
6回
家族・家庭の理解②親子関係・家族関係の理解〈親子関係の発達を理解する〉
事前学習
家族・家庭・地域に関わる新聞などのニュースを探す(2h)
事後学習
家庭、家族に対して保育所のできる支援を考える(2h)
7回目
家族・家庭の理解③子育ての経験と親としての育ち〈親の発達について理解する〉
事前学習
家族・家庭・地域に関わる新聞などのニュースを探す(2h)
事後学習
これまでに学習した発達理論が家族や地域の関係にどのように関連するかを考える(2h)
8回
子育て家庭に関する現状と課題①子育てを取り巻く社会的状況〈現代の子育て状況を知る〉
事前学習
子育てに関わる新聞などのニュースを探す(2h)
事後学習
子育てを取り巻く社会状況が自身の乳幼児期とどのように変化したかを考える(2h)
9回
子育て家庭に関する現状と課題②ライフコースと仕事・子育て〈子育てをする親の生活の変化について知る〉
事前学習
就労や結婚出産などが自身の乳幼児期とどのように変化したかを調べる (2h)
事後学習
家庭や社会状況に合わせて保育所がどのような支援をしうるかを考える(2h)
10回
子育て家庭に関する現状と課題③多様な家庭とその理解〈多様な子育て家庭の存在を知る〉
事前学習
子ども家庭支援論等で学んだ様々な家庭について振り返っておく(2h)
事後学習
多様な家族の形について子どもたちとどのように共有するかを考える(2h)
11回
子育て家庭に関する現状と課題④特別な配慮を要する家庭〈特別な配慮の必要性を理解する〉
事前学習
特別な保育ニーズの理解と支援で学んだ様々な家族形態について復習しておく(2h)
事後学習
保育者としての支援のさいの配慮事項を考える(2h)
12回
子どもの精神保健とその課題①子どもの生活・成育環境とその影響〈成育環境が子どもの発達に与える影響について理解する〉
事前学習
特別な保育ニーズの理解と支援で学んだ生活環境にかかわることを復習しておく(2h)
事後学習
保育者としての支援の配慮事項を考える(2h)
13回
子どもの精神保健とその課題②子どもの心の健康に関わる問題〈子どもの精神的な健康に起こる問題について知る〉
事前学習
特別な保育ニーズの理解と支援で学んだ心の健康にかかわることを復習しておく(2h)
事後学習
保育者としての支援の配慮事項、専門機関との連携等を考える(2h)
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
定期試験50%,授業への参加度(授業内課題など)50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
メールおよびLMSを通じて質問対応、コメントをする
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜紹介する
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参考文献・推薦図書
文部科学省「幼稚園教育要領解説」(フレーベル館/平成30年)
厚生労働省「保育所保育指針解説」(フレーベル館/平成30年) 内閣府・文部科学省・厚生労働省「幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説」(フレーベル館/平成30年) 保育の心理学 (新・基本保育シリーズ) 杉村 伸一郎・ 山名 裕子 (編), 児童育成協会 (監修),中央法規 子ども家庭支援の心理学(新・基本保育シリーズ)白川佳子・福丸由佳(編), 児童育成協会 (監修),中央法規 研究室
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オフィスアワー
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
https://www.jiu.ac.jp/visitors/students/detail/id=1001
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