教員名 : 中尾 英俊
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授業科目名
基礎理学療法学
学年
2年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
中尾 英俊
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
・各種疾患や障害の概要が理解できる。
・運動療法の目的を理解する。 ・各種障害の診方を理解する。 ・運動療法の理論、基本的なアプローチ方法を理解する。 授業の概要
英語科目名:Fundamentals of Physical Therapy
授業形態:講義 内容: 理学療法の対象となることが多い関節可動域制限、筋力低下などの概要、及びこれらの機能障害を引き起こすメカニズムについて学習する。 筋緊張異常、感覚異常、バランス機能障害、痛みに加え、認知機能低下を含めた加齢による障害などの概要について学習する。 各種障害に対する運動療法の理論、進め方について学習する。 授業計画
1回
関節拘縮と関節可動域制限
到達目標: 関節の分類、構造、機能について説明できる。 拘縮の定義・分類、原因について説明できる。 不動が関節に及ぼす変化とストレッチングが関節に及ぼす効果について説明できる。 関節可動域制限因子とそれぞれの因子に対する治療的アプローチの概要について説明できる。 関節のエンドフィール(最終域感)や単関節筋と二関節筋の短縮の区別(見分け方)について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP55—68、P186—192を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
2回
関節可動域運動の理論と実際
到達目標: 骨運動と関節内運動について説明できる。 関節可動域運動の概要について説明できる。 ストレッチングの概要について説明できる。 関節モビライゼーションの概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP8—16及びP192—220を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
3回
筋の構造と機能
到達目標: 筋収縮の種類について説明できる。 筋張力や関節トルクに影響する要因について説明できる。 ベッドレストによる筋萎縮及び筋力低下について説明できる。 形態的要因と神経学的要因による筋力増強のメカニズムについて説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP69—89、P221—220を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
4回
筋力低下と筋力トレーニング
到達目標: 筋力低下について説明できる 開運動連鎖(open kinetic chain)と閉運動連鎖(closed kinetic chain)について説明できる。 筋力の評価方法について説明できる。 筋力トレーニングの原則や分類について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP22—24及びP221—228を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
5回
代表的な筋力トレーニング法の理論と実際
到達目標: 各種筋力トレーニングの筋活動について説明できる。 廃用性筋萎縮防止のためのトレーニングについて説明できる。 代表的なトレーニング法の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP228—252を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
6回
持久力低下に対する運動療法
到達目標: 持久力の定義及び分類について説明できる。 全身および局所持久力の概念について説明できる。 全身持久力の原則およびトレーニングに影響する因子について説明できる。 全身および局所持久力トレーニングの至適運動強度、時間、頻度について説明できる。 全身持久力トレーニングの効果について説明できる。 代表的な全身持久力トレーニング法について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP253—268を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
7回目
運動麻痺に対する運動療法
到達目標: 筋緊張異常の分類について説明できる。 上位運動ニューロン障害と下位運動ニューロン障害について説明できる。 病的共同運動について説明できる。 中枢神経性運動麻痺の回復過程について説明できる。 中枢神経性運動麻痺の評価方法について説明できる。 痙縮と固縮に対する運動療法の概要について説明できる。 中枢神経性運動麻痺に対する運動療法の概要ついて説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP269—291を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
8回
感覚障害・痛みに対する運動療法
到達目標: 感覚の概要について理解する。 感覚検査の概要について理解する。 感覚障害に対する運動療法の基本原則について理解する。 痛みの概要について理解する。 痛みの評価の概要について理解する。 痛みに対する運動療法の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP292—307、P386—398を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
9回
バランス障害に対する運動療法
到達目標: 「反射階層理論」「システム理論」「運動及び動作の遂行能力」に基づきバランスを捉えることができる。 バランス制御における力学的平衡の概念について説明できる。 「静的バランス」「動的バランス」「外乱に対する応答」について説明できる。 姿勢制御における「運動戦略」について説明できる。 「静的バランス」「動的バランス」「外乱に対する応答」に基づくバランス評価の概要について説明できる。 バランス障害に対する運動療法の考え方について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP308—324を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
10回
協調性運動障害に対する運動療法
到達目標: 協調性と協調性運動障害の概念について説明できる。 協調性運動障害の代表的な評価について説明できる。 協調性運動障害に対する代表的な運動療法の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP325—336を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
11回
姿勢障害に対する運動療法
到達目標: 健常者の姿勢について説明できる。 代表的は姿勢アライメント異常について説明できる。 姿勢障害に対する評価の概要について説明できる。 姿勢障害に対する運動療法の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP337—354を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
12回
加齢による機能障害に対する運動療法
到達目標: 加齢に伴う機能低下について説明できる。 高齢者における筋力、バランス,筋パワー、俊敏性、認知及び心理機能などの評価方法について説明できる。 高齢者に対する基本的な運動療法の概要について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP502—516を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
13回
運動学習
到達目標: リハビリテーション医療における運動学習について説明できる。 学習曲線について説明できる。 運動学習におけるフィードバックについて説明できる。 結果の知識とパフォ一マンスの知識について説明できる。 代表的な運動学習理論について説明できる。 運動学習に関わる神経機構について説明できる。 学習プロセスの種類について説明できる。 学習段階に応じた介入法について説明できる。 事前学習
〔事前学習:2h〕テキストのP135—147を通読し、理解が難しい用語を調べておく。
事後学習
〔事後学習:2h〕配布資料を用いて、講義内容の理解を深める。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
小テスト、期末試験を実施する。また、評価配分は下記の通りおこなう。
小テスト:30% 期末試験:70% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
課題(小テスト)に対するフィードバックについて:各授業の始めに解説する。
期末試験について:メール、口頭等で追試まで随時受け付ける。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
運動療法学 障害別アプローチの理論と実際 第二版
市橋則明
文光堂
978-4-8306-4503-7
なし
参考文献・推薦図書
研究室
東金キャンパス A棟 514研究室
オフィスアワー
S1:木曜日1限、金曜日3限
S2:木曜日1限、金曜日3限 F1:木曜日1限、金曜日3限 F2:木曜日1限、金曜日3限 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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