教員名 : 清水 正美
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授業科目名
貧困に対する支援論
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
清水 正美
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
以下の4点を理解することを目標とする。
①貧困や公的扶助の概念を踏まえ、貧困状態にある人の生活実態とこれを取り巻く社会環境について理解することができる ②貧困の歴史と貧困観の変遷について理解することができる。 ③貧困にかかる法制度と支援の仕組みについて理解することができる。 ④貧困による生活課題を踏まえ、福祉専門職としての適切な支援のあり方を理解することができる。 授業紹介動画リンク https://youtu.be/7VhnuXhaaq0 授業の概要
生活保護や低所得者対策については、ここ数年で大きな改正や新たな制度が創設されている。この授業では、どのような理由で貧困者対策が講じられてきたのか、そもそも貧困とは何を指すのかを理解する。その後、生活保護制度が成立した経緯やその後の変遷とともに、時代と社会が変容する中で低所得者に対していどのような対策が講じられてきたのかを理解する。
授業計画
1回
・授業内容:生活保護と低所得者対策
・到達目標:この授業の目的や概要について理解する。受講にあたっての留意事項、指定テキスト・参考文献、成績評価の基準などについて理解する。 事前学習
【2h】シラバスを読んで理解しておくこと。
事後学習
【2h】初回の授業で示した教科書や参考書を確認し、通読する。
2回
・授業内容:貧困の概念
・到達目標:貧困の概念と公的扶助の意義と範囲について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第1回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
3回
・授業内容:貧困状態にある人の生活実態と社会環境
・到達目標:貧困状態にある人の生活実態(健康、居住、就労、教育、社会関係資本)と、貧困状態にある人を取り巻く環境(経済構造の変化、格差の拡大、社会的孤立など)について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第2回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
4回
・授業内容:貧困の歴史 :貧困状態にある人に対する福祉の理念と貧困観
・到達目標:人権の尊重、尊厳の保持、貧困・格差・差別の解消、スティグマや貧困の測定について理解することができる。救貧制度、生活保護法、ホームレス自立支援法、生活困窮者自立支援法の概要について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第3回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
5回
・授業内容:貧困に対する法制度 その1:生活保護法(1)原理原則と概要、福祉事務所・生活保護施設
・到達目標:生活保護法の原理原則と、動向、最低生活費と生活保護基準について理解することができる。福祉事務所の機能や役割、相談支援の流れ、生活保護施設の役割について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第4回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
6回
・授業内容:貧困に対する法制度 その2:生活保護法(2)福祉事務所・生活保護施設
・到達目標:福祉事務所の機能や役割、相談支援の流れ、生活保護施設の役割について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第5回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第6回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
7回目
・授業内容:これまでの総括 その1と振り返り
・到達目標:貧困を取り巻く環境や歴史、生活保護制度の原理原則について総括することができる。 事前学習
【2h】第2回から第6回 授業の内容をまとめ、授業内テスト その1の準備を行うこと。
事後学習
【2h】確認テストその1の結果を振り返る。
8回
・授業内容:貧困に対する法制度 その3:生活困窮者自立支援法
・到達目標:生活困窮者自立支援法の理念と概要、動向や実施体制、相談支援の流れについて理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第7回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
9回
・授業内容:貧困に対する法制度 その4:低所得者対策、ホームレス対策
・到達目標:生活福祉資金貸付制度、無料低額診療所、無料低額宿泊所、求職者支援制度などについて理解することができる。ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法の概要や支援施策などについて理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第8回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
10回
・授業内容:貧困に対する支援における公私
・到達目標:行政の責務や公私の役割分担、国や都道府県、市町村の役割や福祉事務所の組織について理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第9回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
11回
・授業内容:福祉事務所・自立相談支援機関、その他貧困に対する関係機関の役割
・到達目標:貧困に関して各種福祉の相談機関がどのような支援をしているかについて理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第10回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
12回
・授業内容:貧困に関連する専門職等の役割、貧困に対する支援の実際
・到達目標:貧困に関して保健・医療・福祉・法律・地域の専門職がどのような支援をしているのかについて理解することができる。貧困に対して多職種連携を含め実際の取り組みなどについて理解することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第11回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
13回
・授業内容:これまでの総括その2
・到達目標:これまで学んできた生活保護論について総括することができる。 事前学習
【2h】授業前までに次回の授業のレジュメを配布するので、履修生はそれを読んで、分からない点などを明確にしておくこと。また、第12回授業時に指示した指定テキストの範囲を読んでおくこと。
事後学習
【2h】授業の最後に示された、今日の授業内容に関して復習の要点などをまとめる。又は授業内で示された課題に取り組み提出期限までに提出する。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
評価配分は以下の通りとする。
・毎回の授業中に実施する課題:39% ・授業内テスト その1:30% ・期末テスト :31% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題に対するフィードバックについて
・毎回の授業時の課題については、次回授業内で解説などを行う。 ・授業内テストその1については、実施後、授業内で振り返る。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
最新・社会福祉士養成講座 4 貧困に対する支援
一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 編集
中央法規出版
978-4-8058-8247-4
2,500円(税別)
参考文献・推薦図書
適宜授業等で指示するが、以下のリンクも参照してください。
(1)厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/toukei/ (2)厚生統計協会:http://www.hws-kyokai.or.jp/ 研究室
A棟4階413研究室
オフィスアワー
S2:水3
授業に関する質問は、基本的に授業内でお願い致します。 その他、portalの掲示板、メールなども活用してください。 メールアドレス:mshimizu@jiu.ac.jp 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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