教員名 : 林 和歌子
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授業科目名
福祉グローバル基礎研修
学年
1年
単位数
1.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
川瀬 力也、茆 海燕、宮 偉、林 和歌子
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
本科目は,将来にグローバルな視点で地域社会に貢献できる人材に必要な国際感覚を育むために,以下の4点を目標とする
①外国語や異文化への興味や関心の向上 ②多文化・共生社会の構築やグローバルに活躍する意義の醸成 ③多様な人々とのコミュニケーション力の強化 ④さまざまな地域の課題発見力の養成 授業の概要
①科目名:福祉グローバル基礎研修 (Global Basic Training for Social Work)
②授業形態:研修 ③内容:福祉グローバル基礎研修は海外協定校で研修を通し、海外の生活・文化・福祉を体感することにより,視野を広げるとともに,自己理解や他者理解など福祉に携わる者に求められる基本的視野を養う.海外の現状を知ることで,改めて日本の福祉の現状及び問題点を見つめなおし,取り組む姿勢を培う。また,協定校での学習や交流を通して、国際力や国際理解を高める. 授業は「事前学習」「研修」「事後学習」で構成されている。 ・事前授業は,学内で研修に必要な基礎知識及び語学能力の習得を行う。 ・研修は,現地の協定校で行う。研修地の文化や社会福祉についての講義、施設見学、フィールドワーク等を通して実践的に学ぶ。 ・事後授業は,研修で学んだ内容について,グループでのディスカッションを行って理解を深めたうえで,成果発表を行う。また,各自学習成果レポートを作成する。 ※当該科目の海外留学先は本学の海外協定校(中国大連市 東軟信息学院)を予定している。実施時期は7月下旬〜8月上旬の4泊5日を予定している。 ※各自でパスポートの申請、有効期限の確認(2023年7月時点で6か月以上が望ましい)の確認をしておくこと。詳しくは事前学習会で説明します。 ※海外研修の実施可否は、外務省海外安全情報、協定校スタッフからの情報、現地領事館の情報等から総合的に判断し決定する。 授業計画
<事前授業>
1 オリエンテーション(事前課題の提示、研修内容の理解) (担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:研修の意義,内容,心構えを理解する [事前学習: 1h] シラバスをよく読み,事前に研修地について調べておくこと [事後学習: 1h] 興味のある研修内容について1つ以上調べ,まとめること 2 研修地の文化・福祉についての事前講義と現地交流(担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:研修地の学生とオンラインで交流をおこない,研修地の文化,福祉事情を理解する. [事前学習: 1h] 事前に研修地の歴史・文化・福祉について調べておくこと [事後学習: 1h] 授業後は,興味のあること,疑問点や不明瞭な点を調べ,理解を深める 3 語学事前学習(研修地の言語および専門用語)(担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:研修において使えるコミュニケーション力を身につける [事前学習: 1h] 事前に研修地の言語について調べておくこと [事後学習: 1h] 継続的な語学学習を行う,専門用語に関しては興味のある分野について調べ,理解を深める 4 事前課題の共有と確認 事前課題の共有と確認 (担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:研修先の概要に関して調べよく理解をする.現地での学びの準備をする [事前学習: 1h] 事前に研修先の施設について調べておくこと [事後学習: 1h] 授業後は,各自それぞれの施設についてさらに調べ,理解を深めておくこと 5 渡航の準備、出発までの手続きの確認 (担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:出発までの不安などを取り除き、安心して出発できるように準備する [事前学習: 1h] 渡航に必要な手続きを済ませておくこと [事後学習: 1h] 渡航準備に手続きの漏れはないか、重ねて確認し安心して出発できるようにする <研修地協定校での授業>
※授業はすべて現地教員によって,中国語と日本語で実施される。(授業には日本語を学ぶ学生チューターがサポートでつきます) ※講義内容や宿題に関する質問は,授業内で直接,現地担当教員、学生チューターに聞くこと。 ※当該科目の担当教員は,協定校での授業期間中,適宜必要なサポートを行う。 6 講義 中国語で話そう! 到達目標:中国語で基礎的なコミュニケーションができるようになる。積極的に中国語で質問ができるようになる。 [事前学習: 1h] 現地担当教員から課される課題に取り組む [事後学習: 1h] 実際に覚えた単語を使ってみる 7 講義 中国の医療・福祉制度の概要,特色と課題 到達目標: 中国の福祉・医療制度を理解し,社会問題への多様な対応方法を知る [事前学習: 1h] 中国の社会保障制度について復習をしておく [事後学習: 1h] 新たに学習したこと,日本との違い,現地の課題などをまとめる 8 講義 中国の文化、産業にふれる 到達目標:中国の文化、産業を学び,社会のグローバル化を理解する [事前学習: 1h] 中国の文化について復習をしておく [事後学習: 1h] 新たに学習したこと,日本との違い,現地の課題などをまとめる 9 現地大学生との交流を楽しむ! 到達目標:研修地の大学生と文化体験プログラムを通して楽しく交流できる [事前学習: 1h] 事前に自己紹介やキーフレーズを復習しておく [事後学習: 1h] 学んだ単語やフレーズを覚える 10 研修地の生活文化環境の理解 到達目標: 中国の生活・文化・環境に触れ、異文化への興味関心を高める [事前学習: 1h] 中国の歴史や文化についてもう一度復習をしておく [事後学習: 1h] 日本との違いをまとめておく ※協定校での研修では,その日に学んだことは,記録に残すこと。 <事後指導>
11 ディスカッション(担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:視察内容をまとめ,ディスカッションすることで,より理解を深める [事前学習: 1h] 現地で学んだことを思い出しておく [事後学習: 1h] ディスカッションで新たに気づいたことについて,考察し,理解を深める 12 報告レポート(研修成果)の作成指導(担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:研修成果をレポートにまとめ,さらに理解を深める [事前学習: 1h] 研修地の体験についてもう一度復習をしておく [事後学習: 1h] 研修レポートをまとめる 13 まとめ(担当:林、川瀬、宮、茆) 到達目標:他国の社会を知ることで,自国の社会課題に気づき,解決策を考えることが出来る [事前学習: 1h] 研修地の体験についてもう一度復習をしておく [事後学習: 1h] 日本/自国の社会課題の解決にどのように活かせるかを考える 試験及び成績評価
○期末課題試験:60%
○授業への取り組み、レポート:40% ・上記、レポートについては、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
上記、レポートについては、次回以降の授業時に解説する、あるいは解説コメントを配布する。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
必要に応じて授業内で適宜指示をする
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参考文献・推薦図書
適宜授業で紹介する
研究室
宮先生:A410
川瀬先生:A 412 茆先生:A515 林:A418 オフィスアワー
宮先生:月曜日4限、水曜日2限
川瀬先生:水曜日3限、木曜日3限 茆先生(S1、S2):火曜日2限、木曜日2限 林:S1火曜3限、木曜3限、S2月曜4限、水曜2限、F1火曜2限、水曜3限、F2火曜2限、水曜3限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
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