教員名 : Kiraly Attila
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授業科目名
世界の中の日本
学年
1年
単位数
2.00単位
実務経験の有無
開講クォーター
セメスタ指定なし
担当教員
Kiraly Attila
授業形態
授業で主に使用する言語
日本語(部分的に英語:講義内容は二か国語両方で教えられている。)
授業方法区分
開講キャンパス
東金キャンパス
授業の到達目標及びテーマ
この授業では文化交流史と現代国際社会の事情などを基盤にして世界と日本の関係、いわゆる「世界の中の日本」、日本の世界の中でのイメージまたは「日本の中の世界」について日本語と英語を使って勉強し議論します。プロジェクトとしては日本の伝統文化や現代社会のさまざまな側面を研究して、外国人向けのプレゼンテーションも課題になります。
授業紹介動画はこちらにあります:https://www.youtube.com/watch?v=oE83T1e8yXU 授業の概要
この授業では文化交流史と現代国際社会の事情などを基盤にして世界と日本の関係、いわゆる「世界の中の日本」、日本の世界の中でのイメージまたは「日本の中の世界」について勉強し議論します。授業で取り扱っているトピックの多くは日本とヨーロッパの文化交流を背景にしていますが、課題のレベルでは他の国と言語地域と日本の交流史の研究も奨励します。
日本の世界の中でのイメージを歴史的な視点だけではなく、現代の国際社会の観点からも論じます。各トピックを色々な具体的な事例を通って分析します。 この授業の主要言語は日本語ですが、論議していたテーマ、資料、pptなどのキーワドとキーポイントは英語で把握することも一つの目的です。ちなみに実際のクラスマネジメントのレベルでは、この授業を二つの言語、日本語と英語をアクティブに使って実施する予定です。資料収集に関しましてはその他に履修している外国語(フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、ハンガリー語、ポーランド語、チェコ語、ドイツ語など)の使用も奨励しています。プロジェクトとしては日本の伝統文化や現代社会のさまざまな側面を研究して、(外国人向けの)プレゼンテーションも課題になります。 授業計画
1回
第1回:異文化理解と世界の中の日本
トピック、到達目標:この導入の授業では今まで勉強してきた異文化理解の重点をもう一度把握して、整理しながら外国の人々にとって異文化である日本の「世界の中の日本」という課題をどのような視点から論じることはできるかどうかについて考えている。世界地図の中の日本。この授業では最後の「世界の中の日本」(日本の伝統文化と日本社会を紹介する)プロジェクト(個人やチームワーク:発表(ppt)、エッセー、録画、録音、ポッドキャストとその他のニューメディアのプロジェクト)を紹介して論じます。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
2回
第2回:国際文化交流と日本
トピック、到達目標:日本と世界のいろいろな国の文化交流機関の活動について勉強します(日本国際交流基金、Institut Français(フランス), Goethe-Institut(ドイツ), Instituto Cervantes(スペイン)など)。これらの活動を通って各国は自国の理解を世界でどう深めたいかを調べます。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
3回
第3回:日本と西洋の交流の始まり.日本についてのイメージの形成1.
トピック、到達目標:16−18世紀と日本の関係について勉強します。(ポルトガル人、スペイン人、フランス人、オランダ人、イギリス人ロシア人などと日本の関係。日本に到着したクリスト教の影響(フランシス・ザビエル、クリスト教の布教)。ヨーロッパ人が日本について書いた書物(フォン・シーボルトなど)。南蛮文化と蘭学。西洋の医学、地理学、天文学、物理学などの受け入れ。美術交流の始まり(イタリアとオランダの画家の影響)。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
4回
第4回:日本と西洋の交流の始まり.日本についてのイメージの形成2.
