シラバス情報

授業科目名
翻訳の基礎(英日)
学年
3年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
飯倉 章
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業は「対面」で実施する。また、下記の履修条件がある。本講義では英文和訳を中心に、翻訳のスキルを身に付けることを到達目標とする。翻訳においては、まずは文法的に正確であること、さらに正確でありながら直訳は避けて自然な日本語の訳文となるよう心掛ける必要がある。本講義では具体的な事例を多数用いながら、日本語使用者が誤りやすい項目を中心にして講義を進める。

履修条件
1. TOEIC の得点が 500 点以上。
2. 留学生の場合は1の条件に加え、N1 を取得済みのこと。
授業紹介動画:https://youtu.be/rn63sn0vJhZ
授業の概要
① 科目名(英語名):翻訳の基礎(英日)(Basic Translation Skills)
② 授業形態:講義。この授業は「対面」で実施する。
③ 内容:受講生は具体的な例文で翻訳作業を実施し、基本的な翻訳テクニックを習得する。とくに日本語使用者が誤りやすい項目を中心とする。事前学習で該当回の課題を所定の期限までに提出すること。授業時間中には、翻訳テクニックを教えるとともに、課題の答え合わせを実施する。他に授業時間内に小テストや理解度確認テストなどを実施し、課題の内容やポイントをきちんと理解しているかを確認する。 ほぼ毎回、事前提出課題(必須)があるので、その点を十分に理解した上で受講すること。
④ 授業で主に使用する言語:日本語

授業計画
1回
第1回 オリエンテーション
履修条件を満たしていることを証明するものを持参し、証明すること。
簡単な小テストを実施する場合がある。
[到達目標]授業の概要を認識し、学習目標を明確にする。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックやニュースを調べておくこと。履修条件を満たしていることを証明するものを準備すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

2回
翻訳とは? 良い翻訳の条件
[到達目標]翻訳とは何かを知り、良い翻訳の条件を理解する。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

3回
翻訳の注意点:日本語について 未来を表す表現
[到達目標]翻訳に用いる日本語について学ぶ。英語での未来表現の相違を理解する。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

4回
翻訳の注意点:英語の語順 英語の副詞
[到達目標]英語の語順の特徴を理解する。英語の副詞の位置による訳し方の相違を学ぶ。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

5回
翻訳の注意点:否定文の誤訳
[到達目標]否定文の誤訳の特徴を学び、正しい否定文の訳し方を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

6回
無生物主語の構文の訳し方
[到達目標]英語に特徴的な無生物主語の構文を自然な日本語に訳す方法を学ぶ。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

7回目
字幕翻訳のコツ 授業内課題
[到達目標]映画等の字幕翻訳に挑戦し、字幕翻訳の特徴などを学ぶ。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

8回
動詞+名詞/形容詞+動作者がちょっと違う意味を持つ表現
[到達目標]動詞+名詞/形容詞+動作者が少し違う意味を持つ表現の翻訳の仕方を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

9回
関係詞の翻訳(その1)
[到達目標]関係代名詞を中心に関係詞の翻訳の方法を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

10回
関係詞の翻訳(その2):制限用法 非制限用法
[到達目標]関係詞の制限用法と非制限用法の訳し方の相違を理解する。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

11回
敬語的な丁寧な表現の翻訳
[到達目標]英語にもある敬語的な丁寧な表現の翻訳の仕方を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

12回
文化差のある表現、カタカナ語、「前置詞」「冠詞」「比較」などの翻訳
[到達目標]翻訳が難しい文化差のある表現の訳し方、カタカナ語の訳し方、「前置詞」「冠詞」「比較」などで誤訳しやすい事例の正しい訳し方を身に付ける。
理解度確認テストを実施する。
[到達目標]授業内容のまとめと理解度確認テストを通して、翻訳の特徴をしっかりと理解し、翻訳の方法を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]授業内容に関するトピックや文法事項を調べておくこと。課題を授業内で指示した所定の期限までに提出すること。これまでの授業内容をすべて復習して、理解度確認テストに備えること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、授業内容の理解を深めること。自分の英語力における弱点を把握し復習すること。

13回
これまでの授業内容のまとめ
理解度確認テストの答え合わせ
[到達目標]授業内容のまとめと理解度確認テストの答え合わせを通して、翻訳の特徴をしっかりと理解し、翻訳の方法を身に付ける。
事前学習
[事前学習:2h]これまでの授業内容をすべて復習し、授業内容のまとめに備えること。
事後学習
[事後学習:2h]自筆ノートを復習したり、調べ物をしたりして考察し、これまでの授業内容の理解を深めること。

14回
事前学習
事後学習

15回
事前学習
事後学習

16回
事前学習
事後学習

17回
事前学習
事後学習

18回
事前学習
事後学習

19回
事前学習
事後学習

20回
事前学習
事後学習

21回
事前学習
事後学習

22回
事前学習
事後学習

23回目
事前学習
事後学習

24回
事前学習
事後学習

25回
事前学習
事後学習

26回
事前学習
事後学習

試験及び成績評価
[成績評価]
授業の事前課題:20%
授業内課題・授業貢献度:20%
理解度確認テスト:60%(学習成果の定着のため、理解度確認テストを中間でも実施する場合がある)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
授業当日、もしくは次回授業内で課題の解説をする。
理解度確認テストの場合には、点数を個別に知らせるなどする。
講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
適宜プリントを配布する。
参考文献・推薦図書
『英文翻訳術』 安西徹雄(ちくま文芸文庫、1995年、968円)
『翻訳のおきて』 河野一郎(DHC、1999年、1650円)
研究室
東金キャンパス・H棟・H516
オフィスアワー
授業内で別途指示する。
科目ナンバリング
学位授与方針との関連
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