シラバス情報

授業科目名
観光の現在と未来
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
西 和彦、岩本 英和、柴崎 小百合、于 航、佐滝 剛弘、石谷 昌司、多田 充、長谷川 正人、山本 剛、内山 達也
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
オンライン
授業の到達目標及びテーマ
本講義は、観光が求められる現代的意義を理解し、観光の多様性と社会との関わりについて学修することが目的である。そのため、講義は様々な分野の教員が担当するオムニバス形式で展開する。人類学や行動論などの切り口から学ぶとともに、地域社会に存在する様々な観光資源(芸術、健康、自然など)や、観光と社会の関わり(ビジネス、まちづくり、メディア)についての事象を取り上げ、観光学への理解を深めることが目的である。

シラバス紹介動画
https://youtu.be/LUL1OMftlSg

授業の概要
全13回の講義内容は以下に示すとおりである。それぞれ、各分野の専門家(10人)が各講義を担当するオムニバス形式で実施する。

☆印=各授業回で提示される課題(小テスト・レポートなどを授業内で指示)の提出が必要。
実施回⇒☆印(計11回)分を合計して、本科目の期末評価とする。

 第1回 はじめに         内山
 第2回 人の移動         西
 第3回 ☆観光行動論       岩本    
 第4回 ☆観光人類学       内山                
 第5回 ☆観光と芸術       柴崎        
 第6回 ☆観光と健康       于
 第7回 ☆観光とメディア     佐滝
 第8回 ☆観光とホスピタリティー 石谷
 第9回 ☆観光と自然       多田
 第10回 ☆交通ビジネス     長谷川
 第11回 ☆宿泊ビジネス     石谷
 第12回 ☆旅行ビジネス     山本
 第13回 ☆観光まちづくり    内山  

授業計画
1回
第1回 はじめに
 13回全体の説明を行う。そして観光の意義について考える。
事前学習
観光についての自分なりのイメージ作りをしておく
事後学習
観光の重要性について再度講義録をみながら確認する。またこれからの社会であるSociety5.0における観光について考える。

2回
第2回 人の移動
 人の移動の歴史、それに伴う社会経済の発展と旅のインフラについて。
 現在の人の移動の状況、旅の役割と国際関係、日本の抱える課題などについて考える。
 担当:西
事前学習
人の動きについて調べておく
事後学習
人の移動について復習しておく。

3回
☆第3回 観光行動論
 観光に関する人の行動に焦点を当て、その特性、実態について検討を加える。
 統計データについて学習し、使いこなせるようになるまで掘り下げる。
 担当:岩本
事前学習
観光行動とは何か考えてみる。
事後学習
観光行動について振り返り考えてみる。

4回
☆第4回 観光人類学
 観光が民族文化に与える影響を考える。
 実際に観光が与えた影響を具体例を挙げて分析する。
 担当:内山
事前学習
観光と人類学がどのような関係にあるか考えておく。
事後学習
観光人類学について事後学習する。

5回
☆第5回 観光と芸術
 日本文化、外国の芸術(美術品、音楽)などは観光にとって重要な分野である。
 これを幅広く取り上げ充実した観光につなげる施策についても考える。
 観光:柴﨑
事前学習
日本文化、海外の芸術について調べておく
事後学習
芸術、文化と観光の結びつきについて復習する。

6回
☆第6回 観光と健康
 温泉、メディカルツーリズムなど観光と健康は切っても切れない関係にある。
 実際のアクティビティーを取り上げながら観光と健康について考える。
 担当:于
事前学習
観光と健康について調べておく。
事後学習
健康について再度復習しておく。

7回目
☆第7回 観光とメディア
 観光振興にはメディアが欠かせない。観光とメディアの関係についてその歴史と現状を紐解く。
 担当:佐滝
事前学習
自分が普段接するメディアの特徴についてまとめておく
事後学習
メディアを使った観光振興について整理する。

8回
☆第8回 観光とホスピタリティー
 観光地、観光ビジネス等にとってホスピタリティーは重要な要素である。
 その在り方について学習することにより観光振興につなげる方法を探っていく。
 担当:石谷
事前学習
ホスピタリティーとは何か調べておく。
事後学習
ホスピタリティーについて考える。

9回
☆第9回 観光資源
 観光資源には自然資源と人文資源がある。これらの観光資源を概観し、資源の保全と利用、開発の方法について学習しながら、これからの観光の在り方について考える。
 担当:多田
事前学習
いままで体験してきた観光をふりかえり、どのような要素が観光行動を誘引してきたのかを考えておく。
事後学習
観光資源について復習しておく。

10回
☆第10回 交通ビジネス
 観光の重要な要素である交通について、エアラインと鉄道を中心にビジネスの概要を具体的な事例を交えて学習するとともに、社会で果たしている役割や課題ついて考える。
 担当:長谷川
事前学習
交通機関について学習しておく。
事後学習
交通機関の役割について復習しておく。

11回
☆第11回 宿泊ビジネス
 ホテル、旅館は観光を形作る必須アイテムである。宿泊事業を構成する機能(仕事)、事業の仕方を学習しより優れた観光につなげる方策を考える。
 担当:石谷
事前学習
宿泊について考えておく。
事後学習
宿泊施設について復習しておく。

12回
☆第12回 旅行ビジネス
 観光を構成する要素のうち最も観光振興に繋がるビジネスが「旅行ビジネス」である。旅行ビジネスを構成する様々な機能(仕事)、そしてその内容を詳細に伝える。
 担当:山本
事前学習
旅行ビジネスとはどのようなものか調べておく
事後学習
旅行ビジネスの詳細を復習しておく。

13回
☆第13回 観光まちづくり
 どの地域でも観光振興は重要な戦略の一つである。観光まちづくりについて、その方法・コンセプトをとり上げ、学習する。
 担当:内山
事前学習
各人が自らのまちづくりについて考えておく
事後学習
自らのまちづくりについて再度考えをまとめておく

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
☆印=各授業回の課題(小テスト・レポートなどを授業内で指示)
☆印計11回分(各10点)を合計し、100点満点に換算して期末評価とする。
※再試験、追再試は実施しない。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
適宜実施する
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜資料を配布する
参考文献・推薦図書
授業にて指示する
研究室
A棟3F A313
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学位授与方針との関連
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