トピック、到達目標:明治維新後の日本を世界はどう受け入れましたか。日本は世界をどう受け入れましたか。19世紀以降と20世紀初期の日本と世界の交流について勉強します(学術的な関係、日本の最初の大学、西洋のオリエンタリズム、ジャポニズムなど。「日本学」:日本の研究する大学(特にヨーロッパ)。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
5回
第5回: 日本の宗教と西洋社会(日本仏教の受け入れ)。日本の武道の受け入れ。スポーツ界と日本
トピック、到達目標:19世紀以降の日本の仏教のヨーロッパと世界への受け入れについて勉強します。禅の影響。世界は日本の武道をどう受け入れましたか。日本とオリンピック(1964年、2021年);障害者スポーツの発展と日本。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
6回
第6回: ヨーロッパメディアに見る日本。観光業の中の日本のイメージ。日本食と世界
トピック、到達目標:20世紀後半からメディアの中の日本のイメージについて勉強します。日本のメデイアには世界はどう見られますか。言語の問題、価値観の問題。観光業の中の日本のイメージ:自然環境と日本人の関係。日本食と世界。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
7回目
第7回:日本の文学と映像作品の受け入れ;歴史認識問題
トピック、到達目標:西洋の日本文学と日本映画の受け入れについて勉強します。翻訳の魅力と難点にすいて勉強します。理想化された自画像:日本文化論。過去と向き合う:歴史認識問題と靖国問題を世界(特にヨーロッパ人)はどう見ていますか。記憶の問題と異文化理解力の重要性。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
8回
第8回: J-POP, アニメと漫画
トピック、到達目標:J-POP, アニメと漫画を世界はどう受け入れましたか。世界のアニメと漫画はなぜ日本へ受けられないですか。フランスのジャパンエキスポ、世界のアニメフェスなど。ネット文化。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
9回
第9回:伝統文化と日本の現代社会の紹介。
トピック、到達目標:伝統文化と日本の現代社会を世界にどう紹介すればいいですか。学内サークルを含めて、伝統文化を紹介する活動に勉強します。(茶道、生花、観光業)。フィードワーク。自分やグループ活動としてのプロジェクト研究の中間レポート。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
10回
第10回:日本語と世界、日本研究と世界
トピック、到達目標:日本語はどこで教えられていますか。世界の日本語教育の未来は何ですか。世界の日本研究について勉強します。日本語の教科書の中の日本のイメージ。世界の変わる語学教育は日本語教育:ヨーロッパ言語共通参照枠の目的と理想の解釈。CLILやランゲージシャワーのテクニック。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
11回
第11回:日本の中の世界:「外国人」「留学生」「難民」
トピック、到達目標:日本の中に生きている外国人、在日コリアン、在日中国人などについて勉強します。外国人の集住地域。日本社会の中の他者:アイヌ人、沖縄人などは世界でどう見られていますか。外国人が見る日本。留学生と外国人労働者。難民問題、移民問題の対応。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
12回
第12回:日本へのもう一つの眼差し:台湾。多分化共生社会は実現できるのか?
トピック、到達目標:日本とアジア。日本へのもう一つの眼差し:日本と台湾の関係について勉強します。台湾の「日本語人」。市民社会のパブリックディプロマシー。 グローバル社会のさまざまな問題点について勉強します(高齢化社会、多言語社会、他民族社会)。多分化社会の可能性とその批判。他民族共生の現代ヨーロッパ社会への眼差し。フォーカス:世界の中のイスラム教と日本の中のイスラム教。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
13回
第13回:研究プロジェクトの発表会
トピック、到達目標:「世界の中の日本」(日本の伝統文化と日本社会を紹介する)プロジェクト(個人やチームワーク:発表(ppt)、エッセー、録画、録音、ポッドキャストとその他のニューメディアのプロジェクト)の発表会。まとめ。 事前学習
[事前学習:2h] 次回のクラスとディスカッションに積極的参加するために準備することです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
事後学習
[事後学習:2h] TEAMSで公開されている資料をもとにしてクイズやエッセーを作成する。図書館等で関連文献を読むことです。個人で、あるいはチームワークで最後の発表の準備を進めるのは望ましいです。
14回
事前学習
事後学習
15回
事前学習
事後学習
16回
事前学習
事後学習
17回
事前学習
事後学習
18回
事前学習
事後学習
19回
事前学習
事後学習
20回
事前学習
事後学習
21回
事前学習
事後学習
22回
事前学習
事後学習
23回目
事前学習
事後学習
24回
事前学習
事後学習
25回
事前学習
事後学習
26回
事前学習
事後学習
試験及び成績評価
評価と成績は次の要素から構成されます:
・授業でのアクティビティ、学習への取り組み 30% ・毎週授業ノートの提出、ノートの完成度 30% ・課題提出(クイズ、エッセー、チームワーク) 40% 課題(試験やレポート等)に対するフィードバック
クイズの場合は、TEAMSで点数をつけて、解説コメントを掲載します。
レポートや他の課題の場合は、TEAMS での提出後、解説コメントを掲載します。 毎回、次回授業内で解説を行います。 講義で使用するテキスト(書名・著者・出版社・ISBN・備考)
配布資料
担当教員
適時配布します
参考文献・推薦図書
・参考文献は授業中に紹介します。
・『国際文化交流を実践する』国際交流基金(編)、(及川直志、東京、2020年) ・Edström, Bert (ed.): The Japanese and Europe: images and perceptions. Richmond : Japan Library, 2000. 研究室
東金キャンパス H棟4階401研究室
オフィスアワー
月曜日ランチタイム
月曜日3限目 水曜日ランチタイム 水曜日3限目 科目ナンバリング
学位授与方針との関連
関連ページ
・関連ホームページは授業中に幅広く紹介します。
・関連ホームページに関しての資料をTEAMSで公開します。 ・授業紹介動画はこちらにあります:https://www.youtube.com/watch?v=oE83T1e8yXU |